元SMAPの木村拓哉さん(44)が20日16時45分ごろに、プライベートで大型の愛車「ハマー（HUMMER）」を運転中、前方に停車していたバイクに追突し、3台がからむ玉突き事故を起こしていたことが明らかになり大きな話題になりましたが、この事故によって車のCMに出演する事は絶望的だとみられています。
事故現場は東京都調布市仙川町2丁目の都道交差点付近で、木村拓哉さんは赤信号で一度停止したものの、ブレーキの緩みで前方に停止していたバイクに追突、その弾みでバイクが前方の車に追突するという玉突き事故となりました。
木村拓哉さんは事故当時、飲酒していた様子などはなく、警視庁調布署は事故原因を詳しく調べているといい、木村さん本人は事故の原因について「考え事をしていて、ブレーキを緩めてしまった」と話しているとのことでした。
＜↓の画像は、木村拓哉さんが玉突き事故を起こした現場写真＞
この事故では幸いにもケガ人は出ておらず、物損事故として扱われるようなのですが、木村拓哉さんは2011年9月と2012年1月に、スピード違反したことで免許停止処分を受けていることから批判的な声も多く上がっており、今後は自動車関連のCMに出演するのは絶望的だと『日刊ゲンダイ』は報じています。
木村拓哉さんは1994年から20年以上にわたり、『トヨタ自動車』のCMに出演し続けており、免許停止処分を受けた後も契約は打ち切られることなく、1年間出演を控えた後に再び同社のCMに出演していたのですが、今年4月までに契約が終了になっていたことが判明しており、その他のCM契約も相次いで終了しています。
＜↓の画像は、トヨタ自動車のCMに出演していた木村拓哉さんの写真＞
その原因について週刊誌『週刊新潮』は、木村拓哉さんは“裏切り者”というレッテルを貼られるなど、著しくイメージが悪化していることにあると伝えており、今年に入ってから『トヨタ自動車』だけでなく、メンズエステ『ダンディハウス』のCM契約が終了し、ジャニーズ事務所側は大手広告代理店『電通』に対して、「どこか良いところないですか？」と働きかけをしているものの、良い返事をするクライアントがいないため苦労している状況にあるそうです。
＜↓の画像は、ダンディハウスのCMに出演していた木村拓哉さんの写真＞
広告代理店幹部は、「木村が出ているCMに、“あんな裏切り者を出すな”といった抗議が結構あったようです。」と明かしており、こうしたクレームも新たなCM契約が決まらない一因になっているようです。
さらに、2009年から出演している住宅会社『タマホーム』についても、芸能関係者は「新バージョンを撮影していないようだから、タマホームも遅かれ早かれ終わる。」と語っており、唯一残っている同社のCM契約も危うい状況にあるとのことです。
イメージダウンの影響はCMだけでなくドラマや映画にも及んでおり、4月から公開の主演映画『無限の住人』については、公開2日間の興行収入が1億8900万円で、最終興行収入は10億円程度と予想されており、見事に大コケしています。
また、今年10月期に木村拓哉さんが月9ドラマで主演を務めるという話も出ていましたが、それは白紙になってしまい、篠原涼子さんが主演のドラマが放送されることが決定しています。
『東京スポーツ』(東スポ)によれば、木村拓哉さんが主演の月9は来年4月期以降になると言われているそうなのですが、月9枠が無くなるという話も出ていることから、今後どうなるのかはまだ不明の状態です。
木村拓哉さんは2015年に、水面下で進められていたというジャニーズ事務所からの独立をSMAPのメンバーの中で唯一拒否したとされ、それが原因でSMAP解散騒動が起こり、メンバーがバラバラになるという結果を招いたとみられているため、現在も木村さんに対しては批判的な声が多く寄せられています。
イメージの悪化具合はかなり深刻で、今後もしばらくは活動や言動などに対して多くの批判が寄せられることになるとみられます。
現時点では、来年公開の映画『検察側の罪人』（原田眞人監督）で主演を務める事が決定していて、この作品では嵐・二宮和也さんと共演することから注目を集めており、良い演技を見せて作品自体もヒットとなれば多少流れも変わっていきそうですが、イメージが最も重要視されるCMへの出演はしばらくは難しいかもしれないですね。