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演技力が高評価のニノが主演の新春ドラマ『坊ちゃん』、立川談春の『赤めだか』の数字が伸びなかった理由とは? 数字を持ってない?

嵐・二宮和也の主演ドラマ『赤めだか』と『坊ちゃん』が低視聴率? テレビ東京にも惨敗の原因とは? 映画も厳しい状況で暗雲?

年末年始に東京キー局で放送されたテレビ番組出演者ランキングが発表され、番組出演数で嵐のメンバーが上位を独占したことがテレビ番組のリサーチ・マーケティングを行う調査会社『エム・データ』の調べて明らかとなっており、二宮和也さんが32本でダントツの1位となりました。

次いで2位は櫻井翔さんで22本、3位に大野智さん、松本潤さん、相葉雅紀さんが並んで21本となっていたのですが、見事1位を獲得した二宮さんが主演のスペシャルドラマの視聴率が悲惨な結果に終わっていたようです。

12月28日にTBS系で放送された『赤めだか』で二宮さんは初の落語家役に挑戦し、ビートたけしさん演じる落語家・立川談志さんに弟子入りした立川談春さん役を演じたのですが、関東地区の平均視聴率はギリギリ2ケタ台の10.7%。

同ドラマは21時~23時35分というゴールデン帯に放送され、テレビ朝日系で19時~23時40分に放送の『Qさま!!超豪華2本立て!学力女王頂上決戦&2015年トレンド王決定戦』は13.5%で同時間帯トップの数字を記録。

フジテレビ系で20時~23時18分に放送の『FNSお笑い祭』、日本テレビ系で21時~23時14分に放送の『好きになった人13今年の終わりに今年の顔の恋が始まる!SP』はともに10.4%、テレビ東京系で21時~23時24分に放送の『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』は7.3%となっていました。

TBSはテレビ朝日に次ぐ高い数字を獲得していたわけですが、横並びが強かっただけでなく、前の時間帯に放送されていた『緊急!公開大捜索 SP2015』の視聴率が9.8%と低く、これが数字がイマイチ伸びなかった原因なのではないかと推測されます。

また、年が明けた3日に放送された新春ドラマスペシャル『坊ちゃん』でも二宮さんは主演を務めていたのですが、21時~23時30分に放送されたドラマの平均視聴率は10.4%という結果に。

3日は例年通り『アラおめ!2016』と題し、嵐の番組がフジテレビをジャックしており、『VS嵐2016賀正 新春豪華2本立てSP』の18時台の平均視聴率は10.0%、19~21時台は12.2%。

しかし、その後に放送された『坊ちゃん』は10.4%と約2%もダウンするという残念な結果となっており、同時間帯にテレビ朝日系では人気ドラマシリーズ『科捜研の女 正月スペシャル』が放送され、民放トップの13.6%を獲得。

テレビ東京系で放送された『和風総本家お正月スペシャル』は10.8%を記録しており、『坊ちゃん』はこれよりも低い数字となっています。

なお、昨年放送された櫻井翔さんが主演の新春ドラマスペシャル『大使閣下の料理人』は11.8%、2014年放送の大野智さん主演の『鍵のかかった部屋』スペシャルは15.9%、2013年放送の松本潤さん主演の『ラッキーセブン』スペシャルは15.0%、2012年放送の大野さん主演の『もう誘拐なんてしない』は13.7%を記録しています。

そんな二宮さんが主演を務めた2014年4月期放送の『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(日本テレビ系)は、初回13.4%とまずまずの数字を記録したものの、ほぼ1ケタ台で推移して全11話の平均視聴率はギリギリ2ケタに届かず9.9%に終わりました。

また、昨年12月12日より公開の映画『母と暮らせば』に出演していますが、イマイチ動員数が伸びず、公開2日間の動員ランキングは3位、その後は4~5位で推移という微妙な結果となっています。

二宮さんは決して派手さは無いものの、グループの中では演技力が高く評価されており、2006年に公開されたクリント・イーストウッド監督による『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビューを果たすなどしています。

そして、数字がイマイチ伸びなかった『赤めだか』ですが、視聴者からは脚本の良さや二宮さんをはじめとした出演者の演技が高く評価され、連ドラ化などを望む声が上がっています。

数字に上手くつながっていないのは残念なところなのですが、これからも様々な役に挑戦して演技の幅を拡げて更に活躍してほしいと思います。

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