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嵐と三代目 J Soul Brothersの映画興行成績とCDの売り上げ枚数比較、『HiGH&LOW』ヒットも人気の真相は…

映画『HiGH&LOW3』最新作の興行収入、二宮和也&松本潤の作品超え! 嵐の人気低迷で三代目JSBらEXILE系が上昇?

11・12日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社)が発表され、EXILEグループのメンバーたちが出演している『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』が、初登場1位を獲得したことが明らかになりました。

『HiGH&LOW』シリーズは、EXILE系のグループ「EXILE TRIBE」の総合エンタテインメントプロジェクトとして企画・製作されており、2015年からドラマ、漫画、音楽、ライブなど複数のメディア展開を行っています。

昨年7月に劇場版1作目の『HiGH&LOW THE MOVIE』(初週の週末興行成績:観客動員数34万9,000人、興行収入4億7,900万円 初登場2位)、同10月に2本目の『HiGH&LOW THE RED RAIN』(初週の週末興行成績:観客動員数22万4,000人、興行収入2億9,800万円 初登場3位)を公開。

今年は8月に『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』(初週の週末興行成績:観客動員数26万6,064人、興行収入3億5,146万8,600円 初登場1位)を公開し、11日から劇場版長編映画の最終章となる『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』の公開が全国318スクリーンで始まり、土日2日間の観客動員数は23万7212人、興行収入は3億382万9900円を記録し初登場1位を獲得しています。

<初登場1位を獲得した『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』>

なお、舞台挨拶やライブビューイングを行った先行上映分を含めると、累計の観客動員数は28万2,505人、興行収入は4億2,803万6,200円に上るとのことです。

前作『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』(最終興行収入14億円)は、公開2日間の動員が約26.6万人、興行収入が約3.5億円で、比較すると今作はわずかにダウンはしているのですが、3億円を超えて好スタートを切ったと言えます。

その一方で、苦戦を強いられているのは嵐・二宮和也さんが主演の『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(滝田洋二郎監督)です。

<二宮和也さん主演『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』>

3日から全国312スクリーンで公開され、公開初週の土日2日間の観客動員数は10万7000人、興行収入は1億3800万円でした。

2週目の興行成績は不明ですが、順位は5位にまでランクダウンしており、1つ上の4位初登場したアニメ映画『ご注文はうさぎですか?? Dear My Sister』は、全国40スクリーンという小規模公開ながら、公開2日間の観客動員数は7万9000人、興行収入は1億200万円を記録しています。

また、ニュースサイト『リアルライブ』や『messy』では、嵐の松本潤さんが主演で10月から公開の『ナラタージュ』も微妙な数字だったと指摘しており、この作品では有村架純さんと共演し、公開2日間の興行成績(全国289スクリーン)は観客動員数15万3000人、興行収入2億1600万円でした。

<松本潤さん主演の『ナラタージュ』>

この結果からEXILE系の『HiGH&LOW』シリーズの方がヒットを記録していると指摘されており、作品のクオリティが高いことによってEXILE系のファンだけでなく、アクション映画好きも楽しめる作品になっていることもヒットの要因になっているといいます。

『HiGH&LOW』シリーズには俳優も多数出演しており、激しいアクションなどもあることでアクション、特撮好きな男性からも作品が支持されており、1作目の公開当時は男女比が2:8と圧倒的に女映画多かったものの、今作の公開2日間のデータでは4:6となっており、新たな客層を取り込むことに成功しているようです。

また、SNSを宣伝に上手く利用していることもヒットの要因に挙げられています。

一方の嵐については、200万人近いファンがいると言われており、コンサートチケットなどは定価では手に入らずに、数倍から数十倍になることも珍しくもないほどの高い人気を誇っており、EXILE系のグループには負けない人気を誇っています。

しかし、世間に浸透しきった存在になり国内人気は“頭打ち”の状態にあるとも指摘されており、今年7月に公開された嵐のリーダー・大野智さん主演映画『忍びの国』は、公開2ヶ月で観客動員数190万、興行収入も24億円突破という好成績を残しましたが、新規ファンの開拓には繋がっていないとされています。

このような厳しい指摘をされているのですが、嵐が出演する映画もそれぞれがそこそこの数字を記録しており、映画だけでなく本業の音楽の数字を見てみると、嵐はまだまだ高い人気をキープしているのが分かります。

嵐が10月18日にリリースした最新の16thアルバム『「untitled」』は、初週の売り上げ枚数は66万8,408枚を記録。

この数字は昨年10月リリースの前作15thアルバム『Are You Happy?』が初週に記録した63万6,619枚、2014年10月リリースの13thアルバム『THE DIGITALIAN』が初週記録の66万204枚を上回る数字となっています。

また、11月8日リリースの最新シングルは初週の売り上げ枚数が57万1,386枚で、2位の私立恵比寿中学に50万枚の差を付けてダントツ1位となっています。

その一方で、EXILE系の中で最も高い人気を誇る三代目 J Soul BrothersのCD売り上げを見てみると、昨年3月リリースの最新アルバム『THE JSB LEGACY』は初週47.6万枚、2015年1月リリースの前作『PLANET SEVEN』が自己最高の初週50.8万枚という結果となっています。

この結果を見ると、まだまだ圧倒的に嵐の方が人気が高いとみられ、映画だけで嵐の人気が落ち着いた、下がったとは判断することはできませんね。

なお、嵐のメンバーは来年公開の映画に出演することが決定しており、二宮和也さんは『検察側の罪人』で木村拓哉さんと映画初共演し、櫻井翔さんは『ラプラスの魔女』で広瀬すずさん、福士蒼汰さん、豊川悦司さんらと共演することが発表されています。

2作品とも公開前から注目を集めている作品で、果たしてどれほどの数字を獲得出来るのか注目したいところですね。

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