昨年結成20周年を迎えたコンビ『プラス・マイナス』のツッコミ担当・岩橋良昌さん(45)との契約解消を吉本興業が発表し、続いて相方・兼光タカシさん(本名=兼光貴史 45歳)が23日にコンビ解散を正式発表しました。
これに対して岩橋良昌さんはX(旧ツイッター)で吉本興業に対する不満や怒りをぶち撒け、さらに「俺をエアガンで撃った人」として名指しした女優・真木よう子さん(41)への攻撃も続けており、ネット上で物議を醸しています。
吉本興業は【プラス・マイナス 岩橋良昌 契約解消のご報告】と題して、22日をもって岩橋良昌さんとのマネージメント契約を解消したことを報告しています。
契約解消の経緯と理由については、「X(旧Twitter)等のSNSにおいて、関係者の名誉を毀損する不適切な投稿行為や配信が認められたことから、当社はマネジメント会社として、その都度面談のうえで注意指導を繰り返し実施してまいりました。当社は2月21日(水)にも岩橋と面談いたしましたが、その直後に当社からの注意、要請に反する投稿を行うに至ったことから、これ以上のマネジメント契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました。」
と説明しています。
続けて、「一方的にお名前を出された方々に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。」「ファンの皆様、関係各位に大変なご迷惑をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。」
と謝罪し、今後予定していた岩橋良昌さん個人とプラス・マイナスの活動に関しては、公式サイト等で報告するとしています。
<↓の画像左が兼光タカシさん、右が岩橋良昌さんの写真>
この発表を受けて兼光タカシさんは23日に自身のXに文章を投稿し、「21日をもちまして、プラス・マイナスを解散する事になりました」と解散を発表した上で、「あまりにも急で驚かれてる方も多いと思いますが、僕も寝耳に水といった感じです。応援して下さった方々、関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことと思います。お詫び申し上げます。21年間プラス・マイナスを支えて頂き、本当にありがとうございました。ライブを楽しみにしていた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
と、ファンや関係者に謝罪と感謝の言葉を綴っています。
今後については「吉本で兼光タカシとしてピンで活動させて頂きます」と報告しています。
<↓の画像が、兼光タカシさんのコメント全文の写真>
岩橋良昌さんが吉本興業を“クビ”、さらコンビも解散となった発端は、岩橋さんが1月にXで、某番組制作会社の社長でプロデューサー・演出家からのパワハラ被害などを暴露したことでした。
この投稿を吉本興業サイドが問題視し、岩橋良昌さんは藤原寛副社長と面談し説得され、渋々納得した上で一連のパワハラ暴露投稿を削除したと報告していました。
しかし、それから1ヶ月も経たないうちに、「あの時俺をエアガンで撃った真木よう子と平成JUMPの中島! 俺んとこに謝りに来い!!!!」「マンションで撃たれたんだよ、何発も 真木よう子は目が座ってて、中島はヘラヘラしてたわ 初対面やぞ? 俺歳上で多分先輩やぞ?売れてないとゴミ扱いされる世界」
と、過去にプライベートで真木よう子さんとHey! Say! JUMP・中島裕翔さんからエアガンで撃たれたと主張しました。
その後トラブルの経緯を説明し、「宮川大輔さんに呼ばれて都内のマンションに行ったの。場所は覚えてない。部屋には真木よう子、中島、そして俳優の荒川良々さん、平成JUMPの有岡くんと高木くんもいた。その3人はめっちゃええ人。突然真木よう子が俺をエアガンで何発も撃ちだしそれに中島も続いた。この2人をTVで観る度イライラする」
と綴っていました。
<↓の画像が、プラス・マイナス岩橋良昌さんのX投稿写真>
この投稿が大きな波紋を広げ、ネット上で炎上騒動に発展する中で、岩橋良昌さんは21日夜にXで、吉本興業から活動休止やSNS使用禁止を告げられたことで、自ら芸人引退とコンビ解散を決意したと明かしました。
こうした経緯から、吉本興業が“契約解除”と発表したことに対して岩橋良昌さんはXで、「俺が辞めるって言ったのに 契約解除って汚ねぇ会社だよ」「は?面談したの2回だけやろ なんで嘘つくの? 何回も何回も面談しても言うこと聞かんかったみたな書き方やめてくれる? それこそ名誉毀損やわ 一方的にエアガンで撃たれたのめちゃくちゃ迷惑ですけど? 自分の会社守ることだけやん」
などと綴り、吉本興業を非難しています。
<↓の画像が、プラス・マイナス岩橋良昌さんのX投稿写真>
さらに、2012年2月に『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のコーナー「やべっち寿司」の収録中にバランスを崩して転倒し、「左ひざ前十字靭帯損傷と左ひざ内側副靭帯損傷」の大ケガを負った時のことを振り返り、「めちゃイケで江頭さんと絡んで前十字靭帯断裂の大怪我して、いきなり入院、手術、リハビリ生活余儀なくされましたよね? それを岩橋が太りすぎて1人で勝手に転んで怪我したって事にして発表したのは何故なんですか? 僕はそれに対して自分の事だし嘘だし難色を示しましたよね? じゃあ、フジテレビさんとは今後も仕事でお世話になるからここはその理由を受け入れときましょうって言いましたよね? それおかしくないですか? その後、そっち側が作った文を僕の言葉として発信させましたよね? 『太りすぎて転けて怪我しちゃいました ダイエットします』 これ僕の言葉じゃないですよね? 何を揉み消したかったんですか? 若手芸人の僕には到底知る由もない大人の事情ですか? 僕の怪我の前にずんのやすさんがフジテレビの番組で大怪我をされたと聞きました。フジテレビからの圧力ですか? 忖度ですか?」
と、新たな暴露攻撃を仕掛けています。
また、真木よう子さんがTikTokでのライブ配信などで、岩橋良昌さんの発言をキッパリと否定したことに対しても反論し、泥仕合の様相を呈しています。
真木よう子さんはTikTokライブで、岩橋良昌さんの名前は出さずに騒動について初言及し、「エアガンやってねぇってんだよ」「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ~ すごくない? どこで買うん?っていう」「みなさん、慧眼(けいがん)の持ち主って知ってますか? そういう人から見れば、何が本当で何が嘘なのか、すぐにわかります」
などと語り、岩橋さんの主張をキッパリと否定しました。
他にも、「中島さんとか宮川さんとかと、何回か一緒にお酒を飲んだことありますけど、人を傷つける人ではないんでね」
などと語り、岩橋良昌さんが名前を挙げた宮川大輔さんと中島裕翔さんのことを擁護しています。
そして、「私も精神的に弱い人間なんで。色んな精神疾患、病気を経てきたんで、早く治ることを願ってます。別に何も攻撃もしません」「名誉毀損とかでその人をもっと追い詰めることって、私はしたくないんで。ちゃんとその人が自分の本当の姿に戻れるまで、応援していきたいと思いますね」
などと語っています。
真木よう子さんの発言を受けて岩橋良昌さんはXで、「はい皆さーん これが嘘ついてる人間の顔ですよー 俺が初対面のあなたにエアガンで撃たれたって嘘つくメリットどこにあんの? それ頭おかしすぎるやん あなた泥酔してたみたいですけど、酔ってて覚えてませんは通用しませんからね」
と反論しています。
<↓の画像が、岩橋良昌さんの反論投稿写真>
さらに、真木よう子さんがインスタグラムで、エアガンで撃ったのは事実?と一般ユーザーに問われ、「私は撮影以外でエアガンを見たこともないし、あの芸人さんも会った事ありません。重度の精神疾患の方だという事は把握してます」
とコメントしたことに対しても噛みついてます。
<↓の画像は、真木よう子さんがインスタグラムに投稿のコメント写真>
岩橋良昌さんはXで、「やばっ 笑けるわもう こっちを精神疾患扱いで終わらせんといてくれる?関係ないから あんたや、やばいのは だいぶ呑んでたもんなぁ 覚えてないでこれ 人にエアガン撃ったん覚えてないのが1番やばい 酒は理由にならん ビリビリに破られた俺のTシャツ、ベッドで寝てるあんたにかけて皆で帰ったわ」「そのTシャツはストゥシーの白や!そこまで覚えてるわ!!」
などと反論しています。
<↓の画像が、プラス・マイナス岩橋良昌さんのX投稿写真>
こうした岩橋良昌さんの反論投稿などを受けてネット上では、
- 無敵の人のようなあのツイートの荒ぶり方。契約解消も仕方がない
- 仕方ないことだとしても、残念。こういう人を守れる事務所であってほしかった。
- 周り全員敵に見えるみたいな状態だったら、誰が何を言っても聞く耳持たないだろうし、何とかしようにもやりようがない
- 吉本は事実か判断しないと、、内容の真実を明らかにしてほしい。 岩橋さんのが事実なら被害者ですよ! 所属芸人を守るべきでは?
- このようなことをSNSでやり合うのは良くないね。当人どうしで直接やれよと思う
- 事務所を辞めてますます歯止めが利かなくなりそうだな もはや怖いものなしで、この様子では知ってることすべて暴露するんじゃないの
- 岩橋さんは被害を主張しているんだったら、まずは真木よう子さんに直接謝罪を求めるべきなんじゃないの?
それをせずにいきなり炎上必至の投稿をするなんて思慮が足りないと思う。 - Tシャツもビリビリにされてそのブランドと色も書き込んでて生々しい、一度吉本も調べるくらいのことしてやれば良かったんじゃん 宮川大輔が呼び出したことで起きたことなんだし。浜田の番組の制作会社社長のパワハラの件も沈黙だし
などの声が上がっています。
岩橋良昌さんは番組制作会社社長からのパワハラ被害、真木よう子さんや中島裕翔さんからエアガンで撃たれるという“暴行”被害を訴え、これらの主張が事実であれば非常に大きな問題ですし、吉本興業側も親身になって訴えを聞き、単に口封じをするのではなく出来る限りの対応をしてあげても良かったのではないかとも思う一方で、岩橋さんは事務所の言う事を聞かずに暴走を続けていただけに、こうした最悪の結末を迎えたのは仕方がないとも思います。
真木よう子さんとのバトルについては、真木さんは岩橋良昌さんの主張をキッパリと否定し、会ったこともないと主張していますが、真木さんは当時かなり酒に酔った状態だったということや、中島裕翔さん等はサバイバルゲーム好きであることを公言していること、そして何よりも岩橋さんがウソをついても何もメリットがないことで、岩橋さんの告発を支持する声が多くみられます。
また、真木よう子さんが「強迫性障害」を抱えている岩橋良昌さんについて、「重度の精神疾患の方」とインスタグラムに記したことによって、ネット上では真木さんの発言は精神疾患患者を差別、侮辱するものとしてバッシングの嵐となっており、また新たな炎上騒動に発展しています。
そうした中で岩橋良昌さんは昨年の離婚に続いて吉本興業も辞め、家族も仕事も失ったことで“無敵の人”状態となり、事態はさらに悪化していきそうな雰囲気が漂っていますが、果たして今後どういった展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいところです。