元SMAPの“キムタク”こと木村拓哉さん(きむら・たくや 47歳)が、『マクドナルド』の年間CM出演に続き、人気アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系 土曜17時)の新作映画『ドラえもん のび太の新恐竜』(3月6日公開)に、ゲスト声優として初出演することが発表され話題になっています。
木村拓哉さんは過去に、2004年公開のスタジオジブリ作品『ハウルの動く城』、2010年公開のSFカーアクション作品『REDLINE』のほか、2014年放送の『サザエさん』、2015年放送の『クレヨンしんちゃん』に声優として出演したことがありますが、アニメ映画出演は10年ぶり3度目となり、『ドラえもん のび太の新恐竜』ではサルの姿をした謎の男・ジル役を演じます。
<↓の画像が、木村拓哉さんが演じる謎の男・ジルの写真>
『ドラえもん のび太の新恐竜』は、『映画ドラえもん』シリーズ通算40作目、原作漫画『ドラえもん』の連載50周年の節目に制作の記念作品で、1980年公開の第1作『ドラえもん のび太の恐竜』、2006年公開の第26作『ドラえもん のび太の恐竜2006』とタイトルが似ていますが、過去の作品とは異なるオリジナルストーリーとなっています。
内容は、のび太が双子の恐竜と出会い、仲間の恐竜たちを探すために6600万円前の白亜紀を舞台に大冒険を繰り広げるものとなっており、木村拓哉さん演じるサルの姿をした男・ジルは、のび太等の運命を握る重要な役どころとのことです。
<↓の画像が、『ドラえもん のび太の新恐竜』写真>
初の『ドラえもん』出演に対して木村拓哉さんは、「ドッキリ企画かと思ったほど、驚きました(笑)。幼少の時からずっと楽しんできたドラえもんの世界に入り、1つのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません」
と語り、「ドラえもんやのび太たち、声優の方々の声に引っ張ってもらえた気がします。家族みんなで楽しめる映画ですので、ぜひ見てください!僕も早く見たい!」
と呼び掛けています。
テレビ朝日の川北桃子プロデューサーは木村拓哉さんの演技について、「大げさではなく、描き起こしたキャラクターから木村さんの声が聞こえてくるようでした」
とコメントしています。
そして、木村拓哉さんの『ドラえもん』出演発表に対してネット上では、
- えー、ドラえもんにキムタク要らない。
- 最近キムタクプッシュ凄いですね。需要あるんですかね。
- 最近何なん?CD出すから?
- 昔は良かったね。こんなガツガツした人になろうとは…
- ゴリ押しひどい もう容姿がやばいから最後のひと稼ぎって感じなのかね
- どこにでもしゃしゃってくるのほんとに迷惑
- ジャニーズ事務所の凄さを見せつけられてる感じ
- キムタクってマックのCMにも出てたけど最近振り切ってんの。チョマテヨって言ってたし
- ありとあらゆる分野にグイグイ来るから嫌でも目につく。ゲーム界とかアニメ界とかまで頼むから来ないで
- 本人役で出るならそんなに違和感は無いかもだけど、キャラクターになりきるのは難しそう
- なりふり構わずってこういうことかと思った。でも嫌いではない。芸能人は仕事をしてナンボだもんね
- マックにドラえもん、豪華な共演者での連ドラ、カリスマからの曲提供、単発の良い役どころ さすがキムタク。バラエティーだと人柄が出るしイメージ大事
- キムタクのカジュアル化が加速してる
- キムタクブランドが変化している…高級なハイブランドというイメージが庶民派にシフトチェンジした感じ
前はサントリー「プレミアム・モルツ」に出てたのに「プライベートでは第三のビールなんて飲んでないだろ」というCMサントリー「金麦」に出て、このごろは「マクドナルド」にも・・・
などのコメントが寄せられています。
2016年末をもってSMAPが解散し、本格的にソロ活動をスタートさせて以降、木村拓哉さんの仕事内容が少しずつ変化していき、ドラマの番宣時には、これまで出演することがなかったようなバラエティ番組にも積極的に出演したり、2018年にはゲームソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』に出演し、主人公の声などを担当しており、仕事を選ばなくなったと話題になりました。
また、15日からはマクドナルドCMに出演し、「ちょ待てよ!」というセリフも披露するなどして反響を呼んでいます。
木村拓哉さんは8日にソロデビューアルバムをリリースし、それも関係しているのかここ最近また露出が激増しており、様々な仕事に挑戦する姿を評価する声が上がる一方、“ゴリ押し”が酷いといった否定的な反応も多く、今回発表された『ドラえもん のび太の新恐竜』のゲスト出演に対しても微妙な反応が目立ちます。
ちなみに、『映画ドラえもん』シリーズには過去にも様々なタレント、お笑い芸人などのほか、神木隆之介さん、船越英一郎さん、相武紗季さん、堀北真希さん、香里奈さん、温水洋一さん、真矢ミキさん、福山雅治さん、小栗旬さん、鈴木福さん、向井理さん、松平健さん、市村正親さん、観月ありささん、長澤まさみさん、大泉洋さん、広瀬アリスさん、吉田鋼太郎さん、柳楽優弥さんなど、役者として活躍している方も多く出演しています。
木村拓哉さんもこれまでに様々なアニメ作品で声優を務めており、『映画ドラえもん』にゲスト出演することにはそこまで違和感は抱かないですが、最近あまりにも露出が増えていることや様々なジャンルへの進出は気になるところで、なりふり構わず仕事のオファーを受けることによって、イメージがさらに悪化してしまわないか少し心配です。
4月期にはドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系 木曜21時)のパート2が放送されるとの情報が出ており、ゴリ押しはまだまだ続きそうな気配ですが、さらなる露出増によって人気が上がっていくのか、それとも逆に下がってしまうのか、果たしてどのような結果になるでしょうかね。