元SMAPの木村拓哉さんが18日放送の報道番組『報道ステーション』(テレビ朝日系 )にVTR出演し、独占インタビューの模様が放送され大きな反響を呼んでいます。
『報道ステーション』のメインキャスターである同局の富川悠太アナウンサー(40)のインタビュー取材に応えた木村さんは、4月29日公開の主演映画『無限の住人』(三池崇史監督)に関するインタビューを受けていた中で、富川アナが「撮影中はまだSMAPの木村さんだったんですよね?」と質問したことがきっかけで、SMAPの解散についてテレビで初めて言及。
SMAP解散後に何か違った感覚はあるか聞かれ、「どこかやっぱり去年までは自分が漕いでなくても、自分がちょっと力を抜いても、動いてなくても、なんか推進力ってあったような気がするんですけど、2017年からは推進力は自分次第だなって思うようになりましたね」と、言葉を選びながら複雑な表情をして答えていました。
<↓の画像が、『報道ステーション』の独占インタビュー取材に応じた木村拓哉さんの写真>
また、出演を辞退した昨年大晦日の『NHK紅白歌合戦』について言及し、「なんか不思議な感じはありましたね。変な話、大晦日にNHKホールにいないっていうのはすごい不思議な感覚でしたね」と振り返り、富川アナから「急に無くなった感覚はどんな」と聞かれると、「無くなったというよりは、この形状が無くなっただけでやってきたことは事実ですし。自分の中に無いってことはない。変に深刻でいるメンタリティーでいると逆に色んなことを望んでくれた人たちに対して失礼だし」と話しています。
SMAPの存続を求めて集まった37万人分の署名に対して、富川アナが「37万人のファンが署名をしたということで、奈良市の人口より1万人多いんですよ」と問いかけると、「そういう気持ちをいただいたにもかかわらず、状態としては“今の状態になった”ので、なんか逆に自分がこれから現場で表現させていただく中で、そういう人たちに対するお返しをしていかないといけないなって気持ちはありますね、正直」「ほんとに皆さんの、いろんな方々の一部にしていただいてたっていうのは本当に感謝しないといけないと思うし、その感謝をちゃんと体現していかないといけないなという状態ですね」と語っています。
さらに、今後については「これからも、もっともっと欲張りにアンテナを張って、感じるものをいっぱい感じないと。何かに秀でてるわけじゃないので。」と謙遜。
この言葉に富川アナが驚くと、木村さんは「いやいや。プロのスポーツの世界とかはあからさまじゃないですか」「『よし、いけた』っていう合格点を自分の中であまり出せない。」「どこかでどういう風が吹くかわからないので、強い風が吹いたら、しならないとダメ。折れちゃいます」と、桜の木を見ながら語っていました。
なお、このインタビューを行う前に木村さんは「打ち合わせいらないっすよ。何でも聞いてください」と語っていたそうで、全てを語るつもりでインタビューに臨んでいたようなのですが、今回のインタビュー取材に対してネット上では、
- 映画の宣伝で報道ステーションに出るが、スマステーションには出ないのがソロになった証拠なんだと思う。
- 何で紅白の話ばかりしたがるの?何か意図が感じられる
- 悲哀だなぁ。キムタクの大安売りが始まったよ
- 何度となく解散に関してコメントする機会があるけど、SMAPというグループへの愛情、他のメンバーに対する思いがまったく伝わってこない
- 報道ステーションにまてキムタクが出るなんて…ジャニーズはキムタクの映画を絶対成功させたいんだろうな。
- 昨年からずっと、なんで彼だけこの件について話せるの?
- 紅白の件や熊本の炊き出しの件まで引っ張り出してくる必要ある?他の記事にもあったけど、他の4人のせいでっていうのを滲ませない方がいいのに。中居くんが誰も悪くないって全員を守ったのになんで4月になってもまだ話題にするんだろう。
- 解散後も木村さんはテレビも週刊誌もSMAP解散についての質問OKで、他の4人には質問NGなのはやっぱり何かあるんだろうね。4人に語らせないなら、みんな同等の扱いすればいいのに。代表みたいに1人だけに語らせると、それはそれでおかしな感じになる。今回映画の宣伝で出てるのに、わざわざ解散について聞かなくても…。今さら感がある。
などのコメントが寄せられています。
木村さんは今年に入ってから様々な雑誌に登場し、それぞれでインタビューを受けて現在の心境などに語り、『無限の住人』のPR活動でもテレビ番組や雑誌など様々なメディアに登場し、SMAP解散などについて語っています。
最近では、『めざましテレビ』のインタビュー取材を受け、今回と同様に昨年の大晦日に紅白に出場しなかったことについて語り、今後の活動については周囲のスタッフや共演者らの支えに感謝しながらやっていきたいといい、ソロでの音楽活動については、必要としてくれる人がいるのであればと前向きに語っていました。
今回のインタビューでの発言内容もこれまでのものとほとんど変わらず、SMAP解散についてもしっかりと言及はしていないのですが、木村さんだけが様々なメディアの取材を受けて、SMAP解散について言及している事に対して違和感を抱いている方が多く、批判的な声も多く見受けられます。
ジャニーズ事務所のこうした露骨なやり方によって、木村さんのイメージがさらに悪化しており、そろそろSMAPについて何か語らせるのは止めた方がいいかと思うのですが、今後も木村さんだけがSMAPについてあれこれ語っていくのでしょうかね…。