2021年から活動を休止していた『嵐』が、来年春に開催予定の全国ツアーをもって“活動終了”することを発表し、気になる今後の活動内容を週刊誌『フライデー』や『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が報じています。
嵐は6日に、ファンクラブサイトに投稿のメッセージ動画で約4年半ぶりに5人揃った姿を披露し、これまでに何度も話し合いを重ねた末に、「もう一度集まって、嵐としてのコンサートを行い、コロナによって叶えられなかった、ファンの皆さんに『直接感謝を伝える』『直接パフォーマンスを見てもらう』ということをもって、5人での活動を終了するということでした。活動を再開したその先に、また再び休止に入るということは考えられませんでした。」
とし、来年春ごろ開催予定のツアーをもって活動を終了、来年5月をもってファンクラブも閉鎖することを発表しました。
<↓の画像が、嵐の活動終了を発表したメンバー5人の写真>
現在はまだ準備段階で、ツアーに関する詳しい情報を発表できる状況ではないとしており、来年春ごろにツアーを開催することしか明らかになっていません。
フライデーによると、グループの再始動にあたっては、デビューから嵐を手掛けていた旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)の前社長・藤島ジュリー景子さんも裏でサポートしているといい、「残り1年間については、大手広告代理店がビジネスプランを構想中です。解散ライブのメインスポンサーは『嵐』を起用していたNTTドコモが有力とみられている。5人揃ってのCM出演の案もあります。地上波での特番もありえる。本命は、櫻井、相葉、二宮のレギュラー番組を抱える日本テレビでしょう。代理店サイドは、キーマンである櫻井にプランを相談しているそうです」
と、広告代理店関係者が語っています。
大のジャニーズ好きを公言し、長く『嵐』の取材もしていた芸能リポーター・駒井千佳子さんによると、ファンクラブは活動休止後も80万人が加入し続けていたとみられていて、ライブツアーだけで売り上げは100億円近くなると推計され、加えてライブグッズやCD・DVD、配信などの売り上げも含めると500億円超えになるのではとしています。
嵐は非常に多くの熱狂的ファンを抱えており、大きな影響力を持っているだけに各テレビ局は活動終了発表を受けて色めき立ち、各テレビ局は番組にキャスティングするために、NHKも含めてこれから出演交渉に入っていくはずだとデイリー新潮は伝えています。
NHKは『NHK紅白歌合戦』への出場を打診する可能性が高いとみられますが、ジャニー喜多川さんの性加害問題を受けてNHKは旧ジャニーズ事務所のタレントを一度番組から全て排除し、番組起用再開の方針を発表後に、ジャニーさんの性加害問題を再び特集し、嵐がエージェント契約を結んでいる『STARTO ENTERTAINMENT』とNHKの間では溝があるといいます。
また、NHKは局のトイレでもジャニー喜多川さんが性加害していたとの証言を伝えたものの、これは事実では無かった可能性が浮上しており、こうした問題もあってSTARTO社との関係は現在も良いとはいえず、「NHKにタレントを出す必要があるのか」というスタンスになっているとしています。
加えて、芸能活動を4年以上も休止している嵐のリーダー・大野智さんは、テレビ出演にも前向きな姿勢を見せているのか否か不明ながら、「紅白にしろ、音楽番組にしろ、大野の気持ち1つにかかっているといってもいい」と制作会社関係者は語り、大野さんの気持ち次第で紅白出場の可能性は十分あるとみられているようです。
これらの報道を受けてネット上では、
- ファンクラブ入ってても当たらない人がめちゃくちゃ多いから、、テレビにもでてほしいなー DVDは絶対に買うけど!
- できるだけライブや配信の活動をして、それで終わりでいいんじゃない
- NHKなんて出なくていいよ むしろ出ないで
- 他の活動はしないで来春開催される予定のライブだけして活動を終えた方が良い
- 紅白は出なくていいし、特番も5人だけ他の人は一切出ないみたいなやつがあればいいなくらい
それよりも来年の最後のツアーに向けて、嵐とファンが悔いが残らないように楽しめればいいかな - ファンクラブに入っていてもなかなかチケットが取れないのに、普通の?ファンの人はそれさえ見られないのは悲しすぎる。せめて何回かはTV出演はして欲しい。
- どう考えても来年春までの1年間の活動をもって解散ではなく、来年の春の解散コンサートをもってだろ。今さらTVでたり、紅白出たりなんてするはずもない
などの声が上がっています。
嵐が活動を再開しライブを開催するとの情報や、紅白への出場は“既定路線”といった話は『女性セブン』が昨年から報じていました。
ただ、今回の発表では来年春にツアーを開催するとしているものの、今年からグループ活動を本格的に再開するとの話はしておらず、『スポーツニッポン(スポニチ)』が先日報じた記事では、メンバーそれぞれが複数の仕事を抱えているため、「本格的な活動は来年に入ってからになりそう」と伝えています。
そして、STARTO社とNHKの関係悪化から紅白に出場する可能性は低そうですが、嵐とNHKは非常に密接な関係にあり、2010~2014年にかけて5年連続で紅白の司会を担当し、その後も2016~2019年にかけて嵐のメンバーが司会に起用されました。
その後は、東京オリンピック・パラリンピックのスペシャルナビゲーター、テーマソングに起用するなどしていて、STARTO社とNHKの間には溝があるというものの、これまでの関係からもしかすると特別枠で紅白に出演という形になるかもしれません。
いずれにせよ、今後また音楽番組やバラエティ番組などで5人が揃った姿を見たいという声も多く上がっており、番組出演に関しては結局のところ大野智さん次第とみられるものの、今後また5人でトークする姿なども見たいものですね。