俳優・岡本健一さん(50)の長男で、現在アメリカに留学中の『Hey! Say! JUMP』のメンバー・岡本圭人さん(おかもと・けいと 27歳)が、新型コロナウイルスの影響でグループ復帰のタイミングが遅れる可能性が出てきているようです。
28日発売の週刊誌『週刊女性』によれば、2018年9月からアメリカ・ニューヨークの演劇学校『アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(The American Academy of Dramatic Arts)』に留学した岡本圭人さんは、予定であれば今年9月までに帰国しグループ復帰する予定だったものの、年内いっぱいは帰国できない可能性があるといいます。
岡本圭人さんが通っている学校は2年制で今年卒業する予定でしたが、ニューヨークでは新型コロナウイルスの感染拡大によって、3月22日から自宅待機令が出されてロックダウン(都市封鎖)となり、期間は当初4月末までの予定だったものの、5月15日まで延長することが決まりました。
アメリカの中でもニューヨーク州が特に深刻な状況にあり、23日までの累計感染者数は26万人を突破、死者数は1.6万人を超えています。
アメリカでは抗体検査も行われており、州内で3000人を対象に行なった検査では13.9%が陽性だったことから、州内だけで新型コロナウイルス感染者は270万人(ニューヨーク州の人口は1950万人、ニューヨーク市は860万人)に上る可能性があるとされています。
こうした状況にあるためニューヨーク州では基本的に外出は出来ず、岡本圭人さんが通っていた演劇学校も全授業が中止となり、4月に予定していた卒業式や6月に予定の卒業公演が延期になったと学校関係者は語っています。
同関係者はさらに、「卒業公演は、現地のマスコミや舞台関係者も見に来る重要なイベントです。そんな一大イベントが延期になり、学生はショックを受けていますよ。外出制限は5月15日までですが、学生からは『この状況は6月末まで続くのではないか?』という声も出ています。コロナが終息する見通しがつかないので、岡本くんの帰国が延びる可能性は高いです」
としています。
卒業公演には参加せずに、帰国することは出来ないのかについて岡本圭人さんの知人は、「岡本さんは2年間の留学の集大成である卒業公演に並々ならぬ思いを持っています。この公演で評価されれば、今後の彼の仕事にも繋がるかもしれませんからね。内心、『帰国が遅くなっても、現地で結果を残したい』という思いなのでは」
と証言しています。
また、最近の岡本圭人さんの様子について同知人は、「体調を崩すこともなく、元気にやっているそうです。最初はろくに外出もできず、ストレスを感じていたみたいですが、最近は落ち着いています。本を読んで勉強したり、ギターの練習をするなど、今の自分にできることを精一杯やっていますよ」
と明かしています。
岡本圭人さんは、ジャニーズ事務所の有料公式サイト『Johnny’s web』内の個人ブログ「けいとのひとりごと」でファンに近況報告をしており、4月24日の更新では、「今週には卒業をしている予定ですが、まだ時期は分からないのですが、延期になってしまいました。」と、新型コロナウイルスによって卒業式が延期になったことや、今も健康で元気だと綴っていたようです。
卒業目前でこのような状況になり、Hey! Say! JUMPへの復帰が延期になってしまうのはファンにとっても非常に残念なことだと思います。
しかし、アメリカだけでなく日本でも新型コロナウイルスの感染拡大が続き、ジャニーズの各グループも複数のコンサートなどが中止や延期を余儀なくされ、活動がほとんど出来ない状態になっています。
そのため、日本への帰国を焦る必要も無いかと思いますし、岡本圭人さん自身も一大イベントの卒業公演には並々ならぬ思いがあるとのことから、集大成となる卒業公演にも参加し、現地でも絶賛されるような演技を是非とも披露してほしいです。
そして、帰国後には留学中に得た経験を活かし、グループ活動だけでなくソロでも活躍する姿をファンに見せてほしいですね。