木村拓哉さん(44)主演のドラマ『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)の第3話が29日に放送され、関東地区の平均視聴率が13.9%、関西地区は16.5%だったことが明らかとなりました。
15日放送の第1話は関東地区が14.2%、関西地区が17.3%、22日放送の第2話は関東地区が14.7%、関西地区が16.7%となっており、第3話で初めて数字がダウンしています。
第3話は、原因不明の腹痛を訴えている女の子が小児科を受診し、小児外科医の壇上深冬(竹内結子さん)は女の子を入院させ、元恋人で心臓血管と小児外科を専門とする職人外科医・沖田一光(木村拓哉さん)の力を借りて原因を特定し、手術することを決める。
<↓の画像は、壇上深冬役を演じる竹内結子さんの写真>
しかし、女の子を以前診察し心因性と診断していた医師は、小児外科治療学会のトップだったことから、深冬は壇上記念病院院長で父親の虎之介(柄本明)に手術を止められてしまうのですが、沖田は壇上記念病院を辞めて、他の病院で女の子の手術を行うと訴える。
<↓の画像は、沖田一光役を演じる木村拓哉さんの写真>
その後、深冬の夫で壇上記念病院・副院長(脳外科医)の壮大(浅野忠信さん)は、沖田に「うちでやってくれ。オペは俺が許可する。」「ただし、条件がある。深冬には切らせないでくれ。俺には深冬を守る責任がある。」という条件のもとで女の子の手術を許可。
沖田はそれを了承し手術に臨むのですが、深冬は沖田に「私にオペをさせてください。」と手術直前に訴え、沖田と2人で女の子の手術を行い見事成功。
これに対して、壮大は沖田に「なんで深冬に切らせた?」「お前がそそのかしたのか?」と責め立て、さらには「まだ好きなのか?深冬のこと。どうなんだ。」と、かつて恋人同士だった2人の関係を怪しむというシーンが最後にあったのですが、この展開に対して視聴者からは、「もう元カレとか元カノとか気にする歳でもないでしょ」、「医療ドラマに恋愛要素を入れないでほしい」「物語がブレてしまってうざい」などといった不満の声が上がっています。
こうした批判の声が上がり、第3話でついに数字が下がってしまったわけですが、同時間帯にフジテレビ系で放送の小雪さん主演『大貧乏』は、第1話が7.7%、第2話で4.4%と急落したものの、第3話で4.8%、第4話で5.0%と少しずつ数字が回復しています。
<↓の画像は、小雪さんがシングルマザー役を演じている『大貧乏』のワンシーン>
『A LIFE』から視聴者が流れているのかどうかは定かではありませんが、視聴者からの評判はまずまずといったところで、今後も少しずつ数字が回復していく可能性もありそうです。
木村さんにとってSMAP解散後初の連ドラ主演となる『A LIFE』は、今後の俳優人生を左右する可能性もあると言われている大事な作品で、これから右肩下がりとなって1ケタ台に突入といったことは絶対に許されないのですが、これからストーリーを盛り上げていき数字の低迷を食い止められるのか、それとも下降していくのか、引き続き注目したいところですね。