2020年末をもって活動休止することを発表した嵐が27日に会見を行い、その中である記者が突然の活動休止発表に対して「無責任という指摘もあると思う」という質問があり、この質問をした記者に対して批判の声が噴出し、ネット上では炎上状態になっています。
会見の中盤にこのような質問をしたのは『スポーツニッポン』(スポニチ)のクワバラ記者で、クワバラ記者は嵐のメンバーに対して、「皆さん、多大な功績を残されてきて、『お疲れ様でした』という声も多々あると思う一方で、まあやっぱり、無責任じゃないかという指摘もあると思うんです。」
と質問し、この質問によって場の空気が一瞬にして変わり、ピリピリとした緊張感が走りました。
スポニチ・クワバラ記者の質問に答えた櫻井翔さんは、「無責任かというご指摘に関しましては、我々からの誠意は2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です。それが届くように、これからもたくさんの言葉をお伝えし、たくさんのパフォーマンスを見てもらい、その姿勢と行動をもって、それは果たして無責任かどうかというのを判断いただければと思っています。」
と、毅然とした態度でしっかり説明していました。
<↓の画像が、活動休止は無責任という質問に回答した櫻井翔さんの写真>
スポニチ・クワバラ記者はさらに、「大野さんがこの決断の矢面に立つというか、『悪者』にされてしまう可能性もあると思うんですけど、他のメンバーの方は、大野さんが言ったから決めたというのではなくて、何か自分の中で実は区切りをつけたかった、みたいなことってないんでしょうか?」
といった質問も投げかけていましたが、これに対して二宮和也さんは、「もしリーダーが悪者に見えるのであれば、それは我々の力不足です」と答えていました。
そして、この会見映像を見た嵐ファン等からは、
- 無責任??意味分からん
- 失礼にも程があるわ
- なんやこの質問!クソハラタツ!
- あほかふざけた質問するな 嵐やってんのは嵐の5人 活動休止の何が誰に無責任なの?
- なんで嵐が活動休止するにあたって、無責任とかいう発想が生まれるの?
- 失礼極まりない質問した張本人こそ無責任だったのでは?
- 誰も無責任だなんて思ってないと思うよ。ねぇ?少なくともファンは思ってないと思うけど
などと批判の声が噴出する事態となっています。
また、会見翌日の28日放送の各情報番組、ワイドショー番組などでも、スポニチ・クワバラ記者の質問が取り上げられ、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、月曜コメンテーターで俳優・タレントの石原良純さんが、「『無責任ですね』って何だったんですか。何なんですかねあの質問。あれだけちょっとイラッとして、聞いてる方も、…うーん」
と語りました。
これに対して司会の羽鳥慎一アナウンサーも、「みんなイラッとしたでしょうね。なんか爪痕残したかったんじゃないですか、会見で」「まあ、嵐と複数回、長年お仕事している人であれば、あそこの場で『無責任』という言葉は、質問として間違いなく出てこないと思います。何だったのかなと思いますけど」
と応じていました。
『バイキング』(フジテレビ系)でも司会で俳優・タレントの坂上忍さんが、「何が無責任だ!」「この質問だったら俺、メンチじゃ済んでないわ」「芸能界のド真ん中で引っ張ってきた人たちなわけでしょう」
と激怒しています。
さらに、ジャニーズ好きで知られる日本テレビの青木源太アナは27日夜にツイッターを更新し、会見から帰宅したことを報告した上で、「今夜は初めて愚痴を言わせてください。無責任という言葉が会見で出ましたが、それはさすがに違うかと。あの場にいてとても悔しくて悔しくて。」
とツイートしています。
<↓の画像が、青木源太アナのツイート写真>
そして、ネット上ではスポニチ・クワバラ記者とはどのような人物なのか調査が行われ、スポーツニッポンの文化社会部に所属し、ジャニーズタレントなどを担当している記者・桑原淳さんの名前が挙げられています。
桑原淳記者はスポニチで複数のコラムを書いており、昨年はNEWSの小山慶一郎さんや手越祐也さん、『NHK紅白歌合戦』に関する記事などがスポニチのウェブサイトで配信されています。
果たして桑原淳記者が活動休止発表した嵐に対して、「無責任という指摘もあると思う」と質問したのかどうかは定かではありませんが、なぜこうした発想が出てきたのか理解に苦しみますね。
大野智さんが2017年6月に活動を休止したいといった思いを打ち明け、それから1年にわたってメンバー間や事務所の人間を交えて何度も話し合い、応援してくれているファンや様々な仕事のことを考えた上で、2020年末で一度活動を休止するという決断に至っています。
もし、すでに活動休止に入っていることや解散したことをファンに事後報告した場合には、さすがにそれは無いのではないかと思いますが、嵐は活動休止まで約2年の期間を設け、それまでグループの活動をしていくと説明しています。
活動休止は残念ではありますが、嵐のメンバー5人もすでにアラフォーで、大野智さんは2020年11月で40歳になることもあり、嵐の活動に縛られることなく、自身の生活を充実させたいと思うのは自然なことだとも思いますので、これを無責任だと考えるファンはごく少数なのではないでしょうか。
スポニチ・クワバラ記者の質問によって、このような騒動が勃発することになりましたが、嵐のメンバーは2020年末までの約2年にわたって、ファンに誠意を見せていくと説明しており、きっとこれからより素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのではないかと思いますので、今後の活動も楽しみにしていきたいですね。