嵐の大野智さん(35)が主演のドラマ『世界一難しい恋』(毎週水曜22時00分～23時00分 日本テレビ系)が13日よりスタートし、関東地区の初回平均視聴率が12.8％だったことが明らかとなりました。
『世界一難しい恋』は、『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)、『プロポーズ大作戦』、『ハチミツとクローバー』(ともにフジテレビ系)等のドラマの脚本を手がけている脚本家・金子茂樹さんによるオリジナル作品。
主演の大野さんが演じるのは、一流リゾートホテルグループ「鮫島ホテルズ」のイケメン若社長で収入が多いものの、他人に厳しく、自分には甘いなど性格に難があり、未だに独身で人望も無いという鮫島零治役で、近づいてきた女性は速やかに去ってしまい、これまで一度も恋をしたことがなかったのですが、女優・モデルの波瑠さん(24)演じる空気が読めない“KY女”の中途社員・柴山美咲に恋をしてしまい、低すぎる恋愛テクニックしかない零治が涙ぐましい努力で美咲を追いかけ…というラブコメディ。
なお、大野さんが恋愛モノの作品に挑戦するのは今回が初となっています。
＜大野智さん主演の『世界一難しい恋』＞
この作品には大野さんと波瑠さんの他に、零治の秘書・村沖舞子役を小池栄子さん、零治の専属運転手・石神剋則役を杉本哲太さん、零治のライバルホテル「ステイゴールドホテル」経営者・和田英雄役を北村一輝さん、美咲の同僚で入社2年目の三浦家康役をジャニーズWESTの小瀧望さん、美咲と同期入社の新入社員・堀まひろ役を清水富美加さん、鮫島ホテルズの社長室企業戦略部の部長・白浜吾郎役を丸山智己さん、部長代理・音無静夫役を三宅弘城さん、主任・蛭間太陽役をお笑いコンビ『マシンガンズ』の西堀亮さん、部員役で若林誠さんと札内幸太さんが出演しています。
14日放送の第1話では、零治が視察先の箱根のホテルにて、いつものように厳しいチェックをしていたところ、大浴場を掃除している美咲と出会う。
美咲は中途採用され、研修のために各地のホテルを回っており、零治に意見を求められた美咲は、社長である零治に物怖じすることなく、風呂上がり飲む牛乳を置いてないのはおかしいと意見する。
それに対して、牛乳嫌いの零治はその意見をはねのけるのですが、臆することなく意見を言う美咲に、零治は妙な動揺を感じ…という展開となっていました。
そして、第1話終了時点でのネット上の反応を見てみると、
- 大野君大好きだけど‥。なぜか社長に見えないしちょっと滑舌が良くない感じ。波瑠さんは大野君にピッタリこないように見える
- 大野くんは童顔だから社長って感じがしない…。あと、結婚できない男とか、独身貴族とか、いろんなドラマを思い出したかな。
- 波瑠の無駄遣いにならないといいけど…
- 容姿、雰囲気、空気感等々、経営者に見えない。。。設定に無理がある。
- リーガルハイでも思ったけど、小池栄子の秘書役はすごく適してるな。小池に目が行く内容だったわ
- 主演よりヒロインの背が高いのは(笑)
- うーん。。。これからの展開次第で面白くはなりそう。少し大野くんの社長は頼りないw
- テンポがイマイチで長く感じたし、色々と中途半端。ストーリーもきっと想像通りだろうし、大野くんと波瑠の並びに全くドキドキしなかったのは致命的かも．．。ファンの人には悪いけど、大野くん、スーツ姿が絶望的に似合わない．．ラブストーリーは主演に萌えないと無理だと分かりました。
などのコメントが寄せられていました。
大野さんが連ドラで主演を務めるのは、2014年4月期に放送された実写ドラマ『死神くん』以来2年ぶりで、ヒロインを務める波瑠さんは、今世紀最高の期間平均視聴率23.5％を記録したNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』で主演を務め、『あさが来た』終了後初のドラマ出演だったことからもう少し高い数字が期待されており、民放の連ドラで初回12.8％はまずまずの数字であるものの、日テレの水曜ドラマ枠は平均より高い数字が取れる傾向にあるため、イマイチ伸びなかった感じですね。
ちなみに、今年1月期に同枠で放送された堀北真希さん主演『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』は初回11.2％、昨年10月期放送の天海祐希さん主演『偽装の夫婦』は初回14.7％、昨年7月期放送の杏さん主演『花咲舞が黙ってない』第2シリーズの初回も14.7％、昨年4月期放送の堺雅人さん主演『Dr.倫太郎』の初回は13.9％となっていました。
視聴者の反応を見てみると、大野さんが社長に見えない、滑舌が悪いといった批判的な声がチラホラと見られ、内容に対しても新鮮味が無いといった厳しい指摘もあるのですが、まだスタートしたばかりで、今後大野さん演じる零治が、美咲にどのようなアプローチを仕掛けていくのかといった今後の展開が楽しみといった声もあり、引き続き数字の推移に注目したいですね。