元SMAP・木村拓哉さん(44)の妻で、歌手・工藤静香さんが今年ソロデビュー30周年を迎え、8月30日に前作から12年ぶりにオリジナルアルバム『凛』をリリースしたのですが、かなり微妙な結果になっていることが判明し、業界内では苦笑いされているとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
オリコンが発表した9月11日付(集計期間:8月28日~9月3日)の週間CDアルバムランキングを確認すると、工藤静香さんの『凛』は初登場21位、推定売上枚数「2950枚」という結果になっています。
工藤静香さんはアルバムリリースにあたり、様々なテレビやラジオなどに登場してアルバムのPRを行っており、8月2日には『FNSうたの夏まつり ~アニバーサリーSP~』(フジテレビ系)、同25日には『工藤静香のオールナイトニッポンGOLD』で12年半ぶりにラジオパーソナリティーを務めたほか、元AKB48の高橋みなみさんのラジオにゲスト出演し、同30日放送の情報・ワイドショー番組『ビビット』(TBS系)、『スッキリ!!』(日本テレビ系)などにも出演していました。
<↓の画像は、高橋みなみさんとラジオ番組で共演した工藤静香さんの写真>
その後も、深夜音楽番組『バズリズム』(日本テレビ系)に出演していたほか、14日放送の『SONGS』(NHK 22時50分)にも出演が決定しています。
<↓の画像は、14日放送の『SONGS』に出演の工藤静香さんの写真>
こうしたプロモーション活動を行っていたもの、初週の推定売上枚数は3000枚に届かなかったため、音楽ライターは「商業的には“大惨敗”でしょう」「メジャーレーベルの場合、たとえ新人アーティストだったとしても、『最低3,000枚を超える見込みがなければ、リリースする価値はない』とされています。工藤のアルバムに関しては、レコーディング費に加えてテレビ出演時の持ち出し費用など、全て合算すれば最低でも初動1万枚はほしかったところです」と指摘しています。
12年ぶりにリリースしたアルバムがこのような結果になったものの、工藤静香さんは今後積極的に芸能活動を行っていくようで、情報番組のプロデューサーは「SMAP解散後、工藤は自らマスコミ関係者と接触したり、番組出演に前向きな姿勢を見せるなど、『アイドルの妻』として裏方に徹する必要がなくなったといわんばかりの行動をしています。以前から、自分や夫を“もっとファンにアピールしたい”という思いを抱いていたそうで、今回のリリースを機に、芸能活動を本格化させたいと考えていたのかもしれません。」と明かしています。
そして、これに対してネット上では、
- 工藤静香は一昔前の歌手。もう需要はない。
- 逆に2,590枚も売れたことに驚きだわ
- このKYをメディアに出さないで!見るだけで気分が悪い。
- そんなに芸能界に未練があるなら妻を辞めればいいのに。二兎追うものは一兎も得ずって言うよ。
- 誰もあなたを求めてない。出れば出るだけ嫌われる。その辺を読めない辺りがすでに終わってる。
- コアなファンはいるだろうから、やっぱディナーショーとかじゃない?
- SMAPの25年を潰してSMAPを解散させたご褒美にアルバムを出したのはいいが誰がこんな妖怪の歌なんて聞きたい?ポニーキャニオンも貧乏くじをひいたね。
- これは間違いなく身内買いが入ってる。何十周年記念アルバムで久々リリースの場合、予算に身内買いを組んでおく。それで勢いつけて、購買意欲をあおる。それでコレやから もうアカンね。旦那さんに買ってもらったらええよ
- 百恵さんのように、メディアにもネットにも完全に引退するべきだったのに、出てきてしまったからねぇ。芸能界の身内評価と世間の風を見極めれなかったのが、この結果だな。解散騒動にも、一言『見守ります』ぐらいで終わっとけば、好感度も、今回のCDも、もっといけたのにね。
などのコメントが寄せられています。
売上が3000枚に届かなかったアルバム『凛』には、玉置浩二さん、B’zのギタリスト・松本孝弘さんが作曲を手掛けた曲が収録されているほか、作家・作詞家の伊集院静さん、シンガーソングライター・岸谷香さん、2人組ユニット『吉田山田』らが作詞を手掛けた曲もあり、PR活動もかなり行っていた割には売上が伸びなかった印象です。
ちなみに、2005年6月リリースの前作『月影』の初週売上枚数は「2248枚」だったようで、この頃よりCDが売れなくなっていることから、工藤静香さんサイドは新作の売上枚数にそこまでショックを受けていないかもしれません。
また、工藤静香さんがこれから芸能活動を本格化させていくという話についてですが、工藤さんは今年1月に公式インスタグラムを開設し、プライベートで撮影した写真を多数投稿するなどの変化が見られます。
これはSMAP解散と関係しているのかは不明なのですが、工藤静香さんはジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長と深い繋がりがあり、SMAP解散によって木村拓哉さんの仕事も減ったことから、本格的に芸能活動を再開することが許可されたという可能性もありそうですね。
ちなみに、昨年1月に週刊誌『女性セブン』が報じていた記事によると、工藤静香さんにとってメリー喜多川副社長は母のような存在で、木村拓哉さんと結婚後のマスコミ対策や産後の仕事復帰を後押ししてもらったといいます。
また、『週刊新潮』がメリー喜多川副社長に独占インタビューを行い、工藤静香さんとしばしば食事を共にしていること、工藤さんの娘達にプレゼントを贈ったり、そのお返しを受け取るような仲だというのは本当なのかといった質問をすると、メリー副社長は「この質問には笑っちゃった。これね、静香に言ったら『あれ、だって普通のことじゃないですか。何かおかしいですか?』と言っていましたよ。静香とは食事もします。でも、それは特別なことをしているわけではありません。」という回答をしています。
工藤静香さんにはこうした後ろ盾もあるので、もし本人が望んでいるのであれば、これから芸能活動を本格化させる可能性は十分あると見てよさそうですが、工藤さんが表に出てくることによって、木村拓哉さんのイメージ悪化や人気低迷がさらに加速しないか心配ですね…。