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勝地涼が木村拓哉に役者活動の心境、ネットの演技批判を語り話題に。葛藤や苦悩を語る

木村拓哉がモニタリングで赤裸々な本音…何をやってもキムタク、世間の批判に言及し反響。画像あり

木村拓哉さんが2日放送の特番『ニンゲン観察!モニタリング 超豪華芸能人大集合!新春3時間SP!!』(TBS系)に出演し、俳優活動をする中での葛藤、苦悩について赤裸々に語ったことで大きな反響を呼んでいます。

この日の番組では、18日公開の主演映画『マスカレード・ホテル』(鈴木雅之監督)で共演している勝地涼さんが、木村拓哉さんに突然「俳優を辞めたい」と人生相談したら、どのような反応を見せるのかというモニタリング企画が放送されました。

このモニタリング企画の仕掛け人である勝地涼さんは、2人っきりの控室で木村拓哉さんにしか出来ない相談があるともちかけ、「役者を辞めようか今迷っていて…」と悩みを打ち明け始めました。

<↓の画像が、勝地涼さんと木村拓哉さん出演の『モニタリング』の写真>

この相談に対して木村拓哉さんは「何で?それはパートナーに相談したの?」と切り返し、勝地涼さんがまだ妻で元AKB48・前田敦子さんには話をしていないと答えると、「そっち先じゃない?涼君だけの人生ではないわけじゃん。パートナーにまずは相談するべきだと思うよ」と諭しました。

<↓の画像が、勝地涼さんと木村拓哉さん出演の『モニタリング』の写真>

勝地涼さんは俳優を辞めたいと思った理由について、様々な演技を求められる中で俳優としての壁を感じ、その壁が越えられない苦悩などによって、役者を続けることがしんどくなってしまったと説明しました。

これを聞いた木村拓哉さんは、誰だってしんどい思いをしながら役者を続けており、自分もしょっちゅうそうした気持ちになっていると明かし、勝地涼さんが木村さんにどういう時に辛くなるのか質問すると、「いや、もうだって、やることなす事ね、色々と叩かれるから。それに対しては、そういう意見もあるのかとは思うけど、でも事実だしね、それも。」と答えました。

<↓の画像が、勝地涼さんと木村拓哉さん出演の『モニタリング』の写真>

さらに、勝地涼さんは木村拓哉さんのことを昔から観てきて、才能がある方だと感じている一方、自分はどの役を演じても普通になってしまうという悩みもあると語ると、「自分だって言われてるもん、『何やったってキムタク』だって。しょうがないよね、人がそう言うんだから、でもそれはそれだし」と返しました。

<↓の画像が、勝地涼さんと木村拓哉さん出演の『モニタリング』の写真>

また、「辛いのは、みんな辛いって。涼君の中の辛さと他の人の辛さを比べる必要はないけど、辛くない人なんていないよ、絶対。」といい、そこから勝地涼さんも師匠と慕っている演出家・蜷川幸雄さん(2016年5月死去 享年80)について語り始めました。

木村拓哉さんは1989年に上演された蜷川幸雄さん演出の舞台『盲導犬』に出演し、そこで受けた熱い演技指導などによって心構えが変わり、本腰を入れるようになったと振り返り、「蜷川さんの元で人から拍手をもらうことの凄さに気付かされたし、そこから本腰になったから、それをやることが自分の責任だし、(役者を辞めようと思ったことは)無い」とした上で、勝地涼さんに対しては「今できていることって、今しかできないと思うよ。逃げるのは簡単だけど、逃げた先でもっと後悔すると思うよ」と諭していました。

<↓の画像が、勝地涼さんと木村拓哉さん出演の『モニタリング』の写真>

こうした言葉に感動した勝地涼さんは、仕掛け人ではあるものの涙を流していたのですが、自身に関することも赤裸々に語っていた木村拓哉さんに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、木村さんの口から「何やったってキムタク」と言われるなどの発言が飛び出したことに驚いた方が多い様子です。

木村拓哉さんはこれまで様々なドラマや映画に出演しているものの、出演した作品の多くで自身の枠にハマった役柄を演じ、世間が持つキムタク像を崩さない演技を披露しており、昔はそれでも十分通じていたものの、それを続けていることで世間には飽きられ、歳を重ねるごとに痛々しさも感じられるようになったことで、世間から批判的な声が多く上がっています。

映画監督としても高い評価を受けているビートたけしさんも、2016年12月に週刊誌『週刊実話』の中で、「いまは、ドラマにキムタクを使ってれば必ず高視聴率を取れるって時代じゃなくなったし。子役で売れた役者と同じで年取ったら使えないヤツっているじゃん。『渡る世間は鬼ばかり』のえなりかずきとか(中略)どんなドラマのどんな役にどうやって使うんだって。キムタクもそんな感じで、トレンディードラマ時代のキムタクのイメージが強すぎるし、何やってもキムタクじゃん。」と語っています。

このように厳しい批判を浴びている木村拓哉さんは、普段からネットニュースを見ていることや、自身に対する世間の反応もチェックしていることを明かしており、今年8月に『Yahooニュース』が配信したインタビュー記事では、主演映画『検察側の罪人』について語る中で、「自分はそこで『こう演技した』と説明できるほどの表現者ではないです。先日、一般の方々向けの完成披露試写会を終えた時も、ネットを開いたら、『俺は原作の大ファンだけど、やっぱ木村には無理でしょう』みたいな一般の方からのコメントが目に入って、『ですよね』と思ってしまった。それに言い返せない自分がいて……。」と明かしています。

SMAP時代の木村拓哉さんはこうした弱みをあまり見せず、常に強気な発言をすることで自身を追い込み、奮い立たせていた部分があったのではないかと思うのですが、SMAPが解散したことで状況が一変し、自身に対する世間の反応は大きく変わったこともあり、SMAPが解散して以降は、より多くの人達に親しみを持ってもられるように変わっていこうとしていると感じます。

『モニタリング』での発言もその現れのように感じ、今も様々な苦悩を抱え、葛藤をしながら新たな挑戦をしている様子で、今後も恐らく厳しい声が飛び交うことになると思いますが、そうした中でこれからどう変わっていくのか引き続き注目していきたいですね。

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