King & Prince平野紫耀がクロサギ最後に役者辞める決断か。三浦友和や船越英一郎が演技絶賛は慰留?

今月22日をもってKing & Princeを脱退、ジャニーズ事務所からも退所する平野紫耀さん（ひらの・しょう 26歳）が、俳優業引退の意向を示していると週刊誌『女性自身』が報じています。

平野紫耀さんは、ジャニーズJr.時代の2014年1月期放送のドラマ『SHARK』（日本テレビ系）で連ドラ初主演し、デビュー後は『花のち晴れ～花男 Next Season～』（TBS系）、『未満警察 ミッドナイトランナー』（日本テレビ系）、『クロサギ』（TBS系）、映画『honey ハニー』、『ういらぶ。』、『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』など数多くの作品に出演し、俳優業でも活躍していました。

演技でも高い評価を受けていましたが、女性自身によればジャニーズ事務所を退所後は音楽活動に力を入れていきたいと考えているそうで、「演技の仕事は卒業する意向だそうです。これからは海外進出を目指し、アーティストとして、ダンスなどを磨いていきたいと聞いています」と芸能関係者が語っています。

平野紫耀さんは約4年半前のインタビューで俳優業について、「お芝居をする時は、僕の中では“本業じゃない”という意識が高くて、いかに皆さんに迷惑をかけないようにやるか気をつけています」と語っており、本業に力を注ぐために俳優引退の意思を固めたそうです。

ただ、平野紫耀さんと共演した重鎮俳優たちからは「辞めるな」との声が上がっているようです。

ドラマ関係者によれば、『クロサギ』で共演した船越英一郎さん(61)は平野紫耀さんの演技を見て、「最近の若い俳優の中では平野が抜群にいい」「間の取り方がうまく、目で演技ができる。これは努力で身につくものではなく天性のもの」とスタッフの前で絶賛していたといいます。

また、三浦友和さん(71)は平野紫耀さんが『日刊スポーツドラマグランプリ』の主演男優賞を受賞した際、「平野くんの俳優としてのこれからは、社会派ドラマなのか、ずばぬけた身体能力を生かしたアクションものなのか、キラキラの恋愛ものなのか、いずれにしても楽しみでなりません」とコメントしていました。

これ等の発言についてドラマ関係者は、「大物俳優たちが、平野さんの役者としての才能に言及する裏には、『なぜ役者を辞めてしまうのか。テレビや映画界にとって大きな損失だ』と、やり場のない怒りがあるのでは」としています。

女性自身はこのように、平野紫耀さんの俳優引退について報じているのですが、これに対してネット上では、

• 平野くんは恵まれた容姿とダンスのスキルはズバ抜けてる 本人が目指す場所で輝いてほしい
• 今現在の意思だけで、色々断言するような発言は極力控えた方がいいのになぁ。それだけ強い意思の現れではあるんだろうけど、、
  海外進出、世界を目指す。とは言っても、最終的にどうなりたいんだろ？と思ってしまいます。
  お芝居だって才能あるらしいし、他の芸能の仕事だって何年か歳を重ねた時にやれるベースみたいなものは残しておいた方がいいと思う。
• 共演者のコメントを読むと、確かに俳優を引退するのは勿体無いかな？と思うが、自身が「今、チャレンジしたい事」があるなら仕方ないよね。海外での活躍が目標なら早い方が良いし。
• 俳優引退とか海外進出とかジャニーズ事務所が勝手に言ってる事じゃないの？そうやって日本で活動出来なくする魂胆。やり方きたない。
• 俳優業されると、いろいろ困るJが俳優業をしないように外堀から埋めてるんでしょ
• 今までの発言は「俳優一本で頑張ってる人に失礼のないように全力でやっている。」という意味で、俳優辞めるなんて言ってないだろうに、また事務所の情報操作ですね。そうやってオファーも断ってたのですかね！
• 演技はいくつになっても出来るけど、ダンスアーティストならある程度の年齢までしか活躍出来ないだろうから、演技はそれが納得出来てからでも良いのでは？

などの声が上がっています。

平野紫耀さんはジャニーズ事務所を退所後に、海外進出を目指すというのが事実とすれば、今後しばらくは歌、ダンスのスキルアップに注力するだろうと思いますし、それによって俳優業をセーブする可能性はありますが、これまで複数のドラマや映画で主演を務めた実績があり、演技も評価されているので、さすがに引退まではしないのではないでしょうかね。

実際に平野紫耀さんは今年2月に、『ザテレビジョン ドラマアカデミー賞』の主演男優賞を受賞時のインタビューで、「もしも次にお芝居をする機会があったら、その時に今回の経験が生かされたなと実感するのではないかと思っています。それが今から楽しみですね。」などと発言していて、芝居は得意ではないとしながらも今後への意欲を見せていました。

そんな平野紫耀さんの演技に対しては共演した大御所の俳優たちだけでなく、『花のち晴れ』と『クロサギ』の演出を手掛けた演出家・映画監督の石井康晴さんも絶賛しており、「初めて会った日のことは、今でもよく覚えています。圧倒的に華のある人物でした。圧倒的に主役感のある男でした。」「紫耀のここから先が楽しみでしかないし、またご一緒できる日を夢見ています。彼は最高最強のエンターテイナーです」などと語っています。

ジャニーズ事務所を退所することによって、今後は大きなバックアップがない限りテレビドラマ等に出演することは難しくなると思いますが、平野紫耀さんの演技がまた見たいとの声も多くみられますし、今後また音楽活動と共に役者としても活躍する姿を見せてくれることに期待したいですね。