木村拓哉さん主演の『教場』シリーズ初の映画が前後編の2部作で、前編『教場 Reunion(リユニオン)』は1月1日からNetflixで配信し、後編『教場 Requiem(レクイエム)』は2月20日から劇場公開されることが発表されました。
教場シリーズは、作家・長岡弘樹さん(1969年生まれ)の同名小説が原作の警察学校を舞台とした作品で、2020年にドラマ化され、その後もスペシャルドラマと連続ドラマ『風間公親-教場0-』が放送されました。
連ドラ放送から約3年ぶりとなる最新作『教場 Reunion/Requiem』は、現時点であらすじ内容は発表されていませんが、シリーズ6作目『新・教場』と7作目『新・教場2』が原作となっています。
今作に出演する警察学校の第205期生徒役も発表され、『timelesz』の佐藤勝利さん、『KEY TO LIT(キテレツ)』の猪狩蒼弥さん、女優・モデルの井桁弘恵さん、大友花恋さん、元『日向坂46』の齊藤京子さん、元『Dream5』の大原優乃さん、俳優・綱啓永さん、金子大地さん、中村蒼さん、“ヒデちゃん”こと中山秀征さんの長男・中山翔貴さん等が出演することが明らかになりました。
<↓の画像が、『教場 Reunion/Requiem』の生徒役>
そして、映画『教場』の出演者発表などを受けてネット上では、
- 映画館の大きいスクリーンでもなく、テレビサイズの画面でわざわざ1000円近くの月額払って有料チャンネルで観なきゃいけないのか…
- Netflixへ加入してまで教場ファンが見たいだろうと考えているところがすごい
- なぜ前編Netflixで後編映画なんだろう? 逆なら映画館からNetflixへの誘導ってことで話はわかるんだけど、最初の間口を狭めると前編も後編も売れないなんてことになりかねないよ。
- ネトフリで前編見てから後編を劇場で見に行けと? なんかそれだけでハードル高い。ネトフリだとレンタルで見られそうにないし、セルでも出そうにないし
- 『グランメゾンパリ』が映画でやったけど、結局めんどくさくなって映画館には行かずテレビ初放送を待機してるくらいなので、教場の入りがネトフリってわざわざそこでお金払ってまで見るかと言えば見ないかな
- 配信見てから劇場って新しい…けど嫌悪感。今後はこういうの増えるのかな。映画館×2より、Netflix(の最安)+映画館の方が安いけど、でもなんか嫌なんだよね。
- 制作費をNetflixが持ってくれたんじゃないの。フジに大作作る体力ないし。視聴者も配信ドラマ見慣れてるから、フジ地上波予算のドラマじゃチープに見えてしまう。
権利関係で直ぐに金が稼げるフジと、金はあるのでブランド集めに熱心なNetflixの利害が一致したんだろう
などの声が上がっています。
教場シリーズの続編は当初、2020・2021年放送の1・2作目と同じく前後編のスペシャルドラマを予定していたものの、昨年公開の映画『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』がヒットしたことを受けて、映画に変更されたとも一部メディアに報じられています。
その後、フジテレビを巡る一連の騒動が勃発したことで深刻なスポンサー離れが起き、教場の制作も一時は危ぶまれており、制作費が大幅に削減される恐れもあるとも報じられていました。
こうした騒動と関係しているのかは不明ながらNetflixとタッグを組み、フジテレビは過去にも恋愛リアリティショー『テラスハウス』などをNetflixで配信しているのですが、教場の映画前編をNetflixのみで配信というのは意外で驚きました。
Netflixの一番安い月額プランは税込890円で映画を観に行くよりも安いのですが、会員登録が必要だったり、映画のような臨場感などは味わえないことから、だったら地上波放送されるのを待つという人も少なくありません。
これで前編がイマイチ盛り上がらなければ、後編の興行成績は大コケとなる可能性が高まり、木村拓哉さんの次女でモデル・女優のKoki,さんが今年主演した2部作の映画『女神降臨』も、1作目が公開4日間の興行収入が約8,000万円で、国内映画ランキングでは初登場9位と苦戦し、後編は公開初週からランキング圏外と大コケしています。
教場に関しては、2023年放送の連ドラ版が視聴者に酷評されており、映画への期待度も決して高くはないのですが、果たしてどういった結果になるのか見ものです。
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