オリコンの週刊エンターテインメント情報誌『オリ★スタ』が2004年より毎年行っている恒例企画「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」で、ジャニーズの人気アイドルグループ・嵐が6年連続6回目の総合1位を獲得したことがわかりました。
嵐は2010年より1位を獲得しており、自身が持つ連覇記録をさらに更新しました。
ちなみに、過去には宇多田ヒカルさん、aikoさん、“ミスチル”ことMr.Childrenが総合1位を獲得しています。
<↓の画像は、『音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング』歴代1位アーティスト>
嵐は今回総合1位となりましたが、10~20代の総合、女性総合、10~40代女性の全14部門中7部門で1位を獲得し、総合と部門別を合わせた計8部門制覇(同ランキングの最多獲得記録)に関しても6年連続となっており、幅広く支持され圧倒的な人気を誇っていることが分かります。
嵐を好きな理由として、「CMやドラマの主題歌に使われてヒットした曲が多く自然にノれる」「歌が歌いやすいし、歌詞がいいから」と曲を評価する声のほか、「5人の雰囲気が温かくて、仲の良さが伝わってくる」「カワいらしいところもあるし、カッコイイところもある。見ていて飽きない」など、メンバー同士が仲が良いことやヴィジュアル面を評価する声が上がっています。
そして、この結果に対して嵐のメンバーが感謝と喜びのコメントを寄せており、
リーダーの大野智さんは、「同世代だけじゃなく、僕らがデビューした頃に生まれたような10代の人たちが、これだけ僕らを見てくれてるのが嬉しいです」
相葉雅紀さんは、「アンケートに答えてくれるだけでもすごいことなのに、“嵐のどこが好きか”ということを、ここまで語ってくださることが嬉しいです」
二宮和也さんは、「“コンサートが楽しい”と言ってくれた40代の男性、僕らの個性について触れてくれた10代の人。とてもありがたいことだと思います」
櫻井翔さんは、「自分たちのことを見ていてくれて、反応してくれる人がいるのは、やっている側としては嬉しいですし、本当にありがたいですね」
嵐が6年連続で総合1位を獲得しましたが、2位には昨年に引き続きMr.Childrenがランクインし、3位にはいきものがかりが昨年4位からアップして2年ぶりにTOP3、4位にはB’z、5位は宇多田ヒカルさん、6位にはゆず、7位にはaikoさん、8位には昨年の11位からアップして“ドリカム”ことDREAMS COME TRUE、9位にはBUMP OF CHICKEN、10位にはSMAPがランクインしています。
<↓の画像は、『好きなアーティストランキング2015』の総合ランキング結果>
<↓の画像は、世代別のランキング結果>
これに対してネット上では、
- ジャニーズなら嵐よりTOKIOが好きだなー。彼らの方がアーティストっぽい
- 『音楽ファン』っていうカテゴリが怪しい。。。投票した人たちが、音楽ファンでなくて嵐ファンなんじゃないか?
- くくりがアイドルなら分かるけど、アーティストって響きに凄い違和感あるんですけど…
- どんなに公正なやり方をしているつもりでも、出て来る結果が少しでも『ン?』と思うようなら、選び方を見直した方が良いと思う
- 好きなアイドルと好きなアーティストはわけてほしいわ
- 嵐ファンだけど、アーティストってところに違和感を感じる…。アイドルだよね、彼らは。
など、嵐が1位を獲得したことや、アーティストとして括られていることに対し違和感を抱いている方が多いようで、批判的なコメントが多く寄せられており、それとは別にミリオンセラーを連発しているAKB48が総合ランキング16位と低く、年代別のTOP10にもランクインしていないことから、「AKB48はどの年代のトップ10にも入ってないのに、CDはミリオン突破するとかファンは頑張ってるんですね」「AKBのCDがミリオンセラーなのは一部のヲタだけに人気だと証明されたな」といった皮肉コメントもありました。
嵐は今年9月に、宮城県のひとめぼれスタジアム宮城にて東日本大震災復興支援コンサート『Arashi Blast in Miyagi』を開催し、4日間の公演で20万人以上を動員しており、シングルも3枚リリースしていずれもオリコンチャートで1位を獲得、11月から12月にかけては4年連続7回目となる5大ドームツアーを開催し、国内でトップクラスの人気を誇るグループではあるのですが、嵐はあくまでもアイドルでアーティストではないと多くの方が認識しており、今後はアイドルとは別けた方がいいのかもしれないですね。