公開17日間で累計興行収入が約47億円に達した宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』に特別出演し、大きな注目を集めている木村拓哉さん(50)が、来年4月期にテレビ朝日で連続ドラマの主演が決定したと3日発売の週刊誌『週刊文春』が報じています。
週刊文春によれば、放送はテレビ朝日の看板ドラマ枠である木曜ドラマ枠(木曜21時)で、ドラマの脚本を手掛けるのは、これまでに『ギフト』『GOOD LUCK!!』『エンジン』『BG〜身辺警護人〜』などでタッグを組んでいる人気脚本家・井上由美子さんとのことです。
最新ドラマのタイトルや内容など詳細はまだ明らかになっていないそうですが、「ひょっとすると、『BG』の続編、パート3になるのかもしれません」
とテレビ朝日関係者が語っています。
<↓の画像は、木村拓哉さん主演『BG』シリーズ出演者の写真>
木村拓哉さんは今年、4月期放送の『風間公親 教場0』(フジテレビ系)、映画『レジェンド&バタフライ』で主演し、加えて海外ドラマ『THE SWARM/ザ・スウォーム』に出演するなど、50代に突入して以降も俳優として新たな挑戦を続けています。
そんな木村拓哉さんはジャニーズ事務所内でも特別な存在だそうで、「藤島ジュリー景子社長ですら、木村さんの仕事には口出しできない。仕事のオファーを受けるかどうかは、完全に本人次第です」「事務所の指図は受けない木村さんですが、『教場』に出演するかどうかは、妻の工藤静香さんや娘さんたちに相談したそうです」
と木村さんの知人は語っています。
この報道を受けてネット上では、
- 静香がマネージメントしてるのか?
- 教場もよかったけど、BGも好きだった!シリーズなら楽しみ。斎藤工さんや菜々緒さんも続投してほしいな。
- もうそろそろ主役を辞める選択をしても良い気がする。いっつもカッコいいばかりで同じに見えるし
- 何やかんや言っても気になる存在。たまには悪役も見てみたい
- キムタク退所なんて記事あったけど、ジャニーズとずぶずぶのテレ朝主演が決まったということは、今後も事務所にいるんだろうな。
- キムタクももう50。そろそろ規定路線から外れてもいいんじゃないかと思う。例えば、田村正和さんが演じた古畑任三郎のような。
2枚目路線だった田村さんが、子供たちとドタバタを繰り広げるパパシリーズや古畑は、脚本の面白さと二枚目しか演じられないイメージだった田村さんの作り込んだ演技で本当におもしろかった。いい脚本家と組んでトライしてみてほしいなぁ。 - 主役じゃなくて助演やっても面白いと思うんだけどな。キムタクが主役じゃないんだ、っていう意外性。主役やるより、興味ある。
などの声が上がっています。
木村拓哉さんは、2015年4月期に上戸彩さんと共演の『アイムホーム』で主演して以降、テレ朝の木曜ドラマ枠で大体2年に1回のペースで主演するようになり、2018年と2020年にはBGシリーズ、昨年には新作の『未来への10カウント』が放送されました。
『未来への10カウント』には、満島ひかりさん、安田顕さん、King & Prince・髙橋海人さん、村上虹郎さん、八嶋智人さん、波瑠さん、生瀬勝久さん、内田有紀さん、柄本明さんなど、主演級の人気俳優たちが顔を揃えており、そして木村さんがこれまでとは少し違った役どころに挑戦するとのことで注目を集めました。
しかし、初回放送から早々に数字が低迷して第3・4話では世帯視聴率が2ケタを切り、全9話の期間平均視聴率は10.9%と伸び悩み、木村拓哉さん主演の連ドラとしては過去最低の数字を記録しました。
また、各テレビ局が今重要視しているコア層(13~49歳)の個人視聴率は2~3%台で推移し、コア視聴率は同時間帯最下位という厳しい数字となっていました。
続いて今年4月期放送の『風間公親 教場0』は、スペシャルドラマが好視聴率を獲得していたことや、連ドラ版も主演級の豪華キャストが揃っていたことで注目を集めましたが、こちらも同様に視聴率は伸び悩み、全11話の平均世帯視聴率は9.8%で、2作連続で自己ワースト記録を更新、11話中8話が視聴率1ケタ、そしてコア視聴率も大体2~3%台で推移し、これによって続編の映画化計画が白紙になったとも報じられています。
このように木村拓哉さんは最近主演ドラマで良い結果を残せておらず、それによっていつまでも似たような主役を演じ続けるのではなく、2番手以降で悪役や主人公をサポートする役どころなど、新たな挑戦をしていった方がいいのではとの声が多く見受けられます。
そうした指摘を木村拓哉さん自身はどう受け止めているのかは定かではありませんが、すでに2作連続で主演ドラマが微妙な結果になっているので、『BG』などヒットシリーズの続編もいいですが、主演以外のポジションで連ドラに出演する姿も見てみたいですね。