嵐・相葉雅紀さん(33)が、4月期放送の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系 月曜21時)で、2015年4月期放送の『ようこそ、わが家へ』以来2年ぶりに、ドラマ出演・主演を務めることが10日に正式発表されました。
1987年4月から現在の形のドラマ枠となった月9は4月に30周年を迎え、『貴族探偵』には豪華なメンバーが揃っており、相葉さんの他に、武井咲さん、仲間由紀恵さん、中山美穂さん、井川遥さん、松重豊さん、生瀬勝久さん、滝藤賢一さんが出演。
ちなみに、全員が相葉さんと初共演となっています。
<↓の画像が、『貴族探偵』出演者の写真>
(左上から時計回りに、井川遥さん、武井咲さん、生瀬勝久さん、松重豊さん、中山美穂さん、滝藤賢一さん、仲間由紀恵さん)
この作品は、小説家・麻耶雄嵩さんの推理小説『貴族探偵と続編の『貴族探偵対女探偵』の実写化したもので、1話完結型のミステリードラマ。
相葉さん演じる主人公は、本名や年齢、家族、住所、学歴までも不明な青年で、自身のことを貴族と名乗り、趣味は探偵という貴族探偵なのですが、「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言って一切推理せず、推理、捜査をして事件を解決していくのは貴族の使用人たち。
「美しい女性をもてなすのは貴族のたしなみ」を公言し、事件関係者の女性との会話を楽しみ、レディ・ファーストの紳士的な振る舞いを欠かさないという役柄です。
<『貴族探偵』の人物相関図>
フジテレビの月9ドラマは年々視聴率が低下しており、新ドラマが放送される度に、月9ワースト視聴率を更新するといった悲惨な状態で、今年1月からスタートした西内まりやさん主演の『突然ですが、明日結婚します』についても、第1話の平均視聴率が8.5%で月9史上最低の初回視聴率を更新し、第2話は6.9%、第3話は7.6%という低視聴率を記録しています。
そうした中で、『貴族探偵』では豪華メンバーを揃えて数字を取りにいこうとしているのがうかがえるのですが、ネット上の反応を見てみると、
- きっとダメだろうな、観たいとは思わない
- キャスト頼りのドラマ作り、もう辞めたらいいのに。もっと脚本や演出が光るドラマが見たい。
- 原作ファンですが、キャストのこれじゃない感が凄い。やっぱフジはダメだわ
- 相葉くんが貴族って…もっと適役の人がいると思いますが。庶民的すぎるし、ゴージャスさは全然感じられないし。紅白の司会の時も、なんで相葉くん?だったけど。人柄?
- ルックスもいまいちな上に、演技も下手な変な声のおじさんアイドルが主演、勘弁してほしい
- 相葉くんは大好きだけど、あまり滑舌も良い方ではないし、演技は向いてない気がするんだよね…共演者も、演技が上手、とは言えない方ばかりだし…コケそうな気がする。
- 最近ピンでの相葉ゴリ押し何だろう…。とても好感が持てる人だが紅白の大役に続きちょっと違和感。
など厳しいコメントが多く寄せられています。
相葉さんが前回主演を務めた『ようこそ、わが家へ』は、初回13.0%、その後も1ケタ台に落ちることなく10~13%第で推移、最終回で最高15.0%を記録し、全10話の期間平均視聴率は12.5%を記録。
2015年は1月期に杏さんが主演の『デート ~恋とはどんなものかしら~』、7月期に福士蒼汰さん主演の『恋仲』、10月期に石原さとみさん主演の『5→9 ~私に恋したお坊さん~』が放送され、この年に放送された作品の中で『ようこそ、わが家へ』は、『デート』と並びトップの数字となっていました。
そのため、『貴族探偵』もそこそこの数字は期待出来るのですが、心配されているのは相葉さんの演技力で、相葉さんはバラエティ番組などへの出演をメインとしており、俳優としての評価は微妙なところで、『ようこそ、わが家へ』での演技にも厳しい声が多く寄せられていました。
また、このドラマでヒロインを務める武井さんについても、「ゴリ押し」などと揶揄され、女優としての評価は低い方なので、ヒロイン役を演じるというのは心配なところです。
大コケする可能性は低そうなのですが、視聴者から厳しいコメントが寄せられることになる作品になりそうですね…。