2013年以来2年ぶりに、フジテレビ系でジャニーズのカウントダウンコンサート(通称:カウコン、ジャニコン)が生中継され、大晦日から年明けにかけて生放送された『史上最多の大集合!ジャニーズ年越し生放送』(23時45分~深夜0時45分)の平均視聴率が12.5%と好視聴率を記録した事が明らかとなりました。
直前まで放送されていた格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX』の第3部(22時30分~23時45分)のの平均視聴率(関東地区)は3.7%、さらに昨年同局で放送された年越し番組『ツキたい人グランプリ ゆく年くる年』は2.5%で、今年は大幅に数字を伸ばす結果となっています。
2年ぶりに生中継された『ジャニーズカウントダウン2015-2016』は、紅白にも出場した嵐が2009年以来6年ぶり4度目の司会を務め、その他に東山紀之さん、TOKIO、V6、KinKi Kids、タッキー&翼、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、中山優馬さん、ジャニーズWESTら総勢114人が出演。
今年はサプライズで元光GENJIで俳優の佐藤アツヒロさん、元NEWSの内博貴さん、屋良朝幸さんも出演し、ジャニーズスペシャルコラボメドレーと題したグループ入り乱れてのコラボも披露したほか、番組中盤では今年デビュー10周年のKAT-TUN、20周年のKinKi Kidsがそれぞれメドレーを披露。
さらに今回は特別企画が行われており、事前にファンから「聴きたい曲」「あなたの見てみたい2ショット」のリクエストを募集し、「初夢2ショット BEST5」を発表。
同コーナーは、ファンからのリクエストを元にしてジャニーズメンバーの夢のツーショットを選び、歌う曲は2人で決めてもらうというもので、第5位には嵐・櫻井翔さんとSexy Zone・菊池風磨さんがランクインし、嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を披露。
<↓の画像左が櫻井さん、右が菊池さん>
ちなみに、お2人は慶応大学の先輩後輩関係にあり、同曲の作詞は菊池さんの父親でシンガーソングライターの菊池常利さんが担当しています。
4位には、少年隊の東山紀之さんと嵐の大野智さんがランクインし、少年隊の『日本よいとこ摩訶不思議』を歌唱。
<↓の画像左が東山さん、右が大野さん>
大野さんはデビュー時から東山さんにお世話になったそうで、同曲のカバーが昨年10月に嵐がリリースしたアルバム『Japonism』のよいとこ盤に収録されています。
3位は、嵐の松本潤さんとA.B.C-Z・河合郁人の2人で嵐の『WISH』を歌唱し、河合さんによる松本さんのモノマネが似ているとファンの間で話題になっており、今回演出されたそうで、河合さんが「モノマネしまーす!」と言って松本さんのダンスを真似すると、松本さんは「似てないよ!」とツッコミながらも、お互いにキレキレの息の合ったパフォーマンスを披露しました。
<↓の画像左が松本さん、右が河合さん>
次いで2位には、プライベートでも仲が良いという関ジャニ∞の大倉忠義さんとKis-My-Ft2の北山宏光さんのコンビで、関ジャニ∞の『ズッコケ男道』、キスマイの『アイノビート』を披露し、大倉さんは「北山くんと10年友達で、一緒に仕事できてうれしい」、北山さんは「なかなか大倉からメールが返ってこなくて雑誌でやり取りしてたらこんな形になりました」などと語っていました。
<↓の画像左が大倉さん、右が北山さん>
そして、1位となったのは、タッキー&翼の滝沢秀明さんと関ジャニ∞の渋谷すばるさんで、ジャニーズJr.時代を彷彿とさせる爽やかなダンスとTシャツ姿で嵐の『明日に向かって』を歌唱。
<↓の画像左が滝沢さん、右が渋谷さん>
ジャニーズJr.時代に2人は“東西の顔”として名を馳せており、同曲は元々ジャニーズJr.の曲で、嵐が結成する前には滝沢さんと渋谷さんらがメインで歌唱しており、黄色い歓声が東京ドーム内に響き渡っていたそうで、滝沢さんは「20代の頃にやりたかったね!」と照れ笑いしながら述べ、渋谷さんも「そうですね」とはにかんでいたとのこと。
またランキング番外編として、山下智久さんとKAT-TUNの亀梨和也さんが主演を務めた連続ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系 2005年)から誕生したユニット・修二と彰が6年ぶりに復活するというサプライズがあり、大ヒット曲『青春アミーゴ』を披露しました。
<↓の画像左が山下さん、右が亀梨さん>
【初夢2ショット BEST5】
1位:滝沢秀明(タッキー&翼)×渋谷すばる(関ジャニ∞) 『明日に向かって』(嵐)
2位:大倉忠義(関ジャニ∞)×北山宏光(Kis-My-Ft2)「アイノビート」(Kis-My-Ft2)「ズッコケ男道」(関ジャニ∞)
3位:松本潤(嵐)×河合郁人(ABC-Z) 「WISH」(嵐)
4位:東山紀之(少年隊)×大野智(嵐)「日本よいとこ摩訶不思議」(少年隊)
5位:櫻井翔(嵐)×菊池風磨(Sexy Zone)「A・RA・SHI」(嵐)
番外編 山下智久×亀梨和也(KAT-TUN) 「青春アミーゴ」(修二と彰)
そして、これに対してネット上では、
- 今年50歳になる東山紀之と36歳になる大野智のバク転はお宝ものでしたね。二人とも人気にあぐらをかかないで、常に努力をしているところが素晴らしい!
- 今年はSMAP以外は派閥に関係なく競演出来て良かった!ファンじゃないと知らないような組合せユニットも面白かったデス。SMAPも出ればイイのに(笑)
- 今年は面白かった!近藤さん推しがなかったから?すばる、ジュニア時代のようなアイドル笑顔が久々でよかった
- 夢の2ショ企画、せめてトップ10くらい見たかったな~。放送時間が限られてるから仕方ないかもしれないけど、全グループで相当な人数いるのにトップ5しかやらないのはもったいなかった気がする
- 毎年見てた訳じゃないけど…、今年は盛りだくさんであっという間の1時間だった。そして、カウントダウンTVでのSMAPライブも良かったね
- 嵐の生歌聴けてよかった!そこまで下手じゃないんだから常に生歌にすればいいのに~
- 1時間じゃあ物足りないよ~せめて2時間は放送して欲しいな
- やっぱり派閥なんでないほうがいいんじゃないと感じた。ワチャワチャで楽しそうだしね
- 楽しかったよおお!!まさかの修二と彰も見れるなんて・・・今までで最高なカウントダウンでした!なんで去年紅白組全滅だったのかがすごく気になるな~。やろうと思えばできるんじゃん!来年以降は紅白組も出演して!
- 大人の事情を越えた、派閥を越えた共演が最高だった。次回以降もこれでやってほしいよ~
などのコメントが寄せられていました。
今年のカウコンは当初、近藤真彦さんが出演すると発表されていたものの、紅白で白組のトリを務める事が発表されて名前が消えており、ジャニーズのファンたちの間では話題になっていたのですが、近藤さんが出演しなかったことで多くのファンが楽しめる内容となっていたようですね。
今年記録した12.5%という数字ですが、同時間帯にNHKで放送されていた『ゆく年くる年』の22.6%、日本テレビ系で放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』の15.3%を下回っているものの、TBS系で放送の『CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ2015→2016』の第1部(23時45分~深夜1時)視聴率5.1%、テレビ朝日系の『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2015』の第4部(23時45分~深夜1時)視聴率7.3%、テレビ東京系の『東急ジルベスターコンサート』の2.0%を上回っています。
また、前回2013年に放送されたカウコンが記録した視聴率9.4%から3%以上も上昇しています。
今年は「初夢2ショット」という企画が行われファンの間で好評だったようですが、来年以降もこうしたファンが楽しめる企画をどんどん生み出していってほしいですね。