ジャニーズ事務所が8日、政府が発令した緊急事態宣言を受けて、5月6日までのグループ主催公演を全て中止とすることを公式サイト上で発表しました。
今回対象となったコンサートは、『NEWS』の大阪城ホール公演(5月1・2日)、『Sexy Zone』の横浜アリーナ公演(5月2~6日)、ジャニーズWESTの大阪城ホール公演(5月4~6日)、『Hey! Say! JUMP』の知念侑李さん主演舞台『照くん、カミってる!』(5月1~6日)、『V6』の坂本昌行さん主演ミュージカル『THE BOY FROM OZ』(5月2~26日)、展示イベント『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』(4月15日~5月8日)となっています。
ジャニーズ事務所は3日に、4月いっぱいの全ての主催公演中止を発表し、それに続いて緊急事態宣言中の公演中止も新たに決定した形ですが、5月7日以降も政府の発表に注視し、改めて公式サイト上で今後の公演開催の可否を発表するとしています。
現時点では、5月15・16日に予定している嵐の新国立競技場でのコンサート『アラフェス2020 at 国立競技場』は、延期か中止かについては明らかになっていないのですが、チケットの当落発表を行う16日までに結論を出すとみられています。
そして、週刊誌『女性自身』は、もし新国立競技場での『アラフェス2020』を年内に開催出来なかった場合には、嵐の活動期間を延長する可能性があるとしており、嵐のコンサート演出も手掛けている“松潤”こと松本潤さんがリーダー・大野智さんを説得していると伝えています。
<↓の画像は、大野智さんと松本潤さんの写真>
嵐は2020年末をもって活動休止する予定で、2021年からは大野智さんのみ芸能活動も休止するとしているため、嵐の活動期間延長は難しいとみられています。
しかし、活動休止前の集大成ライブと位置づけられているアラフェス2020に、特の強い思い入れのある松本潤さんは、もし中止になってしまった場合には「心残りで活動休止に踏み出せないかも…」と漏らしているといい、大野智さんもそうした松本さんの思いを理解しているそうです。
現時点で松本潤さんは大野智さんに、「ファンへの感謝を直接伝えられないなら、俺は活動休止したくない」と伝え、そうした強い思いに大野さんの心も揺れ始めているといいます。
また、すでに各テレビ局も、嵐の活動休止が延期になった場合の編成を検討し始めているとのことです。
嵐は2月時点で、今年春に予定していた中国・北京公演を中止することが決定、さらに東京五輪でNHKのスペシャルナビゲーターに起用されましたが、東京五輪も1年延期が決まり、予定していた様々な活動が中止に追い込まれています。
それに加えて、8万人前後が集まるとされるビッグイベントのアラフェス2020も中止となった場合には、大野智さんもこのまま活動休止してもいいのだろうかと思うでしょうし、他のメンバーも不完全燃焼のまま活動休止はしたくないと考えているのではないかと思います。
しかし、メンバーそれぞれ2021年のスケジュールもある程度決まっているでしょうし、活動期間延長という決断はそう簡単に下せるものではないと思いますが、ファンのためにも良い形で活動休止となるようにしてほしいですね。