嵐のメンバー5人がデビュー日の11月3日に、東京グローブ座での記者会見をYouTubeでライブ配信し、全シングル曲+新曲の合計65曲をデジタル配信することや、来年5月に新国立競技場でコンサートを行うこと、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、微博(ウェイボー)、TikTok(ティックトック)の公式アカウントを開設したことなどを発表し、ファン等の間で大きな反響を呼んでいます。
嵐は3日午前11時半からの会見に先駆けて、各SNSの公式アカウントを公開し、会見ではメンバーがアカウント開設の理由について、「よりファンの皆さまに身近に感じてもらえるように。自分たちの活動をリアルタイムで見てほしい。今まで以上に距離を縮められることになればいいな」
と説明し、今後各アカウントは5人で運用していくそうで、「5人で1つなので、5人のことももちろん、それぞれのパーソナルがわかるようなことを考えているので、楽しみにしていただければ」
としています。
今後はメンバーそれぞれがプライベートなどで撮影の写真、動画投稿を予定しているそうですが、嵐は来年末をもって一度活動を休止することを発表しており、2021年以降はリーダーの大野智さんは芸能活動も休止、他のメンバー4人はソロ活動に力を入れていきます。
活動休止後に各SNSアカウントはどうなるのかも気になるところですが、SNS運用に期限を設けているのかとの質問に櫻井翔さんは、「決まってないです」と即答しており、現時点では不明ながら活動休止後もアカウントを残す可能性もあるようです。
そして、アカウント開設から1日が経過した4日11時半時点で、各SNSアカウントのフォロワー数を確認してみたところ、ツイッター(アカウントID:@arashi5official)が約145万人、インスタグラム(@arashi_5_official)が約172万人、TikTok(同)は約59万人、ウェイボー(@arashi_5)は約15万人となっており、世界各国の嵐ファンたちがフォローを行っています。
また、10月から動画投稿を開始した公式YouTubeチャンネルの登録者数も伸び続けており、現時点での登録者は214万人で、すでに国内のランキングではTOP50入りをしています。
YouTubeを含めて各アカウントでは、3日にリリースしたデジタルシングルの新曲『Turning Up』のミュージックビデオを公開しており、再生回数はすでに330万回を突破しています。
ジャニーズのタレントが複数のSNSアカウントを開設するのは史上初ということから非常に大きな話題になっており、ファンの反応を見てみると、
- 嵐ツイッターやったり音楽配信したりするとか最高かよ
- 嵐がTikTokとかやば!!!!
- 令和にアップデートされた感がすごい
- 嵐Twitter開設とかヤバい デジタルだな~凄いな 時代が変わったな
- 嵐がTwitterとインスタ開設しててマジで地球まわりすぎでしょ、、、
- TikTok無縁なものだと思ってたのに。嵐が始めるなら入れるしかないやん
- すこしパニックwYouTubeができ。YouTube生配信をしてそしたらTwitterが開設、そしてインスタ開設。嵐…がすぐ側に
- 嵐さんがYouTube開設したり生配信とかTwitter垢とか、TikTok とか、、時代についていけない、笑
- 「いろんな形でみんなの近くに行けたら」っていう潤くんの言葉思い出して泣いてる……
YouTubeやTwitterの開設でより嵐を身近に感じる事ができる幸せが来るなんて夢にも思わなかった
などと、突然のSNS解禁に困惑しながらも喜びの声が多く上がっています。
その一方では、
- なんでもかんでも、SNSでっていうのは危険な気がするなぁ
- 一体、どうしたいんだろう?活動休止するのに。
- 最後に稼がせる気が見えすぎて怖いな
- 嬉しいけど、大野くんがしっかり休めますように。そこはお願いします。じゃないと活動休止の意味がない
- 嵐がTikTok?リアルのアイドルで嵐だけはずっと好きだったのに、これは失望した
- ジャニーさんが亡くなられてからの変化なのか、ジャニーさんが残した方針なのか判らないけれどチャレンジだよねぇ…
なりすましやら、乗っ取りやら芸人と比べ物にならんくらいに気を付けないと - 活動休止するのに開設?…これは、ファンのためではなく、何かお金のにおいしかしない。
- 今となれば、不特定多数へのSNS解禁しない方がプレミア感あると思うけど。
もしくはもっと前に解禁すべきだったね。なんかすべてが時代遅れ。
などと、否定的な声も上がっており賛否両論となっています。
嵐は現時点でファンクラブ会員数が現時点で約290万人と、ジャニーズ事務所の中ではダントツトップの数字で、2番目に多いジャニーズJr.のファンクラブが約84万人、関ジャニ∞は約70万人、Hey! Say! JUMPが約60万人、KinKi Kidsが約51万人、King & Princeが約50万人となっており、嵐の人気の高さがうかがえます。
そうしたことからジャニーズ事務所としては、嵐のグループ活動が停止する前に様々な活動を展開してファンを喜ばせ、より多くの収益を得ようとするのは当然かと思いますが、メンバーの負担もその分増えることになるため少し心配ですね。
嵐はデビュー20周年を記念して昨年11月から5大ドームツアーをスタートさせ、今年12月まで50公演以上を行うほか、来年には新国立競技場や中国・北京でコンサート、東京2020オリンピック・パラリンピックではNHKのスペシャルナビゲーターを務め、すでにNHKの様々な関連番組に出演しており、東京五輪開幕後には競技場やNHKの特設スタジオなどで大会の模様を伝える役割を担います。
今後も年末、年明けにかけてかなりのハードスケジュールが続くとみられ、そうした中で各SNSアカウントの開設にファンからは喜びの反面、心配の声なども上がっていますが、無理のない範囲でSNS更新は続けていってもらいたいですし、メンバーが実際に更新をしていくのかは定かではないものの、炎上などには気を付けてほしいですね。