日本テレビが松岡昌宏&城島茂に謝罪意向、鉄腕DASHから降板でも放送継続の方針か。視聴者から反発の声も…

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松岡昌宏・城島茂・国分太一

元『TOKIO』の国分太一さんがコンプライアンス違反で『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を降板した件で、松岡昌宏さんが週刊誌『週刊新潮』と『週刊文春』の取材で日本テレビの対応を非難し、日本テレビは松岡さんと城島茂さんに対して、謝罪する意向を示したことで注目を集めています。

しかし、日本テレビは今後も被害者最優先の姿勢は変わらず、松岡昌宏さんが鉄腕DASHを降板したとしても、やむを得ないという方針で、番組は継続する形になるのではないかと『東京スポーツ(東スポ)』などが報じています。

松岡昌宏さんは週刊新潮の取材に対して、国分太一さんの番組降板について日本テレビ側からは一切説明を受けていないとし、そうした状況下で番組出演を続けていることに対して、強い違和感を抱いているといい、「何も説明がない中で今後、番組のディレクターは我々をどう演出していくのか。鉄腕DASHファンの人たちはどういうふうに我々を見ているのか。自分が見る側だったら、何の説明もないなかで、番組が続いていれば『何か気持ち悪いぞ』となると思うのです。やはり、とても奇妙なことが起こっている、と言わざるを得ません」「国分さんにはなかなか伝えられない事情があるのかもしれませんが、ならば、松岡、城島に何か説明をしてもらえないだろうかと。それでも十分な“歩み寄り”と言えるのではないでしょうか」と語っています。

さらに、「体を張る番組ですから、30年間、色々なことがあり、ケガもありましたし、病院にも何度も運ばれています。今さらそれをどうこう言うつもりはありませんが、それはコンプライアンス違反にならないんですかね、といったことも考えてしまいます。」とも語り、日本テレビのコンプライアンス違反行為を匂わせています。

国分太一さんの問題が表沙汰になってから半年近く経って、松岡昌宏さんが日本テレビに対して反撃を開始し、大きな波紋が広がる中で、日本テレビは10日夜に声明を発表し、「城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております。日本テレビとして心からお詫びするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせていただき、お二人のお気持ちを真摯に受け止めたいと考えております。」と、元TOKIOの2人に謝罪する意向を示しました。

しかし、東スポによると日本テレビの被害者保護の方針は変わらない見込みといい、もし日本テレビが謝罪しても松岡昌宏さんが納得しなければ、「『DASH』に出演してもらわなくても…ということになる可能性があります」と制作会社関係者が語っています。

一方で、静観を続けているTOKIOの元リーダーで、『株式会社TOKIO』の社長・城島茂さんは「出演継続の方向で話し合いが進む見込み」といいます。

また、「日テレはSTARTO社とは話し合いをしていて、『DASH』では基本的にこのまま若手起用を続けることで一致しています」とも同関係者は語っています。

『ピンズバNEWS』(双葉社)も同様に、日本テレビは今後何があっても鉄腕DASHの放送は続けるとし、その大きな理由として番組の視聴率を挙げています。

日本テレビは日曜のゴールデン帯(19~22時)に鉄腕DASHのほか、『世界の果てまでイッテQ!』、『Golden SixTONES』を放送し、それぞれスポンサーが求めるコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)が非常に高いとしています。

11月30日の各番組の視聴率は、鉄腕DASHのコア視聴率が4.0%、平均個人視聴率が5.7%、平均世帯視聴率が8.6%

イッテQは、コア視聴率が5.9%、平均個人視聴率が6.8%、平均世帯視聴率が9.7%

Golden SixTONESは、コア視聴率が4.8%、平均個人視聴率が4.8%、平均世帯視聴率が6.9%でした。

この日放送の裏番組『ポツンと一軒家 × 帰れマンデー見っけ隊!! 3時間SP』(テレビ朝日系)は、19時台が世帯13.0%、個人8%、20時台が世帯14.5%、個人8.6%と、世帯・個人ともに同時間帯トップだったものの、コア視聴率に関しては2%台で、日本テレビは倍以上の数字を取って圧勝していたとしています。

この数字について芸能プロダクション関係者は、「コア視聴率が高い番組に、単価が高いCMが入りますから、CM収入では日テレが圧倒的なんです。日曜日ゴールデン1日で数億円の売り上げになるとも言われています」と明かしています。

鉄腕DASHは日曜ゴールデンのトップバッターを務める重要な番組で、番組を終了させれば20時以降の番組への影響も避けられないため、松岡昌宏さんや城島茂さんが降板となったとしても、日本テレビは何が何でも放送を継続するだろうとしています。

これに対してネット上では、

  • TOKIOのおかげで鉄腕ダッシュが高視聴番組になったのに…
  • TOKIOが長年築き上げた番組だから、元メンバーが出ないなら鉄腕DASHの価値は当然下がるし観る気は失せる
  • リーダーと松岡さんが継続して番組出演して、後輩に足りない部分を助けてもらって続けてもらいたい
  • ぶっちゃけ「DASH村」はリーダー城島がいれば、あとは若手ジャニーズ陣で良いんじゃない
  • アイドルが泥にまみれて田んぼ仕事、農家の仕事等々、TOKIOは凄く頑張ったと思う
    それで、視聴率も稼げたのだろうけど、このような問題が出た途端背中を向けて… 本当に情けないテレビ局だね ただただ、呆れるばかり
  • DASHはTOKIOがいて成り立つ。深夜の時代から観てるファンですが、今のDASHは見れない。
    後輩たちが頑張っていますが、どうしてもTOKIOがいるのといないのとでは、面白さや情報力が乏しく感じます。
  • DASHの企画で協力してくれてる人達もTOKIOだからって30年掛けて得た信頼関係もあると思う。
    これで後輩達にバトンタッチでTOKIOは出ないってなったら協力してくれてた方達やファンは離れるだろうね。後輩達にバトンタッチするなら番組名を変えて新番組とした方がいい
  • 結局、上層部はお金のためにタレントをモノとして見てるんだろ。TOKIOが勇退して譲るならまだしもこの状況なら番組終了だろ?
    それでも視聴率のためにジャニーズ後輩で継続。この姿勢が、ジャニーズの隠蔽体質、やりたい放題に繋がったのに再度同じことを繰り返す。
    日テレはジャニーズ問題も興味が本質的にはなく、スポンサー離れの対応だけしてるんだろうな。視聴者も出演者もどうでも良く、自分たちの財布と権力維持に努める。
  • 今のごった煮のような出演者では、まとまりの無い番組になってしまう。同じ釜の飯を食ったメンバーが互いに助け合い、成長する過程を見るのが鉄腕DASHの本質だと思う。寄せ集めでは何の感情移入も出来ない。

などの声が上がっています。

鉄腕DASHはTOKIOの名は冠していないものの、1995年のスタートからTOKIOのメンバーたちが、様々な体を張った企画に挑戦する姿が視聴者にウケて人気番組となりました。

そのため、番組の功労者を大事にすることなく、もし2人が今後降板したとしても、番組を継続するという方針に対して批判の声が上がるのも当然ですね。

一方で、鉄腕DASHはコア視聴率が高く、無人島を開拓する「DASH島」など長く続けている企画もあるので、何が何でも番組を続けたいという日本テレビ側の考えも理解できます。

すでに元TOKIOの2人が出演しない回も出てきているので、実際に2人が降板しても番組は続くのだろうと思いますが、今後対応を誤れば視聴者離れが加速しそうです。

鉄腕DASHは、TOKIOのメンバー減少やマンネリ化などによって、平均世帯視聴率はピーク時の半分以下まで下がり、コア視聴率も飛び抜けて高いわけでもありません。

日によっては、『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系)や『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)の方がコア視聴率が高いこともあります。

もし2人が番組から降板となった場合、コア視聴率も2~3位が定位置になるというのも十分考えられますが、今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいです。

参照元
  • https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/369892
  • https://pinzuba.news/articles/-/13278
  • https://pinzuba.news/articles/-/12668
  • https://hochi.news/articles/20251210-OHT1T51292.html
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