人気アイドルグループ嵐が出演しファンの間で話題になっていた、今年の春先から放送されていた航空会社JALのCM。
北海道・上富良野町の「5本の木」は、CM中に相葉雅紀さんが「嵐の木って呼んでいいかな」と話したこともあり、ファンの間では「嵐の木」とも呼ばれていた。
そして、このCMで使われたロケ地が“嵐の聖地”として、嵐ファンの間で話題になり、「5本の木」を一目見ようとファンが殺到する事態になった。
しかしその土地は私有地で、無断に立ち入ることは禁止されているのですが、それにも関わらず、一部の心ないファンはその土地に無断で立ち入り撮影を行うファンが後を絶たず、ゴミのポイ捨てや違法駐車、窃盗騒動など、数々の迷惑行為をして警察が動く事態にまで発展してしまいました。
これには木の所有者も激怒してしまい、被写体としての価値を下げるために新たに木を2本植え、「5本の木」を「7本の木」にしてしまったという。
この一連の騒動は現地のテレビや新聞で社会問題として取り上げられ、ネットでは一部の心ないファンに対して非難の声が上がりました。
しかし現在でも敷地内に立ち入るファンは後を絶たず、中には木に傷をつけて破片を持ち帰ろうとする人もいたようです。
そしてこういった行動を見かねた木の所有者は、CMを流したJALに対して抗議するまでに発展してしまったようです。
JALスタッフは謝罪のため現地まで足を運び、関係者に対してひたすら頭を下げて回っていたのだいう。
本来、頭を下げるべきなのは、当然問題を起こした一部のファンたちであり、この騒動でCMスポンサーのJALだけでなく、嵐の顔にまで泥を塗ったかたちとなってしまった。
現在、JALや日立をはじめ25社のCMに出演している嵐メンバーですが、こうした騒動で嵐の仕事に影響が出ないことを願うばかりだ。
これにネットでは、
「ファンによって嵐は潰されるな」
「これだからゆとりは…」
「嵐ファンはDQNばっかなのかね」
「アホなファンばっかで嵐が可哀想」
「もう外でのCMは無くなる可能性があるね」
などのコメントがありました。
今年の7月にも新宿駅の地下連絡通路「メトロプロムナード」に、「あたらしあらし」(フジテレビ系)のプロモーションのために、嵐の5人が写った大型ポスターが掲示されましたが、それを撮影しようと嵐ファンが殺到。
そこに長時間居座るファンが多く、一般通行客の邪魔になり問題になりました。
また、今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)では、嵐ファンがメンバーの写メを勝手に撮り、二宮和也さんが止めるように合図をするも聞き入れず、二宮さんが不機嫌な顔になり怒りを露わにしたとの話もあります。
この他にもファンとメンバー間のトラブルは絶えず、最近ネットでも話題になることが増えています。
一部ファンの常識のない行動によって、立て続けにこうしてトラブルになるようですと、嵐の仕事にも影響が出ることになってしまいます。
最悪の事態にならないように、ファンには自覚を持った行動をとってもらいたいものですね。