23日に放送された音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に嵐とHey! Say! JUMPが出演し、両グループのメンバーが他の出演者よりも長くトークを展開していたのですが、内輪ネタトークだったことから一般の視聴者から「クソみたい」「楽屋でやれ」といった批判の声が上がっていたようです。
番組MCのタモリさんが「Hey!Say!JUMPは嵐とは交流あるの?」と質問したことから、番組では「嵐との交流秘話」として嵐とHey! Say! JUMPのメンバーがトークを繰り広げ、冒頭ではHey! Say! JUMPの有岡大貴さんと高木雄也さんが、嵐の松本潤さんとプライベートで食事に行った際のエピソードを披露。
<↓の画像は、嵐の写真>
<↓の画像は、Hey! Say! JUMPの写真>
3人が行った店はすごくオシャレな店で、食器の音が気になるほどの緊張感がある食事だったそうなのですが、松本さんはモンブランをニコニコしながら3種類も食べていたとのこと。
続けて、Hey! Say! JUMPの岡本圭人さんが「(食事に)僕も誘われてた」とアピールし、「場所が分かったら連絡するねっていうメール頂いて。家帰って5時間くらい待ってたんですけど、返信が帰ってこなくて」と打ち明けると、有岡さんが「岡本も来るという話が(松本潤に)なかなか切り出すことができず」と反論。
しかし、松本さんは「全然タイミングあっただろお前」とツッコミを入れ、それに対して有岡さんは「いやいや、自分たちのことで精一杯で」と弁解し、これにタモリさんは「あそー、へー」とリアクション。
次に、Hey! Say! JUMPの八乙女光さんが嵐の大野智さんとメル友だという話になり、2人はブルース・リーの話で盛り上がるそうで、「映画のあのシーン。あのパンチの2発はいいよね」などとメールでやり取りするといい、大野さんは「それが面白いんです。電話じゃなくてね、メールで(やり取りをするのが)」と語っていました。
そこでHey! Say! JUMPの伊野尾慧さんが、「みなさん楽しそうにメールをやり取りしてるんですけど、僕、誰も連絡先知らなくて。嵐のみなさんの」と明かすと、嵐の櫻井翔さんが「そんなわけないだろ」と抗議していたのですが、伊野尾さんは「一回、櫻井君と(連絡先を)交換するチャンスがあったんですよ。圭人と並びで座ってたんですけど、圭人の連絡先だけ聞いて、俺のは聞かないで行っちゃったんですよ。その時、凄く傷ついて」と告白。
それに対して櫻井さんは「教えて下さいみたいなこと言ってもらわないと。俺から教えてって言うのもなんか」と言い、それに対して伊野尾さんは「俺、聞いていいんですか?」と反応。
そして、櫻井さんは「いや、別にいいよ」と言っていたのですが、櫻井さんは「0120…」と冗談交じりにフリーダイヤルの電話番号を伝えようとし、スタジオ内は笑いに包まれていました。
こうしたやり取りに対してジャニーズのファンからは、「きゃー!櫻井君と伊野尾のカラミ素敵!」「嵐とJUMPさ、もう兄弟グループだよね!」などと、歓喜の声が上がっていたのですが、両グループのファンではない視聴者からは、「何なんだよこの雑談は…楽屋でしてほしいわ」、「電波の私物化すげーな」「ジャニーズで時間取られてバンド系のところは歌だけとかになるんだろうなぁ…」などの声が。
この日の番組には、Hey! Say! JUMPと嵐の他に、サカナクション、ゲスの極み乙女。、ザ・クロマニヨンズ、乃木坂46といったグループがゲスト出演しており、両グループのトークが長かったことに対して他グループのファンから批判の声が寄せられるのもしょうがないことかと思いますが、『ミュージックステーション』は、1980年台後半から1990年代前半に一世を風靡したジャニーズのアイドルグループ・光GENJIをレギュラーにしてヒットした番組で、ジャニーズに恩があるためにジャニーズ枠は大切な要素になっているようです。
そういった背景があることから同番組には毎週ジャニーズのグループがゲスト出演し、今回のようにジャニーズのトークが他のグループに比べて長く設けられているようですが、これが災いして番組を観なくなったという声もあるようなので、内輪だけで盛り上がるトークではなく、多くの視聴者が楽しめるようなトークをするようにしてほしいものですね。