手越祐也さんがNEWSを脱退、ジャニーズ事務所を退所したことにより、これまで出演していた全レギュラー番組からの降板が決定し、人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系 日曜19時58分)も、5月の活動休止から復帰することなく姿を消すことになりました。
そして、『イッテQ』では手越祐也さんの後任を巡る問題が勃発し、裏側で揉めているとの情報を夕刊紙『日刊ゲンダイ』が報じています。
芸能プロダクション関係者は、「日テレとしては2007年の番組立ち上げ当初から出演していた手越を失うのは大損失です。それでなくても『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負けている。当然、ポスト手越として人気・実力共にあるジャニーズの若手タレントを指名したそうです」
と語り、後任もジャニーズタレントになるようです。
<↓の画像は、『イッテQ』降板となった手越祐也さんの写真>
日本テレビ側が手越祐也さんの後任として希望しているのは、『Sexy Zone』の中島健人さん、『King & Prince』の平野紫耀さんの2人といい、日本テレビは今年に入ってから、ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(6月27日 土曜22時スタート)の主演や、音楽特番『Premium Music』の司会に起用するなどしています。
<↓の画像が、中島健人さんと平野紫耀さんの写真>
しかし、ジャニーズ事務所側は2人の『イッテQ』出演にNGを出したそうで、その理由についてテレビ局関係者は、「スケジュールの多忙を理由に、ロケやスタジオ収録に参加できないと言ったそうです」
と明かしています。
ジャニーズ事務所側は代替案として、NEWSのメンバーを起用する案を提示したそうなのですが、今後は日本テレビ側がNGを出したとのことです。
<↓の画像は、NEWSのメンバー写真>
その理由について前出の芸能プロ関係者は、「さすがに日テレも危機感を持っています。いくらジャニーズだからといって、プロデュースが非常に難しいタレントを押し付けられては番組が死んでしまう。だったら手越抜きのマイナス1でも構わないという考えですよ」
と語り、こうして手越祐也さんの後任を巡っていま揉めているといいます。
日刊ゲンダイはこのように後任選びの裏側を報じているのですが、これに対してネット上では、
- イッテQの手越のテンションとそれに対してのいじり方が好きだった、おそらく誰を入れても同じ扱いはできない
- 自分の所のタレントの不祥事の穴を自分の所から押し込もうとするのは筋が違う。
穴を空けて迷惑かけたんだから日テレに違約金払っても良いくらい。 - 今のジャニーズには手越の代わりはいない気がする。皆、品行方正じゃなくても隠すからね。
手越の作っていないチャラさが面白かった。そこは残念。 - イッテQの手越くんはチャラいけど運動神経抜群、おまけに独特の絵を描いたりしてはまり役だった。
彼の代わりをほかのNEWSのメンバーでは比較されてしまうから辞めた方が良い。
パンツ一枚で体を張る場合もあるのでこれは中島くん平野くんのイメージには合わない。
日テレ、そんなに手越くんがいいなら手越くんを使えばいいじゃん?本人もやりたがっていたし。
でも、そうはならないのが大人の世界。手越くんはこれから先ずっとそうなると覚悟が必要だね。 - 手越はイッテQに関しては、お祭り企画復活が嬉しいとか素直に応援できるところが多かったし、「ジャニーズなのにここまで!?」みたいな、余計な演出もなく普通に1つのコーナーとして楽しめた。後任はいらないと思う。
- ジャニーズじゃなくていいです。ましてやNEWSメンバーはイッテQキャラに思えない。
ジャニーズ以外で、時々手越出してくれてもいい。手越と毒づいたナレーションをまた見たい。 - そもそも、「ポスト手越」に平野さんや中島さんの名前があがるのはファンはイヤじゃないかな?
イモトさんの時の様にオーディションして、あまり知られていない人でもいいのでは? - 今まで通り手越でいいと思うよ。あのキャラが面白かったんだから。別に犯罪行為した訳じゃじゃないんだし。
イッテQのいい所は、昔から番組構成を変えずに同じテイストでやり続けているところ。
手越使い続けても全く問題無いよ。面白いことをやれば見る人は見る。
などの声が上がっています。
23日の記者会見で手越祐也さんも、レギュラー出演していた『イッテQ』や『サッカーアース』への思いを明かしており、「今までお世話になった地上波の番組というものは、もちろん許されることなら、全然オファーがあれば、タレント手越祐也としては協力しますし、オファーをくだされば全力で頑張ります。」
などと語っていました。
しかし、テレビ番組への出演契約は、テレビ局と事務所間で行うのが一般的とされており、中居正広さんのように独立後も全てのレギュラー番組継続というケースもありますが、これはあくまでも特例です。
手越祐也さんの場合は円満な合意解除と発表されていますが、番組出演に関しては継続という話にはならなかったようで、退所発表と共に日本テレビはスポーツ紙の取材に対して、「レギュラーとしての出演はありません。総合的に判断しました」とのコメントを出しています。
そのため、手越祐也さんが『イッテQ』に再びレギュラー出演する可能性は無くなり、日本テレビとジャニーズ事務所の関係を考えると、後任にもジャニーズタレントが起用となる可能性は高そうです。
ですが、ジャニーズ事務所にはバラエティ番組に出演中のタレントが多くいるものの、手越祐也さんの後任が務まりそうな人物はパッと思い浮かびません。
もし、後任選びに失敗したら番組の視聴率にも悪影響を与える恐れもあるだけに、日本テレビ側もかなり慎重になるでしょうね。
『イッテQ』のレギュラーメンバーを巡っては、5月に『東京スポーツ』(東スポ)がイモトアヤコさん、『森三中』の降板説を報道、後任としてお笑い第7世代のトリオ『3時のヒロイン』を投入すると伝えたことで大きな騒動になりました。
報道後に、イモトアヤコさん等が番組降板を完全否定し、番組内でもこれをネタにしたことで収束となりましたが、『イッテQ』は平均視聴率が15%前後で推移している日本テレビを代表する人気番組なので、しばらく手越祐也さんの後任は入れずに、単発でジャニーズタレントを起用し、様子見する形とかの方がいいかもしれないですね。