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視聴率に好影響無しで今年からNHK紅白歌合戦のジャニーズ出演者数が減る? 特別待遇に疑問や批判の声も多く…

嵐の活動休止で紅白ジャニーズ枠が大幅減少か。NHKが仕打ちに激怒、白組司会起用にも終止符説にネットで賛同の声も…

コロナ禍に初の無観客開催となった昨年末の『第71回NHK紅白歌合戦』には、ジャニーズ事務所に所属する7グループが白組に選ばれ、新型コロナウイルスへの感染が原因で出場を辞退した『Snow Man』を除く6組が番組に出演しましたが、今後の紅白では「ジャニーズ枠」が大幅に減らされるなど、“ジャニーズ離れ”が進む可能性があると『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。

2020年の紅白は例年とは違った形での放送となりましたが、番組の平均視聴率(関東地区)は、第1部(19時30分~20時55分)が34.2%、第2部(21時~23時45分)が40.3%を記録し、第2部は前回から3%上昇、そして瞬間最高視聴率は47.2%で前回から4.9%の上昇となっていました。

東スポによれば、2020年の紅白は当初、同年末をもって活動休止となった『嵐』を司会、大トリに据えて、活動休止前最後に“嵐紅白”とする構想があるとみられていたそうです。

しかし、「嵐が東京ドームでのラストライブを開催することになり、路線変更を余儀なくされたといわれています。NHKとしては、嵐を担ぎ出すために合計7組ものジャニーズの出場を認めたのに、この仕打ちですから、局内には『ふざけるな』という声は根強いそうです」と芸能プロダクション関係者は語り、NHK内ではこれを屈辱だと捉える向きも根強いとのことです。

2020年の白組歌手は『Snow Man』を含めると全21組で、そのうち3分の1がジャニーズグループとなっており、白組のトップバッターを2018年デビューの“キンプリ”こと『King & Prince』が務め、前半には他にも『Hey! Say! JUMP』、『SixTONES』、『Kis-My-Ft2』が登場、後半に『嵐』と『関ジャニ∞』が出演という形になっていました。

そして、番組の平均視聴率は前半の第1部が34.2%、後半の第2部が40.3%、瞬間最高視聴率の47.2%は『嵐』が中継で「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」を披露した場面で記録し、第1部の瞬間最高視聴率は39.4%で、ディズニーメドレー中に記録した数字でした。

2020年の紅白は視聴者投票によって勝敗が決まる形式で、テレビ1台あたり最大5票まで投票が可能になっていたのですが、紅組が263万5,200票を獲得したのに対して、白組は138万3,180票と倍近い差をつけられ、2016年以来4年ぶりに紅組が勝利しました。

こうした結果を受けて前出の芸能プロ関係者は、「視聴率が低いのであればジャニーズに頼る必要もないし、ネット上でもジャニーズが多すぎとの指摘は多かった。嵐が活動休止となった今となっては、嵐に代わってどうしても出したいと思うような国民的人気グループが生まれないのならば、3~4組に減少していく可能性があるでしょう」と語っています。

また、2020年の紅白では紅組司会を二階堂ふみさん、白組司会は大泉洋さんが務めましたが、2人の司会は視聴者からの評判もよく高評価されており、ジャニーズタレントが白組の司会を務めるという流れに終止符を打った可能性が高いとしています。

<↓の画像は、2020年の紅白で司会を務めた4人の写真>

そのため、『関ジャニ∞』の村上信五さんは紅白の司会に以前から強い意欲を見せているものの、「ジャニーズ離れが加速すれば、村上の司会という可能性も低くなるでしょうね」とも芸能プロ関係者は語っています。

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

紅白のジャニーズ枠は1994年~2008年まで一部例外を除いて2枠で固定され、『SMAP』と『TOKIO』が紅白に出場していましたが、2009年から『嵐』が加わって3枠に拡大、2012年には『関ジャニ∞』が加わり4枠となり、2014年には『Sexy Zone』の初出場で5枠、2015年には近藤真彦さんと『V6』の出場で過去最大の7枠まで拡大しました。

その後、2016年はSMAPが出場しなかったため6枠に減少、2017年~2019年は5枠で固定されていましたが、2019年はジャニー喜多川前社長の追悼企画「Let’s Go to 2020 Tokyo」が行われ、デビュー直前の『SixTONES』と『Snow Man』、ジャニーズJr.たちがパフォーマンスを披露しました。

ジャニーズ事務所とNHKは非常に密接な関係にあり、紅白だけでなく様々な番組にもジャニーズタレントを起用し、持ちつ持たれつの関係にあることから、NHK側が急に紅白のジャニーズ枠を減らすなどの対応をするとは思えません。

ただ、2009年以降に毎年紅白に出場していた『嵐』の活動休止を受けて、2017年から続いたジャニーズ枠を縮小する可能性は十分あり、現在の活躍を見る限りでは、来年から『King & Prince』『SixTONES』『Snow Man』『関ジャニ∞』の4枠になりそうな気がします。

また、『関ジャニ∞』はメンバーの減少などによってグループの勢いが落ちており、今後楽曲の売り上げなどが下がった場合には3枠まで縮小されそうな気がしますが、次回の紅白はジャニーズから何組が選出されるのか注目したいですね。

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