嵐が今年6月に配信限定でリリースしたシングル『Face Down : Reborn』のミュージックビデオに盗作、パクリ疑惑が浮上し、大炎上騒動に発展しているとニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。
嵐は昨年から過去の楽曲をリプロダクションする「Reborn」企画をスタートさせ、昨年末に第1弾として『A-RA-SHI : Reborn』、今年5月に第2弾の『Love so sweet : Reborn』、6月に2012年リリースの38枚目シングルをリプロダクションした『Face Down : Reborn』を配信リリースしました。
YouTubeではほぼアニメーションで構成されたミュージックビデオが公開され、14日18時時点での動画再生回数は約400万回となっています。
『日刊サイゾー』によると、このミュージックビデオにパクリ疑惑が浮上し物議を醸しているといい、ソックリだと指摘されているのは、韓国の5人組バンド『DAY6(デイシックス)』が今年5月にリリースした『Zombie』の英語版ミュージックビデオだそうです。
両曲ともミュージックビデオ公開からすでに半年が経過していますが、今になって韓国で嵐のパクリを指摘する声が噴出しているといい、韓国のウェブメディアなども取り上げるほどの騒動に発展しているとのことです。
騒動に発展したことによって、『Face Down : Reborn』のコメント欄にも韓国語でメッセージが書き込まれ始め、この騒動についてK-POPライターは、「日本では『NiziU』でおなじみのJYPからデビューしたバンドグループの『DAY6』。ダンスグループではなくバンドのグループなので、K-POPの王道という感じではないですが、根強いファンがおり、いま注目を集めている曲『Zombie』も本人が出演しているバージョンは1300万回以上再生されています。すでに韓国のDAY6ファンの間では嵐へ不信感を抱く声があがっており、『盗作するな』『嵐は泥棒だ!』という抗議のコメントが嵐のYouTubeコメント欄に続々と書かれています。またSNSなどでも『完全にパクリ』『日本一のアイドルグループが盗作とは情けない』といった声が散見されます」
と語っています。
また、レコード会社関係者は、「今回のMVの件は確かにパクりと指摘されても仕方ないくらいには似ている。ちょっと言い逃れが難しそう……(苦笑)。嵐とジャニーズがここにきて『世界進出』を目標にたてているのは、確実にK-POPの影響です。実際、ジャニーズのアイドルが所属する各レコード会社にも『K-POPを参考に』という発注が入ることがあるらしいんです。もしかしたら、今回の嵐のビデオにもそうした注文が入り、制作サイドが意識するあまり似たものができてしまったのかも」
と推測しています。
<↓の画像が、酷似を指摘されている嵐・DAY6のミュージックビデオ比較写真>
『日刊サイゾー』はこのように伝えているのですが、ミュージックビデオのパクリ疑惑に対する嵐ファン等の反応を見てみると、
- 確かに似てるかも でもマイナスなニュースで名が知れ渡るのやだぁ
- day6の盗作疑惑普通に心配、、嵐に非はないけどこれめちゃくちゃ似ててやばいよ、、
- 嵐 盗作疑惑出てるのか…似てるよね 活動休止前に悪い噂ばかり出るのやだな
- 嵐が韓国のグループ?のday6の歌詞の動画のパクリってやばいな 休止前に何やってるの〜?イラストレーターとかが同じって見たけど本当なの〜?やばいよ嵐〜最後に、、、
- 嵐がDAY6とかいうグループのMVパクったのかよ。嵐はMV作ってないけど笑 文句言うなら嵐じゃなくてクリエイターに言えよ。
結局は嵐に対しての妬みもあるんだろうな。DAY6とか初めて聞いたし。嵐側のMV作った人公表して欲しい。嵐にとばっちり半端ないわ。 - 嵐とday6のやつって別にそんなに似てないと思うんだけど…正直あんな感じのmvっていくらでもあるし
それにこれは私自身の考えだからあれだけど、似てたとしてもイラストレイターの非だよね…
嵐とday6のやつは1ヶ月しか変わらないし、1ヶ月だけで模倣して出来るとは正直思えないし、たまたま似ただけだと思うよ - 全然!知らなかったけど聴いてみたら良い曲だったって、互いのファンが素敵な英語の歌との出会いを喜べる方向へ着地できたら良いな。
音楽の力に神頼み ファン同士は穏やかにいたい
などの声が上がっています。
『Zombie(English Ver.)』のミュージックビデオ製作を手掛けた会社は韓国メディアの取材に応じており、「私たちの製作物と、あまりにも似ており、残念な気持ちになるのは事実だが、JYPエンターテインメントの公式的立場以外に、特にお話することはない。(中略)私も既存の映像にインスピレーションを受けることもあるので、一部は理解できるが、それでも似たような映像を発見すると、とても残念に思う。」
とコメントしています。
製作会社側もK-POPファンから寄せられたメッセージによって、以前からパクリ疑惑を把握していたそうで、あまりにも似ていることで驚きつつも、特に抗議を行うという話にはなっていないようです。
ネット上では同じイラストレーターが描いたものとの情報も流れているようですが、これに関しては真偽不明で、DAY6のミュージックビデオを手掛けた製作会社のコメントを見る限りでは、製作者は全く別とみていいのかもしれません。
嵐ほどのグループが韓国のグループのミュージックビデオを堂々とパクることはないだろうと最初は思いましたが、ミュージックビデオを見ると似た点は複数あり、これではパクリだと指摘されるのも仕方がないと感じます。
ネット上では批判の矛先が製作サイドではなく嵐に向けられており、今後さらに大きな騒動に発展する前に、ジャニーズ事務所側もコメントを出すなど何かしらの対応をした方がいい気もしますが、相手側が動かない限りは静観するつもりなのでしょうかね…。