13日付のスポーツ紙にによって、国民的アイドルグループ『SMAP』のメンバーが分裂し解散となることが報じられ、その後も様々な情報がメディアによって報じられ錯綜していますが、15日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s up SMAP』(TOKYO FM)で、唯一ジャニーズ事務所に残る木村拓哉さんが「ちゃんといつか自分の言葉で話せる時がきたら、自分の言葉で、このWhat’s(ワッツ)でお話させていただきたいと思っております」「信じてついてきてください」とコメント。
しかし、14日にドラマの番宣のためにテレビ朝日系の情報番組に生出演した草彅剛さんは報道について言及せず、同日のよるに稲垣吾郎さんが自身のラジオ番組に出演したものの同様に語らず、16日には香取慎吾さんがドラマのPRで『王様のブランチ』(TBS系)に出演しましたが、ドラマの見どころなどについて語り、SMAPの解散騒動については触れませんでした。
そうした中でSMAPと度々番組で共演している明石家さんまさんが、16日に放送されたラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)にて、2ヶ月前からSMAPの解散危機を知っていたことなどを明かしました。
さんまさんは番組冒頭でSMAPの解散危機について触れ、「まだ結論は出てないし、私にもどうなっていくかは知らない」といい、続けて昨年12月22日に放送された毎年恒例の『さんま&SMAP 美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)について語り、「とんでもなくやりにくかった。みんな悩んでいたんでしょう。放送局も事情を知っていたのか、企画がゆるかった」と振り返っていました。
番組のラストの「また来年」というところでは、木村さんが冗談で「あんのかな…」とつぶやき、さんまさんは冷や汗をかいたといいます。
また、雰囲気が悪かったことからさんまさんは「時よ早く過ぎろって思った」といい、いつもならメンバーの1人が話すと、他のメンバーがどんどんかぶせて話をして盛り上げていくものの、昨年はそういうことがなかったそうで、「うすうす事情を知っていたからね。本人達は一生懸命やってたけど、空気が伝わる。世間には伝わらないだろうけど」と語りました。
その他に、グループが解散の危機にあることについて「いつ発表するのか」と心配し、「紅白で発表するのかとか、この2カ月は僕も振り回された」と語っています。
SMAPのメンバーについては「本人たちもかわいそう。今も結論出ていない。国民的アイドルがこんなことなるなんて」といい、SMAPのチーフマネージャー・飯島三智さんとジャニーズ事務所が対立しているとされていることについては、「マネジャーと事務所、双方正しい。一方が間違っているということはない」と指摘し、「芸能界に生きていると大変。結論が出てから言うわ」と語っていました。
そして、16日には中居正広さんのラジオ番組『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送)も放送され、騒動について言及するのかと注目されましたが、騒動については一切触れず番組は終了。
しかし、中居さんはリスナーからの質問に答える形で今年の公約を発表し、「今年は踏ん張る。踏ん張る年にしようかな。ワサワサせずにじっとこらえる。踏ん張る年にします」と宣言していました。
さんまさんは2ヶ月まらから解散危機にあったことを知っていたようですが、15日に放送されたトークバラエティ番組『A-Studio』(TBS系)に香取さんがゲスト出演し、番組司会の笑福亭鶴瓶さんが番組の締めの言葉として「SMAPは日本のエンターテインメントの中で特別ですよ。SMAPはSMAPだけのものではないという自覚を持つべき」と語り、これに対して香取さんは真剣な眼差しで聞き入っていました。
この番組の収録時期は不明なのですが、鶴瓶さんは中居さんと『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)で共演するなどし、深い関係にあることから、さんまさんと同様にSMAPの解散危機を知っての発言だったのかもしれません。
一部報道によると、ジャニーズ事務所との契約が9月まで残っており、話し合いの結果、契約が終了するまではSMAPを続けていく結論でまとまっているといいます。
それ以降の事については現時点では現時点では未定となっているようですが、日本中の多くの方がSMAPの存続を望む声を上げていることから、両者が和解して活動を続けていってほしいものですが、果たしてどうなるのでしょうか…。