ベストセラー作家・東野圭吾さん原作の『マスカレード・ホテル』が、元SMAPの木村拓哉さんが主演で映画化(2019年公開予定)され、刑事役に初挑戦することが先日正式発表されました。
ヒロイン役は長澤まさみさんが演じ、木村拓哉さんとは初共演となっています。
『マスカレード・ホテル』は、東京都内で発生した3件の事件現場に残されている不可解な数字の羅列から、4件目の事件現場は高級ホテル「コルテシア東京」だと突き止め、そこから警察がホテルの従業員になりすまし、潜入捜査を行っていくというストーリー展開となっています。
<↓の画像は、『マスカレード・ホテル』映画化のスポーツ紙報道>
東野圭吾さんの「マスカレード」シリーズは、累計275万部突破という人気の高いシリーズで、2011年に1作目となる『マスカレード・ホテル』、2014年に2作目『マスカレード・イブ』、今年9月に3作目の『マスカレード・ナイト』が出版されました。
このような人気小説の実写映画で主演に抜擢された木村拓哉さんは、「『マスカレード・ホテル』という非常に面白い原作を、如何に自分たちが体現できるかプレッシャーはありますが、全力で頑張ります」「新田の職業は刑事ですが、今回は潜入捜査であり、ホテルマンでもあるので、そのバランスが非常に面白いと思っています。ホテルマンの制服に袖を通すと、自然と背筋が伸び、この作品に関わっている間は、ずっと姿勢が良いと思います(笑)」とコメントしています。
木村拓哉さんは来年公開される『検察側の罪人』でも主演し、あまり間を置かずに映画出演を決めているのですが、昨年末をもってSMAPが解散したことによって、木村さんは役者としての仕事に力を入れ始めています。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によると、木村拓哉さんが今年に入ってから例年にないペースで仕事を行い、現在の過密スケジュールは木村さん本人の希望によるものだと伝えています。
そして、木村拓哉さんが主演する新ドラマの放送もすでに決定しているそうで、来年1月期にテレビ朝日系の木曜21時のドラマ枠で主演作が放送されるといいます。
テレビ朝日の木曜21時枠では現在、米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第5シリーズが放送されていますが、その後からスタートすることになるようです。
木村拓哉さんは2年半前の2015年4月期に放送された『アイムホーム』で主演し、初回平均視聴率16.7%、最終回は自己最高の19.0%、全10話の期間平均視聴率は14.8%という好成績を残しています。
木村拓哉さんは昨年のSMAP解散騒動で、完全に裏切り者扱いされて猛バッシングを浴び、イメージもかなり悪化してしまったことから、今年は仕事量を減らすのではないかとも囁かれていたのですが、スポーツ紙の記者は「『仕事がない』と思われたくなくて、これまで以上に稼働することを、木村自身が希望したのかもしれません」と語っています。
真偽のほどは定かではありませんが、木村拓哉さんは人一倍負けず嫌いなので、他のSMAPメンバーが様々な活動をしている中、自分だけが止まるわけにはいかないと思い、何が何でも前を進んでいくという決意を固めたのかもしれないですね。
木村拓哉さんが今年1月期に主演したドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は、全10話の期間平均視聴率が14.5%とまずまずの数字を記録したものの、多額の制作費を注ぎ込んだ割には低いという指摘もあります。
来年1月期に放送されるという主演ドラマも、恐らく15%以上の数字を取らなければ合格ラインとは言えないとされると思うのですが、次のドラマではどのような役に挑戦し、どれほどの数字を獲得できるのか注目ですね。