芸トピ

ジャニー喜多川の性加害告発の男性が急死、SMILE-UP.が悪質な誹謗中傷者を刑事告訴か。事務所側の問題指摘も

旧ジャニーズ事務所が性被害者への誹謗中傷に法的措置検討。元ジャニーズJr.が首吊り自殺で波紋、対応遅いの声も

元ジャニーズJr.で構成の任意団体『ジャニーズ性加害問題当事者の会(JSAVA)』に所属し、ジャニー喜多川さんの性加害問題をメディアを通じて告発した元ジャニーズJr.の40代男性が先月に、ネット上での誹謗中傷などを苦に首吊り自殺を図って急死していたことが判明し、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)が相次ぐ誹謗中傷行為に対して法的措置を検討していることを明らかにしました。

元ジャニーズJr.の40代男性の遺族が発表したコメントなどによれば、10月13日未明に大阪府箕面市内の山中で首吊り自殺を図り、遺体の近くには遺書のようなメモが見つかっているといいます。

この男性は、旧ジャニーズ事務所に所属していた1995年(当時19歳)にジャニー喜多川さんから性加害を受け、今年5月に旧ジャニーズ事務所に対して性被害を訴え、6月に結成された『ジャニーズ性加害問題当事者の会』のメンバーとなり、9月にも性加害の告発を行ったものの、旧ジャニーズ事務所側からは応答がなく放置されたままの状態が続いたといいます。

男性はメディアを通じて性加害を告発して以降、ネット上での誹謗中傷にも悩まされ、旧ジャニーズ事務所に対しては誹謗中傷の対策も求めていたそうですが、旧ジャニーズ側は会見などで誹謗中傷止めるよう呼びかけるのみで具体的な措置はせず、男性は「事務所がやるべきことを、なぜ被害者だけが負担を負わなければならないのか」などと家族に漏らしていたそうです。

そして、誹謗中傷被害などによる心労や、性被害のトラウマが再燃するなどして家族を残したまま自殺を図ったとのことです。

この問題を受けて旧ジャニーズ事務所はTBS系のJNNの取材に対して、性被害者への誹謗中傷行為に対して「今後は法的に対応できないか検討している」と明らかにしました。

JNNの取材に旧ジャニーズ事務所は、元ジャニーズJr.の40代男性が亡くなったことについて、「5月時点では被害者窓口機能が立ち上がっておらず、その後、再発防止特別チームの提言により、被害に遭われた方へのご連絡は、第三者である救済委員会に全て委ねることとなりました。救済委員会からは2回、心のケア窓口からは2回、ご本人に折り返しご連絡していると伺っております」「弊社としては、繰り返し被害者への誹謗中傷をしないようにお願いするなど、弊社側でできることは取り組んでまいりました。しかし、このようなことになり、何も返す言葉はございません」と語っています。

今後については、「被害にあわれた方や、ご家族等に対する誹謗中傷は法的に対応できないか検討しております」としています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

遺族側の代理人弁護士は15日に遺族のコメントを発表すると共に、旧ジャニーズ事務所に対しては「真摯で適切な対処を求める」としており、これを受けての対応となるわけですが、もっと早くに被害者を守るための行動を取ってほしかったですね。

旧ジャニーズ事務所は先月に公式サイトで、「現在、被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報にも接しており、これから被害者救済のために使用しようと考えている資金が、そうでない人たちに渡りかねないと非常に苦慮しております。」とのコメントを出し物議を醸しましたが、これが原因で誹謗中傷が過熱したとの見方もあります。

そして、相次ぐ誹謗中傷により当事者の会のメンバー等は、名誉毀損で刑事告発に踏み切るなどの対応をすでに取っているものの、それでも誹謗中傷が続き、1人の男性が亡くなるという最悪の事態を迎え、これを受けて対応するというのは遅すぎるとは思いますが、今後またこうした事が起こらないように被害者への誹謗中傷行為の撲滅を目指してほしいです。

誹謗中傷による名誉毀損罪や侮辱罪に関しては親告罪となるため、法的措置を講じるにあたっては被害者との協力が必要不可欠とみられ、当事者の会のメンバー等と今後協議の上で、1日も早く対策に動いてもらいたいです。

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