日本テレビとジャニーズ事務所の癒着関係『ぼくらの勇気～未満都市』続編に会社員・小原裕貴が出演の理由も…

2017年6月26日（月）21:05

1997年7月に『硝子の少年』でデビューを果たしたKinKi Kidsは今年デビュー20周年を迎え、それを記念してKinKi Kidsの堂本光一さん(38)、堂本剛さん(38)が主演のドラマ『ぼくらの勇気～未満都市』（日本テレビ系）が20年ぶりに特別ドラマとして復活しました。

CDデビュー日と同じ7月21日に日本テレビ系で放送の続編『ぼくらの勇気未満都市2017』は、前作に出演していた当時ジャニーズJr.だった嵐・相葉雅紀さん(34)、松本潤さん(33)のほか、矢田亜希子さん(38)も出演。

さらに、元ジャニーズJr.で芸能界もすでに引退している小原裕貴さん（こはら・ゆうき 37歳）が、ジャニーズ事務所を退所、芸能界を引退して以来17年ぶりにドラマ出演します。

＜『ぼくらの勇気未満都市2017』に小原裕貴さん出演を報じているスポーツ紙面＞

小原裕貴さんは退所するまでジャニーズJr.内ではトップクラスの人気を得ており、在籍当時は同世代の“タッキー”こと滝沢秀明さん、現・嵐のメンバーらとともに活躍していたものの、2000年に辞めて亜細亜大学に進学し、その後は大手広告代理店『博報堂』に入社していました。

そんな小原裕貴さんが続編『ぼくらの勇気未満都市2017』に出演することから注目を集めており、26日放送の『スッキリ！！』では、サブMCのハリセンボン・近藤春菜さん(34)、コメンテーターのフリーアナウンサー・高橋真麻さん(35)が「えーっ！出るの？」と驚き、近藤さんは小原さんについて「伝説のジュニアですから」「小原さんでジャニーズを知ったと言う人もいっぱいいるはず。その美しさ、頭もいいし、所作が本当に素晴らしい」と熱弁。

高橋真麻さんも「ジュニアの鏡みたいな（人だった）」と語り、突然の退所発表については「ファン大絶叫です。ビックリして」と当時を思い出して語っていました。

また、グラビアタレント・磯山さやかさん(33)はツイッター上で、「元ジャニーズJr.の小原裕貴さんが未満都市に出演と知って、ビックリ！！ちょうど世代だったので、青春が蘇ります～」とツイートしています。

＜↓の画像は、1997年放送の『ぼくらの勇気～未満都市』＞

このようにかなり大きな反響を呼んでいるのですが、業界内では冷めた声が上がっているとニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じており、テレビ局関係者からは「日テレとジャニーズの癒着は著しい」という苦言が漏れているとしています。

日本テレビ関係者は、小原裕貴さんがドラマに出演することで喜んでいるのはファンだけで、出演したからといって視聴率に繋がるとはとても思えないと厳しい見方をしたうえで、日本テレビとジャニーズ事務所の癒着を指摘しています。

1997年以来20年ぶりに放送される『ぼくらの勇気未満都市2017』に、小原裕貴さんを起用したのはジャニーズ事務所との関係を考えてのものだったといいます。

日本テレビとジャニーズ事務所は以前から密接な関係にあり、土曜ドラマ枠で放送の作品の多くで主演を務めており、特に今年は4月期がKAT-TUN・亀梨和也さん、7月期は関ジャニ∞・錦戸亮さん、10月期は嵐・櫻井翔さんになっています。

また、今年も8月26・27日放送の『24時間テレビ40 愛は地球を救う』では、亀梨和也さん(31)、櫻井翔さん(35)、NEWS・小山慶一郎さん(33)の3人がMCを担当し、スペシャルドラマは亀梨さんが主演を務めます。

＜『24時間テレビ40 愛は地球を救う』でメインパーソナリティーを務める3人＞

この他にも、日本テレビ系で放送されている番組にはジャニーズタレントが出演しているものが非常に多く、平日朝放送の『ZIP!』にはTOKIO・山口達也さん(45)、昼放送の『ヒルナンデス!』には、関ジャニ∞・横山裕さん(36)、Hey! Say! JUMP・有岡大貴さん(26)、八乙女光さん(26)、ジャニーズWESTの中間淳太さん(29)、桐山照史さん(27)が出演。

その他にも、TOKIOが出演の『ザ!鉄腕!DASH!!』、嵐の『嵐にしやがれ』といった冠番組もあり、日本テレビについては業界内でも「日テレのジャニーズ汚染がひどい」「ズブズブの関係だ」といった声が上がっており、あまりにも露骨なことから呆れられているようです。

日本テレビは特に、藤島ジュリー景子副社長と密接な関係を築いている局だと言われており、ここ最近さらにジャニーズタレントが出演の番組が増えているような感じもしますね。

以前のように高い需要があればいくらだって起用すれば良いと思いますが、露骨なゴリ押しに辟易している視聴者、昨年のSMAP解散騒動の影響で事務所に悪い印象を持っている方も多いため、やり過ぎには注意してほしいものですが…。