元TOKIO・山口達也容疑者(48)が22日に酒気帯び状態で大型バイクを運転、追突事故を起こしたことで道路交通法違反（酒気帯び運転）容疑で現行犯逮捕され、TOKIOのメンバー・松岡昌宏さん(43)は大きなショックを受け、大荒れ状態だったと週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が報じています。
記事では関係者が、山口達也容疑者の事件が報じられた後の松岡昌宏さんの様子について、「行きつけの店で、酒を飲み、朝方まで荒れていたそうです。」と明かした上で、「単にまたお酒で問題を起こしたことに怒っているわけではありません。今回の逮捕で、再結成の計画が消えてしまったからです。実は、そのために奔走してきたのが、松岡と国分太一（46）の2人だったんです」
と語っています。
TOKIOは2018年に山口達也容疑者が脱退してから音楽活動を休止し、今年7月にはボーカル＆ギターを務める長瀬智也さんが来年3月末をもってジャニーズ事務所を退所、残るメンバー3人でジャニーズ内に『株式会社TOKIO』を設立し、来年4月から新たな活動をスタートさせることを発表しました。
関係者によれば、TOKIO再結成の布石として『株式会社TOKIO』を設立したといい、「ジャニーズの上層部は、残されたメンバーと協議し、山口を復帰させるために会社を作ることを認めたそうです。まず来年4月に城島、松岡、国分の3人がジャニーズからTOKIOに移籍。その後、山口がTOKIOと契約して合流。その1年後に、長瀬も合流してバンドのTOKIOを再結成するというシナリオでした。この青写真はジャニーズ事務所が描いたものですが、そのために動いたのが松岡と国分だったんです」「世間からの目を考えても、ジャニーズと山口の再契約はありえない。そこで関連会社を作り、ジャニーズに戻るわけではないことにしたかったのでしょう」
と説明しています。
長瀬智也さんのTOKIO脱退についても、「メンバー4人が残ったままで、山口だけが合流してくるのも見栄えが悪いと考えたのでしょう。長瀬もいったん事務所を離れることで、このままではTOKIOが消滅してしまうというファンの心配を煽り、再結成の声が高まったところで、山口を復帰させ、長瀬も帰ってくるという筋書きでした」
と明かしています。
しかし、山口達也容疑者が飲酒運転で逮捕されたことにより、5人が揃う計画が白紙になってしまったそうで、「残ったメンバーが地道に育ててきた計画だけに……松岡が荒れるのも当然でしょう。本当に残念です」と関係者は語っています。
デイリー新潮はこのように山口達也容疑者の逮捕によって、TOKIOの極秘計画が台無しになってしまったこと、松岡昌宏さんが大荒れ状態だったことを報じているのですが、これに対してネット上では、
- 記事の信憑性はわからんが、残りのメンバー4人の落胆や失望は容易に想像できるし、松岡が荒れてもおかしくない。
全然関係ない一般人の私でも「何してんだよ」って思うくらいなので。 - 松岡くんの気持ちは痛いほどにわかる。新会社まで用意して受け皿を作ったのに、当人の軽率な行いで全て水の泡になったんだから。当人にはしっかりと自分のした事を反省してもらいたい
- まぁ、松岡くんの気持ち考えたら……。一般人ですら悔しいやら悲しいやら複雑な気持ちなのに…家族のようにやって来たメンバーならもっと辛いし、言い知れない思いがあると思う。
- 厳しい事を言うのは、立ち直って欲しい、信じたいとの思いからだろうけど、自分より年上の50になる男がここまで情けないとキツイだろうな
- 『週刊ニュースリーダー』での「残念だが、人として終わってほしくない」。城島のこの言葉がすべてを語っているように思う。
山口の立ち直りを見守り、いずれは…という将来を考えて残されたメンバーは活動してきたのだろうけど、こんなことになってもう無理だ、せめて人として道を踏み外すことなく生きてくれることを願うだけだと言っているように感じた。 - 幼い頃から鉄腕DASHを観ていた。昨夜の番組では、外来魚を捕獲する企画をやっていた。
こういう企画こそ山口達也くんが活躍する場だったんだよなと、やはり残念な気持ちになった。残ったメンバーの無念さは計り知れないと思う。
などの声が上がっています。
TOKIOの中では長瀬智也さんに次いで若い松岡昌宏さんは、山口達也容疑者のことを「兄ぃ」と呼んで実の兄のように慕っており、2018年に強制わいせつ事件で書類送検された際にメンバー4人で行った会見では、「（山口容疑者に対して）最初に言ったのは、『（謝るのは）僕らじゃない』。当たり前のことですが『被害者の方に』と、『TOKIOのことは二の次三の次に考えてくれ』と言いました。それと、『正直あなたは病気です。自分の置かれている立場と今後のことにちゃんと向き合ってくれ。決してお酒は悪くない、悪いのは自分だ。その甘さと考えを改めてもらえない限り俺たちは何もできない。話すのはきっとそれからだ』と言いました」
などと語っていました。
＜↓の画像は、2018年の会見で涙を流した松岡昌宏さんの写真＞
また、山口達也容疑者がその前に1人で行った囲み謝罪会見で、「自分にまだ席があるならそこ（TOKIO）に帰りたい」などと語ったことに対して、「山口の、彼のあの甘ったれた意見はどこから出るんだろうと正直思いました。あの時の彼は、自分が“崖っぷち”ではなく、“崖の下に落ちている”ことに気づいていなかったのだと思います。そういった色んなことから出てくる、その根源はなんだろうと思いました。『俺にはTOKIOがある、TOKIOに帰る場所がある』、もしそういう気持ちが少しでも彼の中にもある、その甘えの根源がTOKIOだったとしたら、あくまで自分の意見ですけど、『そんなTOKIOは1日も早くなくしたほうが良い』と思います。僕がテレビを見てたらそうやって言う視聴者の1人になっていたと思います」
との思いも明かしていました。
松岡昌宏さんがこうした厳しい発言をしたのも、山口達也容疑者のことを慕い、信頼していたからこそだと思います。
松岡昌宏さんは『株式会社TOKIO』の設立発表後、自身のラジオ番組で山口達也容疑者について言及し、会社設立にあたって連絡したところ「俺も頑張るから、みんなそれぞれ頑張ってほしい」と言われたと明かしていたほか、「山口達也も、これから彼自身の道のりの中で新たなチャレンジをしていかなきゃいけない」「一生、TOKIOは5人。長瀬が脱退しても、この5人の繋がりが無くなることはない」
などと語っていました。
しかし、TOKIOがデビュー26周年を迎えた翌日の9月22日に、基準値を大幅に上回る酒気帯び状態で大型バイクを運転、事故まで起こして逮捕される事件が発生し、松岡昌宏さんが大荒れするのも当然かと思います。
ただ、TOKIOのメンバーは何があっても5人の絆、繋がりは今後も続けていくとしており、山口達也容疑者を完全に見放したわけではないと思います。
26日に生放送された情報番組『週刊ニュースリーダー』（テレビ朝日系）で城島茂さんは、「自分の番組で、一緒にやってきた元メンバーをこうやってお伝えしないといけないのは本当に辛い部分があります。驚きましたし、まさかという思いがありました。（中略）頑張っていた彼を知っていたし、残念な気持ちはありますが、人として終わってほしくない。今回のことを改めて受け止めて1歩ずつ、確実に未来に向かって、自分の明日に向かって進んでいってほしいというのが切なる願いです」
と語っています。
山口達也容疑者が起こした2度目の事件によって、今後また5人で活動する可能性は現状ゼロに等しいとみられ、それは残念ながら仕方がないことだと思います。
ですが、山口達也容疑者がこれから本気でアルコール依存状態から脱却できるよう努力を重ね、無事に社会復帰することが出来たら、状況が少しつづ変わっていくかもしれないので、周囲のサポートを受けながら少しずつでも良い方向へ進んでいってほしいです。