嵐が活動休止した2020年末をもって芸能活動を休止し、表舞台から姿を消した嵐のリーダー・大野智さん(42)が、藤島ジュリー景子社長(57)との関係悪化によってジャニーズ事務所を退所、他のメンバーたちと独立するといった話を週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。
デイリー新潮によれば、ジャニーズ事務所が様々な問題で大揺れ状態が続く中で、次に大騒動に発展する可能性があるのが【「嵐」の退所問題】だと元ジャニーズ事務所スタッフが語ったそうです。
大野智さんは2017年時点でメンバーには、「5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか、何事にも縛られずに自由な生活がしてみたい」
との思いを打ち明け、話し合いの末に大野さんの意見を尊重し2020年末をもってのグループ活動休止が決定しました。
大野智さんはジャニーズ事務所を辞める覚悟だったそうですが、話し合いの末に籍を残したまま無期限活動休止という形となりました。
それから2年半以上経ち、デイリー新潮が元ジャーニーズスタッフに大野智さんが活動休止を決意した理由を聞いたところ、「ジュリー社長と大野氏の亀裂が決定的になった原因は、大野氏に関する女性誌のある記事への社長側の対応にある。その対応が大野氏の意思とは異なったため、不満を抱いた。大野氏にとっては大事な問題だった」
と説明し、この事件が原因で双方の間に溝が生じ始めたそうです。
その後も関係修復には至らず現在も火種を抱えている状態といい、気になる大野智さんの今後について同スタッフは、「(今年3月にイギリスBBCの報道で)性加害問題が表面化したこともあり、もうジュリー社長の体制下で活動する気はないだろう。活動休止が長期化したのも事務所に戻るつもりがないから。メンバーたちと一緒に退所し、自分たちでやっていくつもりだと思う。嵐というグループ名は事務所が商標権を持っているから使えないが、名前を変えてもファンは着いてくる」
と語り、メンバー5人揃って事務所を退所、独立するのではないかとしています。
もし5人揃って独立、グループとして再出発する形になったとしても、活動資金はファンクラブの運営で巨額資金を得ることが可能で、テレビ局がジャニーズ忖度を発動してドラマに出られなくなったとしても、今ならNetflixなど外資系有料配信動画が豊富なことから、メンバーそれぞれ独立したところで仕事に困ることはないだろうとしています。
ただ、「メンバーの中には大野に同調しそうにない者も最低1人はいる」「事務所側としてはメンバーを1人でも多く残したい。King & Prince(キンプリ)と同じで、完全な形で出ていってほしくない」「年末までに嵐の退所問題を中心に大きな動きがある」
とも語り、SMAP、TOKIO、V6、キンプリなどのようにメンバーがバラバラになってしまう可能性もあるとしています。
こうしたデイリー新潮の報道を受けてネット上では、
- 性加害問題を風化させるために、年末年始を狙って嵐復活を打ち上げるんじゃないのか?
それにしても、嵐は今まで十分に事務所には貢献してきたんだから、事務所に残る残らない、グループの存続・解散を含め、事務所の都合優先ではなく、個々のメンバーの希望を尊重してあげてほしい。 - 嵐のメンバーがTOBEへ行ったとして、嵐として発売の曲を歌えない。1からリスタート。そして今さら嵐のメンバーがジャニーズを離れるメリットはあんまりないと思う
- 嵐はそんな不義理な事しない。ジャニーズあっての嵐、嵐あっての個人というのをわかっている人たち
- 嵐がTOBE行ったらすごいね。タッキーにとって大野君は憧れだったし、タッキーにとってニノ・相葉ちゃん・松潤はジュニア時代よくかわいがってたもんね。
- 嵐だけじゃなく、所属タレントの誰しもが事務所を辞めたいんじゃない? 閉店セールみたいに必死にタレントに仕事を与えメディアに出し続けている所をみると、引き止めに大変なんだと思う。
- そこまで嵐に需要あるのか?活動休止して結構時間が経ってファンも他グルへ行って方もいると思う。
活動再開してもあの頃のキラキラしていた嵐を出せるのか?疑問…もう嵐をどうするのか?決断しても良いのではないかと思う。 - 解散でいいのでは?正直もう昔ほどの輝きもないし、アイドルとしてやっていくのはちょっと痛々しいかな
ファンの数が300万?実際はそんなにいないでしょ 世代交代はもうしてると思うけどなぁ
などの声が上がっています。
嵐は現在も年間に数十億、百数十億も稼ぎ出し、藤島ジュリー景子社長が手塩にかけて育てた最高傑作と言えるグループで、数年にわたり話し合った末に大野智さんは活動休止、他のメンバーはソロ活動という形で話がまとまったにも関わらず、ここに来ていきなり大野さんら各メンバーが退所、独立し、グループ名を変えて再出発を図るというのはにわかに信じ難い話ですね。
大野智さんが活動を休止したいと考えた理由が「何事にも縛られずに自由な生活がしてみたい」というもので、ここからまた音楽活動をしていきたいとの気持ちはイマイチ伝わってこず、他のメンバーも同様にグループよりもソロ活動をというスタンスで、事務所との様々な関係性もあって、5人が一致団結して独立し再出発となる可能性はゼロに近いのではないかと思います。
一方で、一部メンバーの退所説は以前からチラホラと週刊誌などに報じられており、大野智さん以外にも櫻井翔さんがジャニーズを離れ、キャスター業に力を入れていくのではといった噂もあります。
ですが、やはり嵐は藤島ジュリー景子社長の秘蔵っ子的存在なので、今後もジュリー社長が代表を続ける限りはジャニーズに残留となるのは間違いないのではと思いますが、昨年は『なにわ男子』、今年は『SixTONES』の公式カレンダーを出版するなど、ジャニーズの息がかかっている新潮がわざわざこうした記事を出すというのは何か理由があると思うので、果たして今後嵐メンバーの周辺で大きな動きがあるのかどうかに注目したいですね。