2016年7月に福岡で発生した約7.6億円相当の金塊強奪事件の主犯格で、懲役9年の実刑判決を受けた野口和樹被告(のぐち・かずき 44歳)が、19日に暴露本『半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白』を宝島社から出版することが明らかとなり、この本では芸能人たちとの繋がりについても暴露しているとのことから注目を集めています。
名古屋では有名な半グレだった野口和樹被告と兄・野口直樹被告は、金塊強奪事件の主犯格として2017年5月に逮捕され、今年1月に揃って懲役9年の実刑判決が下され、これを不服として即日控訴しましたが9月に控訴は棄却されました。
<↓の画像は、野口和樹被告と兄・野口和樹被告の写真>
野口和樹被告と兄・直樹被告は10代から鑑別所や少年院入りを繰り返し、名古屋では有名な半グレ集団のリーダー格で、野口被告は指定暴力団幹部とも友人関係にあり、1997年には高級車を狙った窃盗団の主犯格として逮捕、2005年にも3.8億円規模の盗難事件への関与で検挙されています。
そんな稀代のワルだった野口和樹被告は2016年7月に仲間らと共に金塊強奪事件を起こし、それから約1年後に逮捕されたのですが、強奪事件を起こしてから約20日後には、大阪・北新地にあるキャバクラ店で雨上がり決死隊・宮迫博之さんと出会い、その場で写真撮影を行っており、それが週刊誌『フライデー』に掲載されたことで大騒動に発展、宮迫さんは吉本興業に契約解消(後に撤回)されました。
<↓の画像が、『フライデー』掲載の宮迫博之さんと野口和樹被告の写真>
19日に出版する暴露本『半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白』の表紙には問題の写真が大きく掲載されており、この暴露本の中で宮迫博之さんとの関係についても言及している可能性があります。
<↓の画像が、暴露本『半グレと金塊』の表紙写真>
野口和樹被告らは様々な芸能人と繋がっていたことが明らかにされており、2017年6月には『週刊文春』がタレント・GENKINGさんとの交友関係をスクープし、GENKINGさんも愛知県出身で、金塊強奪事件で懲役5年6ヶ月の実刑判決を受けた白根敬大被告の結婚式に、野口被告と共に駆けつけていたと伝えています。
<↓の画像は、白根敬大被告の結婚式で撮影されたGENKINGさんの写真>
また、この事件への関与が疑われて逮捕(後に不起訴処分)となった小松崎太郎さんは、自身のフェイスブックにNEWS・手越祐也さん、ジャングルポケット・太田博久さん、フルーツポンチ・村上健志さん、元横綱・曙さん、globeのマーク・パンサーさん、パンツェッタ・ジローラモさんなど、様々な芸能人等との写真を投稿していました。
<↓の画像が、フェイスブックに投稿されていた芸能人等との写真>
それらの写真がネット上で大きな話題となり、NEWS手越祐也さんが所属するジャニーズ事務所は『朝日新聞』の取材に応じるという異例の対応を取り、ジャニーズ事務所は手越さんにヒアリングを行ったところ、「お店でたまたま一緒になり、『一緒に撮って』と求められ、応じてしまった。軽率だった」「写真の人とは面識もないし、名前も知らない。その後の付き合いもない」
などと話したと説明していました。
しかし、2017年5月に『週刊現代』が報じた記事では、手越祐也さんと小松崎太郎さんが出会った経緯について知人が、「両者ともスーパーカーが好きで、その関連で知り合った可能性が高い」と語っています。
さらに、ニュースサイト『日刊大衆』が報じている記事でも芸能記者が、「野口被告は、周囲に手越とつながりがあることを匂わす発言をしているとも聞こえてきています。あくまでも、野口被告の言い分にすぎませんが…」と語っており、もし手越祐也さんとの関わりなどについても書かれていた場合には、芸能界を揺るがす事態になりかねないとしています。
野口和樹被告らが逮捕された後には、『週刊アサヒ芸能』などがギャング集団と芸能人等との繋がりについて報じており、グラビアアイドルや若手の役者らは「パーティに参加するだけで何十万ももらっている」と、ギャラ飲みをしているといった情報を伝えており、芸能人たちは集団の広告塔として利用されているとしています。
果たして、宮迫博之さんや手越祐也さんとの繋がりについての言及があるのか否か現時点では不明ですが、この暴露本では【「パーティー・ピープル」と芸能人たちの生態系】として、実名なのか定かではないものの芸能人等との繋がりについても書いているようで、野口和樹被告と面識のある芸能人たちは戦々恐々としているでしょうね。