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市川猿之助の親が向精神薬中毒疑いで死亡、薬飲み一家心中か。逮捕の可能性も…俳優兼マネージャーに遺書報道、ネットで波紋広がる

市川猿之助が両親死去の原因供述。遺書で愛するMにメッセージ、財産相続も…書き置きの内容報道で憶測飛び交う

18日に亡くなった歌舞伎俳優・市川猿之助さん(本名=喜熨斗孝彦 きのし・たかひこ 47歳)の両親の死因が、「向精神薬中毒の疑い」であることが19日に発表され、さらに猿之助さんが警視庁の聴取に対して、「家族で話し合い死のうとした」という趣旨の話をしていたことが明らかとなり、これを巡って様々な憶測が飛び交っています。

捜査関係者によれば、18日に自宅で両親と共に倒れているところをマネージャーに発見された市川猿之助さんは、搬送先の病院で警視庁の聴取に対して、「家族会議をした」「家族で死んで生まれ変わろうと話し合った」「両親が薬を飲んだ」という趣旨の説明をしているといい、警視庁は一家心中を図った可能性があると見ているとのことです。

3人は発見時に嘔吐して口から泡が出ていた状態で、睡眠導入剤のようなものを口から大量に摂取したとみられるものの、自宅からは関連する薬物や容器などは見つかっておらず、家族以外の第三者が自宅に入った形跡も無かったとしています。

市川猿之助さんが発見された半地下の自室には、遺書のような書き置きが複数あったことも明らかになっており、壁に立てかけたスケッチ用キャンバスには猿之助さんの本名名義で、親しい知人・M氏に向けたメッセージが記されていたといい、別の書き置きには「財産は親族以外の関係者に相続させる」などと記されていたそうですが、この“親族以外の関係者”というのもM氏だったそうです。

気になるこのM氏についてニュースサイト『集英社オンライン』は、「マネージャーも務める俳優」だったとしています。

自宅で発見された書き置きについて社会部記者は、「自身のマネージャーも務める俳優宛てに謝罪の言葉とともに『愛してる』といった文面の遺書を残し、それとは別にこの俳優に遺産をすべて相続させるという内容のメモまで残していたようです。事件当日に現場から119番通報したマネージャーというのはこの俳優のことと思われ、救急車で段四郎さんらが搬送された後に現場で泣き崩れていたのを報道陣にも目撃されています」と明かしています。

集英社オンラインは真相を確かめるため、その俳優の母親にも取材を行ったところ、「子どもとは連絡がとれていません。歌舞伎関係のお仕事もしているとは聞いていましたが、猿之助さんの身の回りの世話までしていたとは聞いていません。猿之助さんはとても素晴らしい方だと聞いていました。舞台でもご一緒しており、兄のように慕っていました」と答えたとしています。

また、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』の記事では捜査関係者が、「猿之助さんが見つかった場所のすぐ近くに、スケッチ用のキャンバスが壁に立てかけられた状態で、床に置いてありました。そこには、『愛するM(※イニシャル。実際には猿之助さんと交流があった知人の名前)大好き。次の世で会おうね』という内容が書かれていました」と明かしています。

別の書き置きの内容についても、「そこに書かれていたのは、親族ではないMさんに財産を相続させるという内容でした。猿之助さんは独身で妻や子もおらず、自身の財産を最愛の人物に譲渡しようとしたのだと思われます」と語っています。

これ等の報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

遺書とされる書き置きの内容、さらにイニシャルを文春オンラインが伝え、これによってネット上では様々な憶測が飛び交い、名前にMが付く市川猿之助さんと親しかった複数の芸能人の名前が挙げられています。

<↓の画像は、市川猿之助さんの交友関係>

市川猿之助さんと親交が深く名前にMが付く芸能人は、ジャニーズの6人組グループ『SixTONES』のジェシーさん(本名=ルイス 昌也ジェシー 26歳)、元『V6』の三宅健さん(43)、歌手・俳優の福山雅治さん(54)などで、中でもジェシーさんは非常に仲が良かったため、猿之助さんが搬送されたとのニュースが流れた際には、多くのジャニーズファンから心配の声が相次いでいました。

SixTONESジェシーさんと市川猿之助さんは、昨年10月期放送のドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)で共演し、劇中で2人はお笑いコンビを組み、この共演がきっかけで2人はプライベートでも遊ぶ仲になったといいます。

<↓の画像は、ドラマ『最初はパー』で共演時のジェシーさん、市川猿之助さんの写真>

ジェシーさんは猿之助さんのことを「たかちゃん」と愛称で呼び、今年は年始から猿之助さんと過ごしたことや、わざわざ福岡まで歌舞伎の公演を見に行き、翌日にはディズニーランドへ行ったこと等も明かし、今度一緒に海外旅行をしたいとも話しているとラジオで語っていました。

これらのエピソードから、市川猿之助さんが複数の書き置きに記したM氏とは、ジェシーさんのことなのではとの憶測が多く飛び交っているのですが、集英社オンラインによればM氏は「マネージャー兼俳優」とのことで全く別人である可能性が高いものの、ジェシーさんと猿之助さんは非常に仲が良かったのは事実なので、ジェシーさんの精神状態も心配になります。

また、真偽のほどは定かではないものの、親しい知人に宛てて書いたとされる遺書の内容が伝えられ、市川猿之助さんの今後を心配する声も多く上がっており、警察も再び自殺を図ることを警戒して警察病院に移動させ、回復を見て事情聴取を行う方針とも報じられています。

そして、市川猿之助さんが聴取で両親が亡くなった経緯について、どのような供述をするのかにもよりますが、今後刑事事件に発展する可能性は十分あるとみられており、もし刑事責任を問われるとなった場合に、「嘱託殺人」「自殺教唆」「自殺ほう助」のいずれかの罪に問われる可能性があるとされ、いずれも法定刑は「6ヶ月以上7年以下の懲役または禁錮」となっています。

親子3人揃って自殺を図った可能性もまだ残されているため、まだ市川猿之助さんが罪に問われると確定したわけではなく、今後の聴取でどういった供述をするのか等に注目したいですね。

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