各局で10月期のドラマがスタートする中で、来年1月期のドラマの発表も続々と行われていますが、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん(24)の主演ドラマが決まったという情報が新たに出てきています。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によると、山田涼介さんの主演ドラマが放送されるのは、ジャニーズのドラマ枠といっても過言ではない日本テレビの土曜ドラマ枠（土曜22時）とのことです。
土曜ドラマ枠では4月期に、KAT-TUN・亀梨和也さんと“山P”こと山下智久さんが共演の『ボク、運命の人です。』、7月期には関ジャニ∞・錦戸亮さん、Hey! Say! JUMPの薮宏太さん出演の『ウチの夫は仕事ができない』、10月期は嵐・櫻井翔さん主演の『先に生まれただけの僕』が放送されています。
＜現在放送中の嵐・櫻井翔さん主演『先に生まれただけの僕』＞
これに続いて、山田涼介さんが来年1月期放送の作品で主演を務めるそうなのですが、ジャニーズタレントを4期連続で主演に据えている背景には、ジャニーズ事務所による日本テレビの支配があるとしています。
日本テレビ系の土曜ドラマ枠は、KinKi Kidsの堂本剛さんが主演で1995年7月期に放送された『金田一少年の事件簿』以降、ジャニーズタレントを主演に起用した作品を数多く制作してきました。
そうしたことから、以前よりジャニーズとの密接な関係は誰の目にも明らかだったのですが、今年4月からは土曜ドラマ枠がこれまでの土曜21時から22時台に移動し、22時台に放送されていた嵐の冠番組『嵐にしやがれ』が21時台に移動となりました。
この移動は、視聴率が伸び悩んでいた『嵐にしやがれ』の視聴率を上げることが目標で、『サイゾーウーマン』によるとジャニーズ事務所が日本テレビに頼み込んで実現させ、その見返りとして「ジャニーズは土曜ドラマに自社タレントを主演させることを日テレに申し出たといいます」とスポーツ紙の記者が語っています。
そして、2番組の枠を交換したことによって『嵐にしやがれ』は確かに数字がアップしているのですが、一方の土曜ドラマについては視聴率が低迷しています。。
今年1月期に放送された枠移動前の堤真一さん主演『スーパーサラリーマン左江内氏』は、初回12.9％、全10話の期間平均視聴率は9.5％。
枠移動後1発目の4月期放送『ボク、運命の人です。』は、亀梨和也さんと山下智久さんが2005年10月期放送『野ブタ。をプロデュース』以来12年ぶりのドラマ共演で注目を集め、初回12.0％、全10話の期間平均視聴率も9.5％と、枠移動前と同じ数字となっていました。
しかし、7月期放送の『ウチの夫は仕事ができない』は、初回11.2％、全10話の期間平均視聴率8.7％。
10月期放送の櫻井翔さん主演『先に生まれただけの僕』は、初回10.1％、第2話7.5％、第3話10.5％となっており、第2話の数字から早くも黄色信号が灯り、前期よりもさらに数字が落ちるのではないかと不安視されています。
そうした中で、来年1月期にはHey! Say! JUMPの中心メンバーである山田涼介さん主演の作品が放送されるとのことなのですが、ヒロインは波瑠さん(26)に決定しているようです。
＜↓の画像が、波瑠さんの写真＞
波瑠さんは2015年後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）『あさが来た』でヒロインを務め、終了後すぐの昨年4月期に土曜ドラマ枠で放送の嵐・大野智さん主演『世界一難しい恋』に出演。
このドラマは視聴者から高く評価され、初回は12.8％、最終回で自己最高の16.6％を記録し、全10話の期間平均視聴率は12.9％と好記録を残しました。
一方の主演を務める山田涼介さんは、昨年10月期放送の月9ドラマ『カインとアベル』（フジテレビ系 月曜21時）で主演し、初回は8.8％、全10話の期間平均視聴率は8.2％で当時の月9ワースト視聴率を更新しました。
また、2014年7月期に土曜ドラマ枠で放送の『金田一少年の事件簿N（neo）』で主演したものの、全9話の期間平均視聴率は10.5％と2ケタギリギリで、主演を務めた連続ドラマで良い結果を残せていないのが気になるところですね。
山田涼介さんは、12月1日から公開予定の実写映画『鋼の錬金術師』でも主演を務めているのですが、前売り券の売れ行きがかなり悪いという情報があり、大コケの可能性もあると言われています。
来年1月期の土曜ドラマでもし主演を務めるのであれば、直前に公開される『鋼の錬金術師』の評価は多少なりとも関係してくるため、ドラマ放送に向けて良い流れを作りたいところだと思いますが、果たして両作品をヒットに導けるのかどうか注目したいところです。