SMAPが年内をもって解散することが決定し、来年以降のそれぞれのソロ活動にも注目が集まっているのですが、“キムタク”こと木村拓哉さん(43)は海外で活動の意向があるという噂が囁かれているといいます。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、木村さんのスケジュールはドラマや映画などで、すでに来年夏まで埋まった状態であるものの、ハワイで休暇を取っていた間に、アメリカの映画関係者とも会って今後のプランを話し合っているといいます。
木村さんは家族とともにプライベートでハワイを訪れていたのですが、それから遅れてジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長、藤島ジュリー景子副社長もハワイに行っていたという話で、今後の活動について話し合いを行っていたのではないかとも囁かれていたのですが、それがもし事実だとすると、メンバーで唯一独立を拒否した木村さんに対して「ジャニーズ事務所側が“恩賞”として本人の希望に手を貸したという見方もできる」とのこと。
木村さんは以前より海外進出に意欲的だったものの、うまく軌道に乗せることが出来なかったそうで、2004年公開の香港映画『2046』では大手広告代理店が主導し、「タクヤ・キムラ」をビッグネームにするために動いたものだったそうで、当時はマスコミも「世界のキムタクへ」と大々的に煽り、日本の民間人代表としてロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗る計画まで報じられていたそうなのですが、主演級の木村さんが映画に出演していたシーンはたった数分間だけで、カンヌ映画祭では別作品に出演していた当時14歳の柳楽優弥さんに持っていかれてしまっていたといいます。
このことについて当時をする芸能記者は、「あれは木村の出演と引き換えに日本サイドから映画製作に大きな資金提供があったのに、芸術肌のウォン・カーウァイ監督がそれを気にせず、木村をチョイ役としてしか扱わなかったと聞いてます」と明かし、木村さんが日本語のセリフしか喋らず、英語力の無さも原因の一つだと言われていたという話も。
<↓の画像は、当時の木村拓哉さんの写真>
(画像左がウォン・カーウァイ監督)
2008年に公開された全編英語のフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』に出演した際も、スポーツ紙では「木村のセリフはすべて英語」と書かれていたものの、セリフ自体がほとんどない無言の出演だったのですが、前出の記者によれば「4年間の勉強でも発音に進歩がなかったらしく、セリフを入れようにも入れられなかった」とのこと。
木村さん本人も自身の英語力の低さを認めており、ラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)にて「相手がね、何を言いたいかってことくらいは分かるんです。リスニングはできるんですよ、僕。だけどトークができないんです」「1対1ならなんとか分かる感じですね」と明かしていました。
<↓の画像は、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』で共演したジョシュ・ハートネットさん、イ・ビョンホンさんとのスリーショット>
しかし、木村さんは海外進出の夢はまだ諦めていないそうで、ここ最近では映画『ミッション:インポッシブル2』などを手掛けているジョン・ウー監督が制作した台湾観光局のCMに出演。
- 木村さんが出演の台湾観光局のCM(YouTube)
そして、木村さんは現在、NHKで以前放送されていた『英語でしゃべらナイト』にゲスト出演し、英語力が高く評価されていた妻で歌手の工藤静香さんを家庭教師代わりにし、定期的なハワイ休暇で英語を体感しながら語学力のアップに励んでいるといいます。
そのため、以前まで頻繁に行っていた千葉・九十九里浜でサーフィンをほとんどやらなくなったそうです。
なお、今回ハワイで話し合いがあったのは、ハリウッドなどアメリカ映画へのオーディション参加という噂だとというものの、「もちろんガチではなく、合格ありきで決定できるかという交渉なんでしょうけどね」とのことです。
これに対してネットでは、
- リスニング出来てトーク出来ないって最悪じゃん。それで海外進出って、頭悪過ぎ。てっきり過去の失敗で懲りたと思ったわ。
- 海外?中国と韓国かな?英語圏は無理
- 解散に納得できない…ファンと同じ気持ち…ファンに申し訳ない…なんて言いながら、解散後の活動について一番アグレッシブにのびのびと動いていませんか?これでは口だけの人と思われてもしかたないですよ
- 日本でも、致命的に演技力もない上に、英語の発音も下手で、海外のオーディションに受かるはずがない。ハリウッドも資金不足だから、ジャニーズの力でごり押しすることは可能だろうけど、大役になればなるほど、キムタクの演技力のなさと英語の下手さがクローズアップされるだけだと思う。これだけキムタクへのバッシングがあるのに、キムタクだけ優遇して仕事を入れようとするジャニーズ事務所は頭が悪いとしか思えない。
- キムタクにとっては、ジャニーズの資金力で海外進出の箔をつけて、その間にSMAP解散騒動が落ち着いたら、日本に戻ってくればいいって計算。適当に海外の映画に出て、ファンの子に映画館に何十回も行ってもらえば、恥ずかしくない結果は残せるでしょ
- 昔出た27時間テレビのネプリーグで常識問題さんざんでドン引きしたわ。英語以前に一般常識の知識も痛い。
- どんなに英語が流暢になっても『ちょ、待てよ』の演技では…まず母国で演技指導がさきでしょう。
- 顔を見なくてすむならそれがいい。もう、日本には帰って来なくていいですよ
などのコメントが寄せられています。
この話が一体どこまで本当で、再び海外進出を狙って勉強をしたり、実際に交渉なども行っているのかどうかは定かではありませんが、SMAPの解散騒動の裏で自分だけコッソリとこのようなことをやっていたのだとすると、さらにバッシングを浴びることになるでしょうね…。
海外進出したいという思いが強いのであれば、自由にやりたいように挑戦をしていけばいいと思いますが、特別英語が出来るというわけでもなく、演技が上手いわけでもなく、人気も以前に比べて落ちてしまっているといった状態で海外に進出をしたとしても、これまでと同様の結果に終わるのではないでしょうか。
ちなみに、先日ニュースサイト『リアルライブ』が報じていた記事によると、SMAP解散後の2017年春に歌手としてソロデビューすることが決定したといい、業界の大物に作詞と作曲を依頼しているそうです。
木村さんはその楽曲で『NHK紅白歌合戦』への復帰を視野に入れているといいます。
海外進出計画に加えて、ソロ歌手としてデビューと、SMAP解散後に活動が活発的になりそうだとみられている木村さんですが、裏切り者扱いされてイメージも最悪な中で、果たしてソロ活動はうまくいくのでしょうか…。