性的トラブル報道によって中居正広さん(52)が実質的に芸能活動休止状態となる一方、木村拓哉さん(52)は活動が絶好調で、撮影が延期となっていた主演ドラマ『教場』シリーズ（フジテレビ系）の続編『教場Ⅲ』の撮影が、4月からスタートすると『ピンズバNEWS（双葉社）』が伝えています。
中居正広さんが表舞台から姿を消す中で、木村拓哉さんは年末から年始にかけて様々なテレビ番組などに出演し、そして昨年末から公開がスタートした主演映画『グランメゾン・パリ』は、公開から1週間の観客動員数が96万人、興行収入は約14億円と好スタートを切り、最終興行収入30億円超えも見込める好成績となっています。
そんな木村拓哉さんの新たなビッグプロジェクトが水面下で進行中といい、それは『教場』シリーズの新作『教場Ⅲ』だと制作会社関係者は語り、「今年の4月から撮影が始まるんです。撮影スケジュールは今夏まで。これまでを考えると、26年の年始に前後編の新春SPとして放送されるのでは」「一方で、中居さんは来年どころか明日も見えない状況となっている。SMAPの2トップ“つとぷ”の明暗が、ここにきて非常にくっきりと別れてしまった感じです」
としています。
＜↓の画像は、中居正広さんと木村拓哉さんの写真＞
『教場』シリーズは2020・2021年の正月に2夜連続放送され、平均世帯視聴率は13～15％台と好視聴率を記録し、2023年4月期には月9（月曜21時）枠で連続ドラマ化されましたが、全11話の平均世帯視聴率は9.8％と、木村拓哉さんの主演ドラマとしては過去最低の数字となっていました
＜↓の画像は、警察学校の鬼教官・風間公親を演じる木村拓哉さんの写真＞
しかし、フジテレビはシリーズの続編を制作することを明らかにしており、元々は昨年春に放送予定でしたが、ジャニー喜多川さんの性加害問題が波紋を広げ、制作が延期もしくは中止になったとの報道もありました。
フジテレビは昨年に教場の続編制作について、「脚本の内容をもっと詰めたいよね、精査もしたいよね、というようなディレクター、プロデューサー、キャスト、木村さんも含めてですけど。そういう状況の中で、ここを直したら、このセットどうするの、予算どうするのとか、どんどん副次的に広がっていく。クランクインまでの整合性を考えると、ここで無理をしないで来年にという話になった」「単発ドラマを予定していましたんで。制作現場がキャストもスタッフもこれで行きたい、というような状況を待つのがいいと思い、延期という判断をした。中止ではない。来年でよきところで制作ができれば」
と説明していました。
そして、今年4月にクランクインし、来年にも放送予定との報道を受けて教場シリーズのファンからは歓喜の声などが上がっています。
教場シリーズの続編を巡っては、これまでに様々な情報が飛び交っていて、昨年8月に『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』は、スケジュールがパンパンな状態で日程調整が困難を極めているとし、2025年には主演映画『マスカレード』シリーズの新作撮影も控えているとの情報を伝えていました。
その後『フライデー』は、『教場』シリーズの続編撮影が2025年春に決まったと伝え、撮影は4～6月にかけて行い、前後編のスペシャルドラマに加えて、かねてから囁かれていた映画化の話もあるとしていました。
また、木村拓哉さんの活動が順調な背景には、凄腕の元テレビマン・X氏の合流があるとし、木村さんからのオファーを受けて個人スタッフとして営業を担当していて、木村さんを主演とした大型案件を売り込んでいるとのことです。
そうしたことも背景にあり、木村拓哉さんはジャニー喜多川さんの性加害問題で多少ダメージを受けつつも、新たな仕事を次々に獲得することが出来ているようです。
その一方で、SMAP時代には木村拓哉さんとグループを牽引していた中居正広さんが、まさかの性的トラブル報道で表舞台から姿を消すことになり、これによって複数のメディアは結婚後に女性スキャンダルが皆無の木村さんを引き合いに出し、木村さんを絶賛する記事が次々に出ています。
そんな木村拓哉さんも不用意な言動で炎上することが多いので、この状況もいつまで続くかは分かりませんが、教場シリーズの続編などの主演作でも期待通りの結果を残し、今後も活躍する姿を見せてほしいです。