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映画『無限の住人』興行成績に不安要素? SMAP解散後初の主演作にジャニーズ気合いも、木村拓哉の演技や脚本・演出に厳しい声

木村拓哉が主演『無限の住人』の内容が酷評の嵐で大コケ? キムタクのイメージビデオ状態、前評判は最悪で興行収入は…

元SMAP・木村拓哉さん(44)が主演の映画『無限の住人』(4月29日公開)の完成報告記者会見が15日に行われ、木村さんをはじめ、三池崇史監督(56)、杉咲花さん(19)、福士蒼汰さん(23)、市原隼人さん(30)、戸田恵梨香さん(28)が出席。

この作品で三池監督と初タッグを組んだ木村さんは、「喋る言語は日本語、時代劇、撮影は京都…ザッツ・ジャパニーズなのに、モチベーションの高さが海外の現場にいる錯覚に陥る。自分は出演部として現場にいたんですけど、スタッフのやる気、情熱、絶対に面白いものを作るという1カット、1カットに、いっぱい感動させてもらった」「監督のいろいろな発想、発案にどこまで近づけるかの試みは楽しかった。アクションに参加する方、どのフレームに映り込む、全ての人の情熱があった。撮影中のトラブルで、ちょっと自分がケガ(右膝じん帯を損傷)したり、監督が足の骨を折られたりありましたけど、絶対に前に行くモチベーションがあり楽しかった」などと語っていました。

<↓の画像は、会見に出席した出演者らの写真>

『無限の住人』は、漫画雑誌『月刊アフタヌーン』で1993年6月~2012年12月にかけて連載され、累計発行部数750万部を突破している同名漫画を実写化した作品。

木村さんが演じているのは、100人斬りの異名を持ち、謎の老女から不老不死の無限の肉体を与えられた剣士・万次を演じています。

この作品には会見に出席した出演者の他にも、市川海老蔵さん(39)、栗山千明さん(32)、北村一輝さん(47)、満島真之介さん(27)、金子賢さん(40)、山崎努さん(80)など、主演級の豪華キャストが揃っており、公開前から大きな注目を集めています。

木村さんはSMAP解散後、1月からスタートしたドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)で主演を務めていますが、映画に出演するのは2015年7月公開の『HERO』以来となっており、プロモーションにはかなり力を入れている様子なのですが、この作品に対して厳しい声も上がっています。

<4月29日公開の映画『無限の住人』>

ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』、『サイゾーウーマン』、『アサ芸プラス』が報じている記事によると、2月上旬に東京都内で試写会が行われたそうなのですが、試写会に参加したマスコミ関係者たちの間では「まるでキムタクのイメージビデオかというような内容だった」という声が多く上がっていたといい、「いかに木村をかっこよく撮るかにこだわった作品」という声もあったとのこと。

そのため客席の反応は微妙なものだったようで、SMAPのファンだったという女性記者は、「冒頭は10分ほどのモノクロシーンは素晴らしく、グッとその映像美に引き込まれましたが、その後は延々と『いかにキムタクをかっこよく見せるか』という内容でした。いつもの“キムタク主演ドラマ”と同じような感じですね。まるで『キムタクのPV』のような印象もありました。」と感想を述べています。

また、劇中には敵役の首が飛んだり、血みどろになるなど、グロテスクなシーンも多くあることから女性ウケは厳しそうだといい、佐藤健さん主演の実写映画『るろうに剣心』の方が内容は勝っていた印象で、「途中、記者から『飽きた……』と言わんばかりのため息も聞こえてきたし、マスコミ関係者の間では『大ヒットは難しいのではないか』と囁かれています」としています。

そして、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられていました。

本公開前から厳しい声が上がっている『無限の住人』ですが、ジャニーズ事務所と配給のワーナー・ブラザースはヒットさせるために、今後プロモーション活動を大々的に行っていこうとしているようで、映画館別の関連イベントの開催、異なるバージョンの前売り券を販売するということが提案されているとのことです。

昨年のSMAP解散騒動によって木村さんのイメージが悪化、人気が大幅にダウンし、1月から放送の『A LIFE』は放送前から大コケを心配する声も上がっていたのですが、第5話終了時点で平均視聴率は12~14%台で推移し、現時点で今期放送の民放ドラマの中ではトップとなっており、現在も多くの方に注目されていることがうかがえます。

しかし、お金を払って観に行く映画となると話は別で、木村さん以外の出演者も豪華ではありますが、「何を演じてもキムタクにしか見えない」などと言われている木村さんが主演ということから、微妙な結果に終わるという可能性もあるとみられています。

木村さんが主演を務めた2010年12月公開の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』についても、試写会の段階で「かなりの期待はずれ」、「キムタクは(主人公の)古代進じゃなくてやっぱりキムタクだった」という厳しい声が上がっていたと当時報じられており、最終興行収入は41.0億円を記録したものの、総製作費は20億円で、当初は50億円突破を見込んでいたとも言われています。

ちなみに、2006年12月公開の『武士の一分』は最終興行収入41.1億円、2007年9月公開の映画『HERO』は81.5億円、2015年7月公開の2作目『HERO』は46.7億円でした。

木村さんの主演作はいずれも40億円以上の興行収入を記録しており、『無限の住人』についてもこのラインを目指したいところですが、前評判が良くない中でどれほどの数字を記録するのか注目したいですね。

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