『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの月1レギュラーネット番組『7.2 新しい別の窓 #24』(AbemaTV 毎月第1日曜17時)が1日放送され、3人が極楽とんぼ・加藤浩次さんをゲストに迎えて「ホンネトーク」を繰り広げ、中居正広さんのジャニーズ事務所退所、独立会見にも言及し大きな反響を呼んでいます。
3人はそれぞれテレビで中居正広さんの会見を見たと明かし、草彅剛さんは「(会見の)次の日、テレビでやってるのを見て、中居君らしくて良かったですよね。らしいなと思って」と感想を語り、中居さんがSMAPメンバー全員に送ったという退所報告メールについても言及しました。
<↓の画像が、『7.2 新しい別の窓』出演の香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さんの写真>
まず、会見で中居正広さんから、退所報告に対してたった1行の返信だったと暴露された草彅剛さんは、「(メールを確認した時は)外にいて。他の人といたから、今そんなメールとかしてる場合じゃないから」「(退所報告は)結構な内容だなと思ったんですけど、そこでそっち(メール)にいっちゃうと(目の前にいる人に)申し訳ないんで」などと理由を説明した上で、実際に送ったメールの文面は「そうなんだ。了解です」というものだったと明かしていました。
また、稲垣吾郎さんは中居正広さんへの返信メールについて、「内容言えないですけど、5、6行(のメール)は。頑張ってくださいと。こっちのことを気にしてくれていたので。こっちのことより自分のことをって」などと答えていました。
香取慎吾さんも「僕もしましたよ。丁寧に。5、6行ですね」と明かしており、これによって中居正広さんのメールに対して返信しなかったメンバーは、木村拓哉さんだけだった可能性が高まっています。
中居正広さんのメールに対して、唯一返信しなかったのは木村拓哉さんだったという話は、2月27日発売の週刊誌『週刊文春』によって報じられており、中居さんが会見でメールへの返信について、「人それぞれですけど、返事遅い、来ないのもあれば、のんきな内容も。そんな感じかって返事もあればそれぞれでした。剛君は返事が1行くらいでしたね。なんだこれって。そんなもんです。昔からべったりじゃないですし、連絡したら返事が返ってくるようなものでもない。返事は半分くらい。半分くらい来ていない。あとは想像に任せます」
と語っていたのは、中居さんなりの配慮だったとしています。
しかし、『週刊文春』の報道に加えて、『新しい地図』の3人が中居正広さんにメールを返信したことを明かしたことによって、返信していないのが木村拓哉さんのみだったというのがほぼ確実となりました。
これについてニュースサイト『サイゾーウーマン』は、“キムハブ”が浮き彫りになったのではないかとしており、SMAP解散となった2016年大晦日には森且行さんも参加した忘年会が行われ、その会に出席しなかったのは木村拓哉さんだけだったことが判明し当時大きな話題になりましたが、ジャニーズに近い関係者は、「木村不参加の理由は、諸説報じられていましたが、実際のところは『誰も声を掛けなかった』ため。この時、木村やジャニーズ関係者らは、彼らの“イジメ”のような言動に呆れ果てていましたから。当時『キムハブ』とも言われていた『4:1』の対立構図は、SMAP解散から3年以上たった現在でも、ほとんど変わっていないということなのでしょう」
と推測しています。
SMAPメンバーの4:1という構図については、2016年にSMAP分裂・解散騒動が勃発して以降に何度もスポーツ紙や週刊誌に報じられており、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)などの番組でも関係悪化を感じさせるような場面はありました。
中居正広さんは退所報告会見でSMAPメンバーの不仲説については、「不仲でいいんじゃないんですか?実際?それは言わない。不仲って思っててもいいとは思ってます。細かいところ詰めるときりがないので。本人たちがどうか分かっていればいいですから。」
として言及を避けており、木村拓哉さんとの関係は実際のところはどうなのかは不明なのですが、今後のSMAP再結成の可能性などは決してゼロではないと語っています。
他にも木村拓哉さんとの不仲説が報じられていた香取慎吾さんは、『週刊文春WOMAN』のインタビュー記事の中で、木村さんが今年1月にソロアルバムをリリースしたことについて、「嬉しいですけどね、なんか。自分も、こうやって好きな音楽がやりたくて。たまたまアルバムをリリースするタイミングが同じになったけど、ずっと僕らは一緒に歌を歌ってきたから……。歌を1人でも歌いたいんだっていう気持ちを知れたことは、嬉しいかな」
と答えています。
稲垣吾郎さんもエッセイスト・阿川佐和子さんとの対談で、「通じてないことはないです。愛してますし」「喧嘩したわけでもないし、話し合いはできているんです。愛してる、はちょっとオーバーな言い方になったかもしれませんが、絆というか通じ合ってる心はある。最後の決断は、それぞれが責任を持ってファンを大切にしていくために決めたことなんですよ」
と語っていました。
各メンバーこのような発言をしていることから、メンバー間に修復できないほど深い溝が生じているわけではないように感じられます。
そのため、いつかまた5人がステージに立つ姿を見られるのではないか、木村拓哉さんと他のメンバーが今後どこかで、共演する日が来るのではないかと期待してしまう部分はあり、それぞれ所属先が違うのでハードルはかなり高いかと思いますが、ファンのためにいつか実現させてほしいですね。