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with MUSICの爆死が今田美桜版『花咲舞が黙ってない』に影響? 日テレ土曜改革が裏目、視聴者から厳しい声相次ぐ

日本テレビ土曜ドラマのコア視聴率大コケ、原因はwith MUSIC? 花咲舞が黙ってない、世界頂グルメも低迷で…

今田美桜さん主演の『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系 土曜21時)と、SixTONES・森本慎太郎さん主演の『街並み照らすヤツら』(同22時)の視聴率が大コケしている裏側をニュースサイト『ピンズバNEWS』が報じています。

『花咲舞が黙ってない』は、『半沢直樹』『空飛ぶタイヤ』『下町ロケット』『陸王』などで知られる池井戸潤さんの同名小説が原作で、2014年に杏さん主演でドラマ化され、第1シリーズは全10話の平均世帯視聴率が16.0%、2015年放送の第2シリーズは全11話の平均世帯視聴率が14.5%と好視聴率を記録しました。

こうしたヒットを受けて、キャストを変更して約10年ぶりに第3シリーズが4月からスタートし、大きな注目を集めましたが、初回の平均世帯視聴率は7.8%、平均個人視聴率は4.6%、第2話は世帯6.9%、個人4.3%、第3話は世帯7.0%、個人4.1%、第4話は世帯7.3%、個人4.3%と、前作のおよそ半分程度の数字しか取れていません。

<↓の画像は、今田美桜さん主演『花咲舞が黙ってない』の写真>

また、各テレビ局がいま重要視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は1%台後半から2%台前半で推移しており、11日放送の第5話には半沢直樹役で劇団ひとりさんが登場しましたが、視聴者からは冷ややかな声が上がっていました。

<↓の画像は、『花咲舞が黙ってない 第5話』に半沢直樹役で登場した劇団ひとりさんの写真>

一方の『街並み照らすヤツら』は、初回平均世帯視聴率が5.1%、平均個人視聴率は3.0%、第2話は世帯3.4%、個人2.0%、コア視聴率は2%弱で、見事な大コケとなっています。

<↓の画像は、森本慎太郎さん主演『街並み照らすヤツら』の写真>

ピンズバNEWSは、今田美桜さん版『花咲舞が黙ってない』がコケた原因について「“花咲舞=杏”のイメージが強すぎて苦戦している感じ」、『街並み照らすヤツら』は「シュールすぎるシーンが多いことなど、好みが分かれる作風も数字に影響している」とした上で、土曜20時台に放送の『with MUSIC』も視聴率低迷の要因として挙げています。

『with MUSIC』は、元NHKでフリーの有働由美子アナウンサーと俳優・松下洸平さんがMCを務める新たな音楽番組で、レギュラー放送開始前の2時間特番はコア視聴率が4.3%と、同時間帯トップの好視聴率を記録しましたが、レギュラー放送初回のコア視聴率は2.1%、平均世帯視聴率は5.3%、平均個人視聴率は3.2%でした。

<↓の画像は、『with MUSIC』MCの有働由美子アナと松下洸平さんの写真>

ピンズバNEWSによれば、日本テレビは今年4月から「各番組の評価は“コア視聴率のみ”」となり、コア視聴率がこれまで以上に重要視されているそうなのですが、『with MUSIC』は初回が2.1%で同時間帯最下位(テレビ東京除く)で、4月20日回は2.9%まで上昇するも、同27日放送回は2.3%までダウンしていたとのことです。

一方で、土曜19時台に放送の嵐・相葉雅紀さんMCの『嗚呼!!みんなの動物園』は、4月13日のコア視聴率が3.3%、同27日が3.7%と好視聴率を記録しており、『with MUSIC』が21・22時台に放送のドラマに悪影響を与えているとしています。

週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』も同様に、『with MUSIC』のコケっぷりを伝え、土曜改革の失敗を指摘しています。

土曜21時のドラマ枠は水曜22時のドラマ枠を移動したもので、水曜22時では新たに、ハライチとモデル・タレントの佐藤栞里さんMCのバラエティ番組『世界頂グルメ』がスタートしたのですが、直近の5月8日放送回はコア視聴率が2.4%と、数字が全然取れていないとしています。

<↓の画像は、水曜22時放送『世界頂グルメ』MCのハライチと佐藤栞里さんの写真>

こうした報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

3月まで20年近くにわって放送の『世界一受けたい授業』は、マンネリ化を指摘されながらも平均世帯視聴率は7~8%台で推移していたのですが、『with MUSIC』になってからは2%ほどのダウンとなっています。

日本テレビがゴールデン帯(19~22時)に音楽番組をレギュラー放送するのは、1990年まで放送された『トップテンシリーズ』以来34年ぶりとされ、1996年~2005年にかけては『速報!歌の大辞テン』といった音楽番組もありましたが、『with MUSIC』は番組全体の雰囲気が暗く、MC2人の落ち着いた雰囲気などから、もっと遅い時間に放送した方が視聴者にウケそうな気がします。

そして、『with MUSIC』の視聴率低迷がその後のドラマに影響を与え、視聴率低迷に繋がっているとされていますが、これまでの様々な例から、ドラマ自体に魅力があれば流れに関係なく数字を取ることができるので、コア視聴率が2%以下で推移しているのは『with MUSIC』に原因があるのかどうかは不明です。

しかし、現時点では土曜改革は視聴率で見ると失敗していて、前の番組に戻して欲しいといった声も見受けられますが、改編からまだ1ヶ月しか経っておらず、今後のテコ入れなどで状況が変わる可能性は十分あるので、半年ほど経った時点で各番組の視聴率はどうなっているのか、改めて注目したいところです。

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