今年7月に開幕予定だった東京五輪が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が決まり、来年7月23日~8月8日にかけて開催されることが先日正式発表されましたが、年内をもって活動休止を発表している嵐の活動期間延長説も飛び交っています。
嵐はNHKで東京オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターに就任し、すでに様々な関連番組に出演しているほか、応援ソングとしてシンガーソングライター・米津玄師さんとのコラボで『カイト』を制作するなどしており、現時点では年内いっぱいは嵐はナビゲーターを務めます。
来年に関しては現時点では不明なのですが、2日発売の週刊誌『女性セブン』の記事で芸能関係者は、「『なんとか嵐の活動休止の時期を遅らせられないか』と、関係者が総出で頭を捻っている」「来年になって突然、“別の人が代わりにナビゲーター就任”とはいきません。少なくともNHKはなんとか東京五輪が終わるまでは活動を続けてほしいと、祈るような気持ちでしょうね」
と語っています。
別の芸能関係者も、「活動を休止してほしいと考えている関係者は、誰もいないといっても過言ではありません。年内休止するかどうかは、メンバーの考え次第なんです。目下、さまざまな関係者が直接的、間接的にメンバーの“慰留”に動いています」
と裏側を明かしています。
しかし、嵐のリーダー・大野智さんは、嵐の活動休止と共に自身の活動も休止することを発表しており、メンバー同士でもよく話し合って出した結論で、ファンたちもその思いを受け止めており、そうした事情があることから前言撤回することによってファンを困惑させてしまうのではないかとメンバーたちも心配し、今後どうするのかメンバー内でも意見はまとまっていないといいます。
松本潤さんに関しては、「一度受けた仕事を反古にするわけにはいかないのではないかと、活動休止の時期をずらす提案を受け入れる考え」
を示しているそうですが、「嵐は誰か1人でも反対したり欠けたらやらないという絶対ルールもある。こう着状態です」
と同関係者は語っています。
民放関係者は、「個人としてナビゲーターを続けていくのはまったく問題ないはずです。大野さんだけは来年以降、まったく芸能活動のスケジュールを入れていないと聞きますが、彼も五輪関連だけは活動するという選択肢はあり得ます」
と、嵐の活動が休止したとしてもメンバーがそれぞれ東京五輪に関わる可能性もあるとしています。
また、前出の芸能関係者は嵐の活動期間を延長するのかどうかは、5月15・16日に開催予定の新国立競技場でのコンサート『アラフェス2020 at 国立競技場』を、予定通り開催出来るかが運命の分かれ目といい、「もし決行できればファンの前でお礼の言葉を届けられますから、年内休止は既定路線でしょう。しかし、中止となれば、ファンもすっきりしないし、何よりメンバーも悔いが残るのではないか。」
としています。
『女性自身』も嵐の活動継続説について報じており、東京五輪延期の可能性が浮上し始めた時点で水面下では関係者の話し合いが行われ、「一つの案として浮上してきたのが、嵐の活動期間を年度末となる2021年3月まで延長する“2020年度”案です。」と制作関係者は語り、NHK側は「せめて来春まではスペシャルナビゲーターだけでも特例として続けていただけないか」と要望しているとしています。
しかし、ジャニーズ事務所の考え方としても、嵐の活動は2020年末までという方針は現時点でも変わっていないそうですが、とりあえず年内をもって活動休止する大野智さんの出演分を出来る限り撮りため、2021年以降もソロ活動を続ける4人がそれぞれ不定期に番組に登場するというプランもあるとしています。
このように東京五輪延期決定によって、嵐の活動継続に向けた具体的なプランが水面下で浮上しているようなのですが、これに対して嵐ファン等からは、
- ファンとしては嵐が出した結論を支持するだけ。新国立だって、このままなら開催はたぶん無理ってわかって申し込みしてます。
オリンピックのために嵐がいるわけではないです。大人の事情で振り回してはかわいそう。 - オリンピックが延期されたからと言って、スペシャルサポーターの嵐さんの活動休止の延期は望んでいません。
2年と言う期間を設けてくれてファンに対して誠意を見せてくれて走しり続けてくれてる嵐さん5人。2020年末の活動休止でいいと思います。
新国立のLIVEも5月開催は難しいと思いますが…何か良い策を考えてくれるのではないかなぁと思っています。 - 五輪の仕事、4人ででもいいやん。櫻井くん一人でもいいやん。大野くんに圧力掛けて楽しい?
- NHKの為に休止延長なんてしなくていいけど、もしそうなった時に「大野がごねたから」「大野がやる気ないから」って言われるのがかわいそう。
そもそも、他のメンバーの意向も当然あるのに全部「大野次第」みたいな書き方して追い詰めるのホントやめて欲しい。 - 大野さん休ませてあげて。休止をして、あとの4人が個別に仕事を受けるかたちにしてオリンピックをもりあげて欲しい。
休止を年末にしたら、その後の仕事は5人で嵐じゃなくていい。ニノ結婚も許可されたなら、大野さんの希望も叶えてあげて。 - 本人たちの発信ではなく、よくわからない「関係者」などの軽々しい発言を記事にして、休止の延期がどうのだの書いて煽らないでほしい。
国立公演は厳しいと思うけど、今年の際の際まで、出来ることを探って可能な限り、私たちにたくさんのものを届けてくれると思うから、それについていくのみ。 - ファンは延期は望んでいないと思います。長い時間をかけてメンバーみんなで決めた事。
そして2年という特別な時間をファンにくれているし、メンバーもその時間を大事に頑張ってくれているし、ファンもその思いを受け入れ今年がラストイヤーとしてしっかり応援していこうと思っています。
来年からは一息ついて欲しい。個人個人の活躍を応援しながら、いつの日かまた嵐を再開してくれる事を待つのも楽しい事かなと思います。
などの声が上がっています。
女性セブンや女性自身は嵐が活動期間を延長する可能性があるとしている一方で、『週刊文春』は活動期間延長はナシとしており、記事では嵐に近い人物が嵐の活動継続について「何よりメンバーの気持ちが追いつかない」とし、大野智さんは数年前から嵐の活動を辞めたいとも口にするほどの状況で、これ以上活動期間を伸ばしたら大野さんの気持ちが持たないだろうと語っています。
また、メンバー間の結束も心もとないとし、二宮和也さんに続いて櫻井翔さん、相葉雅紀さんは交際相手との結婚準備を進めているといい、現在はファンやジャニーズ事務所へ恩返しするという気持ちが、ギリギリのところで繋ぎ止めているとのことです。
このような話も出ており、やはり嵐の活動を来年の東京五輪まで延長するというのはかなり難しそうですが、大野智さんを除く4人は来年以降も、それぞれ活動を継続する予定となっており、来年のスケジュール調整ができれば、グループではなく個々で東京五輪の関連番組に出演するなど、様々な活動をすることは可能とみられます。
多くの嵐ファンも、無理に5人でグループ活動を続けてほしいとまでは望んでおらず、東京五輪のために活動期間を延長するというのも引っ掛かるので、良い雰囲気のまま活動休止を迎えるためにも、強引に活動期間を延長するのではなく、場合によっては4人それぞれが東京五輪に関わるという形にしてもらえたらと思いますね。