28日に放送される主演ドラマ『赤めだか』(TBS系)で落語家・立川談春さん役を演じている嵐の二宮和也さん(32)が17日、櫻井翔さん(33)と有吉弘行さん(41)がMCのバラエティ番組『櫻井有吉アブナイ夜会』に出演したのですが、笑福亭鶴瓶さん(63)とのトークで失礼なタメ口を使用していたとして「キャラにしても不快」「イライラする」となどといった批判が寄せられているようです。
17日の番組では、鶴瓶さんが「酔うと全裸になってしまう」「電話をすれば大物芸能人がスグに駆けつける」という2つの伝説を検証するため、大阪の寄席小屋でお酒を飲みながらトークを展開しました。
二宮さんは冒頭で、上片落語協会の副会長でもある鶴瓶さんに向かって「落語やったことある? ちょっとやってよ」とお願いし、舞台に上がると「すごいすごい、副会長がやるよ! みんな」といい、鶴瓶さんの落語を聞くと「滑舌がすごいね! きっちり聞こえてる。電話の時何言ってるか聞こえないもん」と評価。
さらに酒を飲みながらのトークを行い、鶴瓶さんから「マジ飲みしてるやろ?」と聞かれた二宮さんは「マジ飲みしてるよ。あと帰るだけだもん」と返し、さらに「すごい(芸能界に)いっぱい友達いるでしょ? 飲み会とかもさー、電話したらすぐ来るの?」「絶対来る人もいるでしょ?」と鶴瓶さんに質問。
これに鶴瓶さんが「絶対来る人? 小栗旬とかやな」と言うと、二宮さんは「あれ絶対くんの? 嘘でしょ?」と疑ったものの、「ほんまほんま」と主張し、実際に小栗さんに電話をかけて会話。
小栗さんはちょうど仕事のため新幹線で大阪に向かっており、その後小栗さんが寄席小屋にサプライズで駆け付け3人でのトークがスタートし、鶴瓶さんが2人に向かって「お前ら同期なの?」と聞くと、小栗さんの方が若干芸歴が長いものの、実質的な年数はほぼ同じということから小栗さんは「同期みたいなもんなんじゃない? 年齢は俺のほうが一個上ですけど」と話し、それに対して鶴瓶さんは「この世界は年齢やで。敬え、俺は(二宮の)何年先輩なの?」と質問。
すると二宮さんは「え? 学くんが?(鶴瓶さんの本名)だから32(年)よ?」と返し、鶴瓶さんは「32年やないか。ほんまに腹立つわ~」とツッコんでいたのですが、二宮さんが鶴瓶さんとの一連のやり取りでタメ口を使うなど、態度に不快感を抱いた方も多かったようでネット上では「芸能界の大先輩に対して、いくら何でも失礼すぎるだろ」、「可愛げがないし笑えないな。こいつのタメ口は」、「これはアカンな。二宮がクソなのがよくわかったわ」、「いくら親しくても、いい年して目上の人にこの喋り方、態度はないわ」といった批判的なコメントが寄せられています。
今回鶴瓶さんに対する態度が良くなかったことからこのような批判を寄せられてしまった二宮さんですが、SMAPの木村拓哉さん(43)も二宮さんの態度に不快感をあらわにしていたことを、明石家さんまさん(60)が以前ラジオ番組で明かしていました。
そのエピソードを明かしたのは6月に放送されたラジオ番組『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、さんまさんは「(木村は)挨拶とか縦(社会)にスゴイ(厳しい)」といい、過去に二宮さんがわざとさんまさんになぁなぁで話し、それに対してさんまさんが「誰にお前しゃべってんねん!」とツッコミ、二宮さんが「すいません」と謝るという流れがあったものの、これを見た木村さんは「ちょっとアレ、注意しときます」と言っていたとのこと。
二宮さんは大物芸能人でもひるむことなく懐に上手く入り込み、それによって多くの大物芸能人に可愛がられているのですが、二宮さんのそうしたキャラクターをよく思わない方も多いですし、お酒を飲んでいたこともあって終始タメ口だったり、態度もあまり良くはなかったことから、こうした批判が多く寄せられてもしょうがないかもしれないですね…。
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがありますが、イメージの低下を避けるためにテレビ番組などでは、多少礼儀をわきまえるようにした方がいいかもしれません。