昨年の活動をもって『SMAP』が解散し、これからジャニーズ事務所を牽引していく存在になるとされる『嵐』の一大プロジェクトが、水面下で始動していることを17日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
同誌によると、現時点ではいつから撮影がスタートするのかなどは決まっていないものの、「メンバー全員が出演する“20周年記念映画”の企画がスタートしたそうです。」と芸能プロダクション関係者が話しているといい、映画はいくつか進んでいる20周年プロジェクトの目玉の1つとのこと。
嵐の各メンバーが出演する作品は今年次々に公開される事が決定しており、7月にはリーダー・大野智さん主演の映画『忍びの国』、10月には松本潤さん主演の『ナラタージュ』、11月には二宮和也さん主演の『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』が公開予定で、グループでの活動だけでなくソロ活動も活発的になっています。
そうした中で、20周年を記念して製作される映画は、メンバー全員が出演している人気の『ピカ☆ンチ』シリーズの新作なのではないかという話が出ているといい、前出の関係者は「製作が決まったのは、昨年末のこと。今年と来年で撮影および編集、結成20周年イヤーである’19年に公開というスケジュールになると思います」と語っています。
『ピカ☆ンチ』シリーズは、V6・井ノ原快彦さん原案、堤幸彦監督で2002年10月に1作目となる『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』が公開されました。
この作品は嵐のメンバーが初主演を務めた作品で、東京・品川のマンモス団地「八塩団地」で育った5人の高校生の恋、友情などを描いたハートフルコメディーで、井ノ原さんの青春時代をもとに作られています。
この作品から2年後のデビュー5周年イヤーの2004年3月には、続編『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY』が公開され、前作から3年後の5人の姿を描き、デビュー15周年記念イヤーの2014年8月には、2.5作品目と位置付けされているスピンオフ作品『ピカ☆★☆ンチ(ピカンチハーフ)LIFE IS HARD たぶんHAPPY』が公開されました。
<↓の画像は、2014年公開の映画『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY』>
『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY』のロケは、舞台となっている「八塩団地」(東京・品川の品川八潮パークタウン)でも行われたのですが、嵐の熱狂的なファンらが撮影現場に詰めかけ、「見学お断り」という看板があったものの約200人の野次馬が集まり、パニック状態になっていたことがツイッター等で報告されていました。
このような騒動になるほど、嵐ファンの間では注目度が高い作品で、3作目はチケット発売スタートからたった2日間で約25万枚が完売。
また、多くのファンの要望を受けて、当初予定していた東京と大阪以外にも、札幌、名古屋、福岡でも期間限定で公開されるなど大きな反響を呼びました。
このような人気作品であるため嵐ファンからは喜びの声が多く上がっているのですが、一部の熱狂的なファンの行動によって様々なトラブルが過去に発生しており、その度に嵐ファンはマナーが悪いなどと批判を受け、嵐のイメージにも傷が付くことになるため、今回はしっかりとマナーを守ってもらいたいですね。