嵐の大野智さん(35)が主演の日本テレビ系ドラマ『世界一難しい恋』(略称:セカムズ)の第2話が20日放送され、平均視聴率(関東地区)が12.9%だったことが明らかとなりました。
14日からスタートした今作の初回平均視聴率は12.8%で、0.1%アップしているのですが、連続ドラマは初回から徐々に数字が落ちていく事が多いため、わずか0.1%のアップとなっているものの、引き続き好調をキープしていくことに期待されます。
大野さんはこの作品で初めてラブコメディに挑戦しており、ヒロインを演じているのは、高視聴率を記録した2015年度下半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』で主演を務めた女優・モデルの波瑠さん(24)。
大野さんが演じるのは、一流リゾートホテルグループ「鮫島ホテルズ」のイケメン社長・鮫島零治で、零治は他人に厳しく、自分に甘いなど性格に難があり、近づいてきた女性は速やかに去ってしまうことから一度も恋愛をしたことがないという役柄。
そんな零治が、波瑠さん演じる空気が読めない“KY女”の中途社員・柴山美咲に恋をしてしまい、低すぎる恋愛テクニックしか無いものの、涙ぐましい努力で美咲を追いかけるが…といったストーリー展開のラブコメディ作品となっています。
<大野智さんと波瑠さんが初共演のドラマ『世界一難しい恋』>
20日放送の第2話では、2ヶ月後に開かれるホテル協会のパーティーに、美咲のことを婚約者として連れていくことを零治は決意。
しかし、秘書の村沖舞子(小池栄子さん)から、美咲にはベルギー人の恋人がいるらしいと知らされ、美咲の先輩社員・三浦家康(ジャニーズWESTの小瀧望さん)に近づいて情報を集めたところ、美咲の元恋人はベルギー人のミルコという男で、美咲がパリのホテルで働いていた頃の同僚だったと明らかになり、この元恋人とはすでに別れ、美咲は現在交際している男性はいないことが判明。
零治は更に美咲の過去が気になり始めてしまい、終いには美咲との交際を諦めるとまで言い出してしまい、舞子からは「器が小さい」と言われてしまう。
その一方で美咲は、零治がクビにした勤続35年のベテラン清掃員・松田百代(美保純さん)の再就職に関する仕事を進めており、美咲が松田に紹介した再就職先は、「鮫島ホテルズ」とライバル関係にある和田英雄(北村一輝さん)が経営の「ステイゴールドホテル」だった。
これに対して零治は激怒して美咲を問い詰めるのですが、美咲はそれにひるむこと無く、零治の理不尽さを指摘。
美咲を諦めきることが出来ないでいた零治は、美咲に嫌われてしまったと後悔するのですが、秘書の舞子から「何があっても笑顔で受け止める大らかな心を見せれば、美咲に見直してもらえるはず」と励まされ、零治は美咲の心を掴むため自分の行いを改めることにし、大嫌いな和田に頭を下げて松田の再就職を頼み、社員たちにも優しく接するようになるのですが…という展開となっていました。
そして、第2話終了時点でのネット上の反応を見てみると、
- ドラマはストーリー重視派だったが、ストーリーよりも社長の行動の滑稽さに目が行って、結果笑ってしまうという、新感覚のドラマの楽しみ方を味わっている。ラブストーリーというより、社長の成長ドタバタコメディー。大野さんも面白いけど、欲を言えば、もう少し三宅さんにもスポット当ててほしい。
- 内容的には、ありきたりな話なのに、大野君の表情に え? ここで、この表情? ここで、それ言います?って笑ってしまう。
- 22時なんかじゃなくて、日曜日の20時くらいに放送したほうがもっと家族で観れて視聴率上がったんじゃないかな。中高生やファミリー向けのドラマ。
- 小池栄子さんの秘書役いいですね。大野君と小池さんがくっついたら良いのにとか思ってしまったり・・・
- 小池栄子さん、存在感すごいです。『マッサン』も『八日目の蝉』も『20世紀少年』も小池さんの演技が主役を引き立ててましたよね。
- 小池栄子とのやり取りが面白く、そっちがメインで見てしまう内容
- 1話目よりストーリーが動いて来ておもしろかった。笑って観られる楽しいドラマなので、今後の展開にも期待。
- 懐かしい気分になるドラマですね。好きな人とお話しするのにドキドキした頃を思い出して、何だか癒されますw
- こういう感じで何も考えず、ハハハと笑って見られるドラマは最近あまりなかったから純粋に楽しんでる。波瑠さん、大野さん、小池さん、杉本さんのコンビネーションがいい。
- 嵐のドラマってあまり好んで見なかったけどこれは面白い。
などのコメントが寄せられています。
大野さんはこれまでに、『魔王』(TBS系)、『怪物くん』(日本テレビ系)、『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)など、ゴールデン・プライム帯(19~23時)に放送された様々なドラマに出演してきましたが、初回12.8%といくのは過去最低となっていました。
初回終了時点では、大野さんが社長に見えない等といった批判的な声も多く見受けられ、今後さらに数字が下がっていってしまうのではないかと心配をしたのですが、第2話終了時点でそういった声は減ってきており、ドラマ自体が面白いという声が多く上がっているため、今後大きく数字が下がること無く、好調をキープし続けるかもしれないですね。
引き続き注目したいと思います。