6月にジャニーズ事務所を退所した元NEWS・手越祐也さん(32)が、暴露本的な内容のフォトエッセイ『AVALANCHE(アバランチ)~雪崩~』(税込1760円)を5日に出版し、ファン以外の間でも大きな反響を呼び、ネット上では大炎上状態になっていましたが、大コケではないものの売り上げがイマイチ伸びず、微妙な結果になっていることが明らかになりました。
オリコンが発表した17日付(集計期間:8月3日~9日)のランキングによれば、初週の推定売り上げ部数は「2万5,461部」で、週間写真集ランキング1位、週間BOOKランキングは2位(1位は『ハイキュー!! ショーセツバン!! Ⅻ』)という結果でした。
<↓の画像が、17日付のオリコン週間写真集ランキングのTOP3>
続いて2週目の24日付(同:10~16日)のランキングによると、推定売り上げ部数は前週の約4分の1となる「6,870部」で、写真集ランキングでは1位をキープした一方で、BOOKランキングではTOP30圏外にまで落ちています。
<↓の画像が、24日付のランキングTOP3の写真>
このフォトエッセイは、当初予定していた初版1万部を5万部まで増刷し、さらに手越祐也さんは10万部に達した場合には、自身初となるサイン会を開催すると公約し、ファンたちに購入を呼び掛けていました。
- フォトエッセイ10万部達成でサイン会開催を公約した手越祐也さんの動画(Twitter)
しかし、現時点での売り上げ部数はようやく3万部を超えた程度のようで、これについてニュースサイト『サイゾーウーマン』は「前評判に比べるとパッとしない結果だった」と、期待を下回る数字になっていると指摘しています。
手越祐也さんは『AVALANCHE』で、上半身裸姿などのセクシーショットを披露していることに加えて、自身の恋愛遍歴、女性芸能人とのスキャンダルの裏話、真相などについて言及していることに加えて、NEWSに関する様々なエピソードを綴っており、発売前からジャニーズファン等の間でも物議を醸し、手越さんのファンからも否定的な声も上がる事態となっていました。
そうして発売前からファン界隈では炎上状態になっていたのですが、発売後はさらに多くの批判が噴出し大炎上となり、それに困惑した手越祐也さんは自身のYouTubeチャンネルに『これが最初で最後の弱音です』と題した動画を投稿し、反省や謝罪の言葉を述べていたものの、これに対しても批判が殺到する結果になっていました。
そして、フォトエッセイの売り上げ部数も微妙な数字で、まだ売り上げが5万部にも届いておらず、これについて芸能ライターは、「サイン会は“夢のまた夢”という数字でしたね。本人が思っている以上に、手越に関心を持ち、お金を払おうとする人は少なかった」
と語っています。
また、SNS上にはフォトエッセイを購入したファンが本の内容をスマホで撮影、そのスクリーンショットが拡散される事態になっており、これに対してフォトエッセイの公式ツイッターアカウントが発売の翌日に【警告の表明】として、違法行為を止めるよう注意喚起を行いましたが、大半のページがSNS上で拡散されていたため、これも購入が伸び悩んでいる要因として挙げられています。
ちなみに、このフォトエッセイの出版には『幻冬舎』の編集者で、セクハラ問題で物議を醸した箕輪厚介さんが本の企画に携わっているとの話もあり、スキャンダルをとにかく煽り、話題先行で売り上げ部数を伸ばそうとしていたのではとも『日刊サイゾー』が報じていました。
手越祐也さんは『AVALANCHE』の出版で大きな注目を集めた一方で、多くのファンを失っている様子で、ツイッターのフォロワー数はフォトエッセイ出版前までは138万人台でしたが、現在は134.6万人と約4万人がフォローを解除しています。
それに加えて、フォトエッセイの売れ行きも微妙という残念な状況にありますが、持ち前のポジティブさで今後も前進を続け、新たなファンを増やしていってもらいたいですね。