日本テレビが28日に、毎年恒例のチャリティー番組『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の放送を予定していることを発表し、これに対してネット上では様々な声が上がっています。
新型コロナウイルスの影響で5月の定例社長会見は中止となり、日本テレビは報道各社から寄せられた質問に書面で回答し、「今年の24時間テレビは、新型コロナウイルス感染に対する安全面に配慮した上で、内容を工夫して放送を予定しています」
と24時間テレビの放送を明言しました。
また、番組の放送日時などの詳細に関しては、「日々刻々と変化する状況に対応するべく検討してまいります」としています。
日本テレビの小杉善信社長は、緊急事態宣言が発令前の3月23日に行った定例会見で、24時間テレビは今年も放送するのかとの質問に対して、「全然やる予定です。もちろん。」「やらないといけないという使命感を我々も持っていますので。どういう形になろうが、必ずやるという風に考えております」
と答えていました。
一方でフジテレビは今年、毎年恒例の『FNS27時間テレビ』の放送中止を発表しているのですが、24時間テレビが今年も放送予定だと発表されたことにネット上では、
- 会場を設けない運用方法なら良いんでないかね。リモートでできることで
- 全部リモート、寄付もオンラインとかならやれば?24時間マラソンは沿道管理できないのでNG!
- 謎の使命感やめーや
- また感動ポルノやる気かよ懲りねぇなぁ
- コロナ対策した上で24時間も何やるんだよ
- 年に一度の集金番組だもんね。銭ゲバテレビ局が中止するわけないよね
- コロナと志村の死というテーマでお涙特集組めるし、日テレはやらない手はないわな
- チャリティー目的なのか、視聴率目的なのか…番組をやる必要性を感じない。
- 使命感?24時間ぶっ通しで行う必要性ってなんでしょう?
どうしてもやりたいなら、24時間ではなく、2~3時間の特別番組で十分。 - 武道館に貯金箱持って集まる人に集まる自粛警察までの絵面は想像できた
- 初心を忘れたバラエティ番組。チャリティという大義名分を果たせてない出演者とテレビ局。今年がやめる絶好の機会なのに。
- テレビ業界がいろいろ自粛して頑張ってきたのにこれで感染が広がったらどう責任をとるんだろう。
ましてやスタッフや出演者の危険をさらして。震災の場合と全然違う災害だろ。その使命感はどうなんですかね。
などの声が上がっています。
先日、『東京スポーツ』(東スポ)が報じた記事では、今年の24時間テレビの放送日は9月5・6日で内定、メインパーソナリティーは昨年に引き続き『嵐』が濃厚とされ、チャリティーパーソナリティーは、『Sexy Zone』の中島健人さんと『King & Prince』の平野紫耀さんで調整に入っているとのことでした。
一方でニュースサイト『日刊大衆』は、今年のメインパーソナリティーは嵐ではなく、「ジャニーズの若手グループから人気メンバーをそろえた“特別編成”になる予定」との話が聞こえてくるとしています。
制作会社関係者によれば、今年のメインパーソナリティー候補として名前が挙げられているのは、『Hey! Say! JUMP』の山田涼介さん、『Kis-My-Ft2』の藤ヶ谷太輔さんや玉森裕太さん等、『ジャニーズWEST』の重岡大毅さん、神山智洋さん、藤井流星さん、『SixTONES』のジェシーさん、『Snow Man』のラウールさん等とのことです。
また、嵐はメインパーソナリティーではないものの、今年も何かの企画で登場する可能性は高いとし、「今後のジャニーズ事務所を引っ張っていくキンプリ、ヘイセイ、セクゾ、キスマイ、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manの7グループから選定された“新生ジャニーズ神セブン”が、嵐と歌やダンスで共演し、ラストイヤーを盛り上げるような演出があるのではないでしょうか」
と制作会社関係者は語っています。
どうやら今年も、様々なジャニーズタレントが登場するとみられているようなのですが、ジャニーズ事務所は新型コロナウイルスの感染拡大防止の呼び掛け運動、社会貢献・支援活動『Johnny’s Smile Up ! Project』で医療機関への支援など様々な取り組みを行っています。
また、期間限定チャリティーユニット『Twenty★Twenty』(略称:トニトニ)を結成し、『Mr.Children』のボーカル&ギター・桜井和寿さんが作詞・作曲を手掛けた『smile』をリリースすることが発表されており、この楽曲を『24時間テレビ』内でテレビ初披露することも十分考えられますね。
日本テレビによると今年の24時間テレビは、「新型コロナウイルス感染に対する安全面に配慮した上で、内容を工夫して放送を予定」しているとのことですが、三密を避けるために出演者はリモートメインとなるのか、メイン企画のチャリティーマラソンはどういう形になるのか詳細は不明ながら、番組を制作するからには新型コロナウイルス感染者が出ないよう徹底した対策を行ってほしいです。