アイドルグループ・嵐の通算42枚目のシングル『Bittersweet』が今日12日に発売されましたが、オリコンが発表した2月10日付の推定売上枚数は151,204枚で、オリコンデイリーランキングでは見事に1位を獲得しました。
2位のファンキー加藤「My Voice」の1.8万枚を見ると、このご時世に初日だけで15万枚も売れたら大ヒット作品ですが、多くのファンを抱える嵐にとってはこの枚数は決して多くはなく、前作から8万枚も売り上げを減らしています。
また、嵐のシングルの初日売り上げが20万台を切るのは、初日17.9万枚だった「To be free」(10年7月発売)以来。
今回のニューシングル『Bittersweet』は、メンバーの松本潤さん主演の月9ドラマ『失恋ショコラティエ』の主題歌なのにも関わらず、売り上げが伸び悩んだ理由とは一体何なのでしょうか…。
今回のシングルがこのような結果になった背景には、発売日が大きく影響しているようで、本来は発売前日に入荷するはずのCDが、『Bittersweet』の場合、前日の火曜日が祝日だったため、一部の店舗では月曜日から店頭に並べており、今回の15.1万枚は月曜日の売り上げであり、火曜日から店頭に出すお店もあることを考えると、今回の結果は正確な数字ではないようです。
また、嵐のシングル初回盤はMVが付くため「amazon」などのネットショップで予約開始とともに受付終了となってしまうことが多いのですが、1月末にワイドショーで解禁されたMVを見て、思ったのと違う内容だったため、予約をキャンセルしたファンが多くいたようで、一度締め切られた受付が、それ以降再開していたといいます。
実際、今回のMVは「手抜き」で制作されたと感じるファンもいたようで、MVが付いた初回盤よりも収録曲が2曲多い通常盤に切り替えたファンも多いようです。
果たして週間ランキングではどれくらい売上枚数が伸びるだろうか?
これにネットでは、
「月曜フラゲは初だから比べるものがない」
「五輪曲として毎日流れてるから普通のより伸びが期待できる」
「発売日の数字出るまでわからんな」
「自分は今回のPV嫌いじゃないけど評判悪いのかもね」
「最終的にはエンゲ並みになりそう」
などのコメントがありました。
『失恋ショコラティエ』自体の視聴率が、第1話が14.4%、第2話が12.7%、第3話が13.3%、第4話が11.8%、第5話が10.5%と少しずつ下がっており、前評判が高かった割に微妙な結果になってしまっていることが関係しているのかと思いましたが、原因はMVと発売日が関係していたんですね。
ちなみに2月11日付の売り上げ枚数は140,329枚と発表されており、10日までの売り上げ枚数と合わせて291,533枚となっています。
嵐がシングルを出したのは昨年5月以来で、ファン待望のニューシングルだと思いますから出だしこそ悪かったものの、今後売り上げは伸ばしていきそうな気がしますね。