演劇学校を卒業後もアメリカ留学を続けている『Hey! Say! JUMP』のメンバー・岡本圭人さん(おかもと・けいと 27歳)が、父親で俳優・歌手の岡本健一さん(51)が社長を務める塗装会社『O』の取締役に就任したことを19日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
『週刊女性』の記事では芸能プロダクション関係者が、「(岡本健一さんが)昨年9月下旬に、東京都内にある塗装会社『O』の代表取締役に就任したんです。この会社はもともと健一さんのお父さんが経営していましたが、昨年社長を交代。同じタイミングで圭人さんも取締役になっているんですよ。」
と明かしています。
また、現在留学中で芸能活動も休止している岡本圭人さんが、塗装会社『O』の取締役に就任した理由について岡本健一さんの知人は、「圭人さんの仕事をサポートするためです。彼は舞台オーディションを受けるなど、現地で芸能活動をしていますが、ジャニーズ事務所には具体的に何をするのか、いつまで滞在するかなど、細かい説明はないまま。事務所としては彼の活動を上手くコントロールできていないみたい。見かねた健一さんが自分の会社で面倒を見ることにしたそうです」
と説明しています。
知人はさらに、「ジャニーズ事務所はタレントの副業を禁止しています。岡本さん親子がこの会社で収益を得れば、副業にあたる可能性は十分あるでしょう」
と指摘し、今後事務所から問題視される可能性もあるとしています。
そして、『週刊女性』の取材班はジャニーズ事務所に対して、岡本健一さんが会社の代表に就任したことや、岡本圭人さんもその会社で取締役を務めるに至った経緯、これらは副業にあたらないのか問い合わせたところ、「タレントのプライベシーに関する事項ですので、詳細の回答は差し控えますが、ご質問の会社に関して、当社は以前から報告を受けておりますところ、副業にはあたらないと判断いたしております。よって、処分などの予定は全くございません」
との回答があったそうです。
過去には、元KAT-TUN・田中聖さんが兄とともに東京・西麻布で会員制バー『CROSS ROAD』を経営しており、そうした副業などが問題視されたことで2013年9月末をもって契約解除されました。
その後2014年には『フライデー』によって、関ジャニ∞・村上信五さんの母親・眞弓さんが代表を務める不動産会社『WFM』の取締役に村上さんが就任していたことや、同社が違法増築トラブル等を起こしていたことが報じられ、一時騒動に発展しました。
村上信五さんはその後、不動産会社のトラブルに関しては解決へ向かっていることや、同社の取締役だったのは最初だけで、現在は取締役ではなく経営にも一切関与していないと説明し、特に処分を受けることなく活動を続けています。
この他にも、元NEWS・手越祐也さんが東京・六本木に会員制ダーツバーを開店していたとの情報を『週刊文春』に報じられたり、TOKIO・長瀬智也さんが衣装等でも着用しているファッションブランド『CHALLENGER(チャレンジャー)』の実質オーナーだと『週刊女性』に報じられるなどしています。
そして、また新たに岡本健一さんが塗装会社『O』の社長となり、岡本圭人さんが取締役に就任していたことが『週刊女性』の報道で判明したわけですが、ジャニーズ事務所側にもそれを伝え、問題なしと判断されているのであれば、取り立てて騒ぐほどのことでもなさそうですね。
ただ、『週刊女性』の記事では知人が「事務所としては彼の活動を上手くコントロールできていない」「見かねた健一さんが自分の会社で面倒を見ることにした」と語っており、これがもし事実だとすると今後が不安になりますね。
岡本圭人さんはアメリカ留学中も、ジャニーズの公式モバイルサイト内の連載『KEITOpinion ~けいとのひとりごと』の更新は続けており、昨年11月の投稿では、「やっぱり心の底にはHey! Say! JUMPがいて、Hey! Say! JUMPを愛したり、支えてくれている人達がいて……」「Hey! Say! JUMPが大好きです」などとグループやファンへの思いを綴り、一方のHey! Say! JUMPのメンバーたちは冠番組内で岡本さんの名前を出すなどしており、これに対してファンからは歓喜の声が上がっていましたが、岡本さんがいつ帰国してグループに復帰するとのアナウンスは一切ありません。
そのため、岡本圭人さんの今後を心配する声も少なくないのですが、今後また日本でHey! Say! JUMPのメンバーとして活動する姿を見せてほしいですし、舞台などで留学の成果をファンに披露する日が来ることに期待したいですね。