熊本県のご当地キャラクター「くまモン」の生みの親で、熊本県天草市出身の放送作家・脚本家の小山薫堂さん(こやま・くんどう 51歳)が熊本地震復興への新企画として、2010年の『NHK紅白歌合戦』のために作詞し、嵐が歌った楽曲『ふるさと』を使用したふるさとを応援するメッセージ映像を制作。
そして、1日20時53分から1分間にわたり、熊本の4つの民放テレビ局(熊本放送、テレビ熊本、熊本県民テレビ、熊本朝日放送)で、その応援メッセージCMが一斉放送されました。
このCMに登場した嵐のメンバー5人は、「熊本の皆さん、嵐です」と語りかけ、
櫻井翔さんが「この度、地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます」
二宮和也さんが「きっと、想像もできないような大変な毎日が続いていると思います」
大野智さんが「それでも、互いに助け合っている皆様の姿に、心打たれました」
相葉雅紀さんが「少しでも、皆様のお力になれるよう、僕たちもできることから始めます」
松本潤さんが「幸せな日常が戻るその日まで、僕たち嵐は」
最後に5人が揃って「みなさんの、ふるさとに寄り添います」と語りかけ、嵐が歌唱する『ふるさと』が流れる中、被災地の様々な風景を撮影した写真が次々と映しだされ、最後に再び嵐のメンバーが登場してリーダーの大野さんが「くまもとの笑顔のために」というメッセージを出しながら、他のメンバーはガッツポーズをするといった内容となっていました。
2日以降にはラジオ局でもこの応援メッセージを放送するとのことです。
<↓の画像は、応援メッセージCMに出演した嵐のメンバー>
- 嵐が出演の応援メッセージCM(YouTube)
今回この応援メッセージを企画した小山さんが中心になって熊本地震復興支援プロジェクト「FOR KUMAMOTO PROJECT」を立ち上げ、「くまモン募金箱」を設置するなど、募金などの被災地支援活動を行っています。
この応援メッセージは大きな反響を呼び、放送後にツイッターなどのSNS上には「嵐&小山薫堂さんメッセージありがとう。ガンバるばい!熊本!ガンバるばい!大分!ガンバるばい!九州!」、「家族で見ました。本当に感動しました」、「力が一気にわいてきた。余震なんかに負けずやっていけそうな気がします」、「涙出そうになった」、「本当に感動しました」、「“みなさんの故郷に寄り添います”なんて嬉しい」などの声が相次いで出ていました。
しかし、今回の応援メッセージに対してネット上の反応を見てみると、
- これこそ本当の意味での売名だよな。募金のお願いとか復興支援活動の発表とかじゃなくただ頑張りましょうって言うだけ
- スーツくらい着ればいいのに。そりゃファンは喜ぶだろうけど、こんなことするくらいなら寄付とかすれば良いのに
- 熊本に行った中居、メディアで呼びかけるだけの嵐。
- 多分お爺ちゃんお婆ちゃんは嵐のメンバーの名前知らない人多い。知らない人のメッセージを仰々しく流すより、ボランティアや寄付など実のある支援の方が良かったんじゃないかな
- こんなローカルな話題が全国ニュースになってる時点で十分キナ臭いが、『熱い要望にお応えして』とか言って全国で流れる様になったら完全に売名と見ていいだろうね。こんなんジャニーズ事務所のプロモーションやんけ!
- 同じことやるにしてもYouTubeにそれアップしていっぱい見てもらって、それで稼いだ金を全額寄付するとか、今時のやり口はいくらでもあったよね。中居が被災地に炊き出しに行った後にこれじゃあそりゃ比較されちゃうよ。ジャニーズネットに各グループの九州に対するメッセージを設置とかが無難だった。時勢がよめてないよ…
- 中居は福島にも行ってたし、アラフォーにもなって事務所に命令されてこんな茶番やってる嵐こそ薄っぺらいわ
- ジャニとしては紅白でなんだか近年全員巻き込まれてる、この『ふるさと』を国民的な歌にしたいんだと。もう紅白で何回も歌ってるからね。スマップでいう世界に一つだけの花が欲しいわけ。最終的に目指すのは東京オリンピック。ただなかなか浸透しない。上手くいくといいね
などの批判的なコメントが多く寄せられています。
ネット上では、先日被災地を極秘で訪れ、炊き出しボランティアに参加していたことが明らかとなったSMAP・中居正広さん、さらにSMAPが『SMAP×SMAP』内で東日本大震災後からずっと募金を呼びかけ続けていることと比較する声が多く見受けられます。
あの嵐も応援してくれているということで感動したり、勇気づけられたり、元気が出たという方が多くいるというのは間違いないことだと思いますが、メッセージを送るだけでなく嵐のメンバーが募金を呼び掛るなどした方がより震災復興の手助けとなったかもしれないですね。